やりたいことを見つける!
IRプランナー
ビジネス・経営系の仕事

どんな
職種?株主らに投資情報を伝達し意見を企業に還元する架け橋役
IRとはインベスター・リレーションズの略で、株主や投資家など市場に的確な投資情報を提供する仕事。同時に、企業に外部から見た客観的な意見を取り入れ、経営に生かしていくという役割の面で、最近特に重要視されている仕事だ。IRは開示が義務付けられていないため、企業によって取り組み方が異なるが、やり方次第では株主からの大きな信用を得ることにつながる。資本市場や企業、情報開示やIRについての知識の保持を認定するNPO法人日本IRプランナーズ協会の「CIRP」資格は、有力資格の一つだ。
こんな人に
おすすめ!企業の全体像を把握する力や経営のセンスなどバランス感覚が求められる
企業の全体像を把握する力や経営のセンスなどバランス感覚に優れた人向けだ。株や為替などの資本市場をはじめ、政治や経済などに関する情報を把握し続ける必要がある。市場の動向を予測するスキルも求められる。投資家や株主、株式会社など、クライアントに応じて必要な情報を分かりやすく伝える能力も必要だ。
IRプランナーを目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:経営学、商学、ビジネス学など
- 採用試験 就職先:IRコンサルティング会社、一般企業など
- IRプランナー
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Point1
経営に関する知識や財務諸表を分析できるよう会計系の知識はあった方がいい。
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Point2
「CIRP(通称サープ)」と呼ばれるIRプランナーの資格を取得することで、IRプランナーの就職に有利に働く。コンサルティング会社や一般企業に勤務し、1年以上実務経験のある人のみが受けられる「CIRP-S」というIRプランナーS級の資格もある。