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古地図研究家

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古地図研究家

どんな
職種?
さまざまな時代の古地図を独自の視点で研究・考察する

江戸時代中期、伊能忠敬による実測の日本地図から始まる歴史的資料である古地図。江戸、明治、昭和初期と残る古地図から、地理、文化、民俗学など多様な観点で、時代背景や新たな読み解きをするのが古地図研究家だ。絵地図、鳥瞰図、海図、地形図などの分類があり、戦前の世界地図なども注目度が高い。研究家には、大学教授や博物館の学芸員として専門的に研究するケースと、研究会などのコミュニティーを立ち上げて、自身が住む地域の古地図を中心にお互いの考察を披露し合うケースがある。

こんな人に
おすすめ!
古い地図を読み解く探究心にあふれ、歴史学や考古学も熟知している

古地図研究のために、歴史学や考古学、民俗学などの各分野の知識が求められる。実際に現地に出向いて聞き取り調査を行うといったフィールドワークなどの研究手法を習得していることも重要である。古地図には絵図面や見取り図、縄張り、海図などさまざまな種類が残っているため、絵画や地形の歴史も学び、地図を読み解きたいという探求心のある人におすすめだ。

古地図研究家を目指すなら

  • 高校
  • 大学・短大 必要な学び:歴史学、考古学、地理学、美術など
  • 国家資格:学芸員
  • 採用試験 就職先:大学の教員、博物館の学芸員、教育委員会の学芸員など
  • 古地図研究家
  • Point1

    博物館で働く場合、学芸員の資格が必要。大学で博物館に関する科目を履修するか、文部科学省が行う資格認定試験に合格する必要がある。

  • Point2

    博物館や教育委員会の学芸員採用試験では、考古学や博物館学などの専門試験のほか、文化財調査に関する実技試験が実施される場合もある。

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