やりたいことを見つける!
校正者
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画系の仕事
どんな
職種?間違いを修正して読みやすく。あらゆる出版物に不可欠な仕事
新聞、本、雑誌、広告など印刷物の制作において、誤字や脱字、用語の間違いなどの訂正、また、印刷状態のチェックをする専門家。校正には、原稿と印刷物を照合して一字一句正確に校正する「文字校正」と、原稿を見ないで誤りや適切でない部分をチェックする「素読み」、色の出具合や版ずれなどを訂正する「色校正」がある。文字や言葉についての知識はもちろん、印刷技術やレイアウトに関する理解、間違いを見つけるための集中力や経験が必要。新聞社や出版社、印刷会社などに勤務するほか、フリーランサーの校正者として活動できる。
こんな人に
おすすめ!文字に対する高い集中力と注意力、それを支えるリサーチ力に優れている
膨大な量の文字をチェックするので、注意力や集中力が必要となる。さらに、原稿に事実誤認がないか確認する必要があることから、そのほかの書籍や辞典、インターネットなどで調べる情報収集能力もあることが望ましい。自分の知らない分野でも興味を持って調べられる人が求められる。
校正者を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:語学(日本語)、日本文学、文芸学、メディア学など
- 採用試験 就職先:出版社、新聞社、校正会社、印刷所など
- 校正者
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Point1
「校正技能検定」に合格しておくと就職の際に優遇されることがある。校正技能検定は日本エディタースクールが実施しており、初級、中級、上級がある。校正に関する数少ない資格でもある。
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Point2
出版社や印刷会社に就職し、校正部署に配属される以外に、中小の出版社などでは、編集者を兼ねることもあり、編集者として就職しても校正の職に進むことは可能である。