やりたいことを見つける!
染織作家・テキスタイル作家
デザイン・芸術・写真系の仕事

どんな
職種?染めと織りの技術を使って作品を生み出す芸術家
糸や布に色や絵柄を染め付ける染色技法や、糸を紡ぐ・織る織技法を用いて、伝統工芸作品あるいはアート作品として衣類をはじめとするテキスタイル作品を創作する作家。「友禅染」や「琉球びんがた」「西陣織」など、日本独特の染織技法を継承する役割を担う作家も多い。また、日本独特の染織技法に限らず、世界各国に伝わる技法やオリジナルの技法を用いて、糸や生地に色や模様をつけテキスタイルを作り上げたり、オリジナルの小物や雑貨を創作したり、繊維を使ったファイバーアートで独自の表現を追求する作家もいる。多くの作家は工房やアトリエを構え、日々、創作活動に励んでいる。個展を開いて作品を発表し、な高額で売買されるケースもある。
こんな人に
おすすめ!色彩感覚や芸術的センスと、根気強く技術を磨いていく姿勢
染織作家・テキスタイル作家が作った生地やテキスタイルは、それ自体が芸術作品として評価されるため、色彩感覚や芸術的センスに自信がある人に適している。また、一人前の染織作家・テキスタイル作家になるには、繊維素材や染料、染色・加工に関する専門知識と技術を身につけ、そのうえで独自の表現を模索する研鑽が必要となる。努力をいとわず、根気強く技術や表現を追求していく姿勢が求められる。
染織作家・テキスタイル作家を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:工芸学、デザイン、美術、服飾・被服学など
- 採用試験 就職先:染織工房、フリーランスなど
- 染織作家・テキスタイル作家
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Point1
関連する資格に、国家資格の「染色技能士」がある。試験を受けるには実務経験が必要なので、まずは工房などで経験を積んでからチャレンジしよう。
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Point2
染織作家・テキスタイル作家として独立し、生計を立てていくのは決して簡単なことではない。SNSなどで作品を発表したり、公募展などに応募して作品の評価を高めていこう。