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手描き職人

デザイン・芸術・写真系の仕事
手描き職人

どんな
職種?
着物などの生地に筆や刷毛を使って図柄を描く

着物、羽織などの和服などの生地に図柄や模様を、機械、型を使わずに筆や刷毛で直接描いて染め上げる職人。四季折々の花や鳥などを図柄にすることが多い。例えば、江戸時代に生まれた伝統的な手描き友禅は、図案作成から始まる多くの制作工程があり、今も伝統の手法を受け継いでいる。それぞれの工程別に分業で完成させる場合もあるが、全てを一人で行う場合もある。さまざまな顔料や染料を駆使し、着物に魂を吹き込んでいく表現力や画力が求められる。着物のほかにも、大漁旗や鯉のぼりを扱う手描き職人がいる。

こんな人に
おすすめ!
高い画力と表現力に加え、画料や染料に関する知識も必要

思い通りに筆を用いて描く手先の器用さと、自由な表現力が必要だ。やり直しがきかないため高い画力や勢いの良さも求められる。日本の伝統的な柄や色に関する知識があることも重要。また、デザインから色選び、染め上げまでを一人で行う場合もあるため、それぞれの工程に関する知識や技術があることが望ましい。

手描き職人を目指すなら

  • 高校
  • 大学・短大・専門学校 必要な学び:美術、工芸学、デザインなど
  • 採用試験 就職先:染物製造会社、友禅生産地、フリーランスなど
  • 手描き職人
  • Point1

    国家資格である「染色技能士」を取得することによって、染料に関する知識の証明ができるだろう。

  • Point2

    学校を卒業した後、手描き職人から直接指導を受け、技術を体得していくのが一般的だ。

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