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地図制作者
マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画系の仕事
どんな
職種?誰もが読み取りやすい地図表現をデザインする
用途に合わせた地図表現を行う。小縮尺となることが多い地図では、適切かつ大幅な誇張や省略をしなければならない。そのため、数字上で縮尺を合わせるだけではなく、それぞれの川・山・鉄道などに最適なデザインが求められる。海岸線をとっても、岩石・砂浜・人工とその海岸の特徴は大きく異なるので表現も変化させる必要がある。航空写真などのデータから正確に地形の特徴を把握し、誰もが読み取りやすい地図に仕上げるデザイン力を発揮する。地図専門出版社やパンフレット制作会社などで活躍する。
こんな人に
おすすめ!依頼者のニーズを把握し、重要なデータを見極める力が重要
依頼主がどんな地図を必要としているかを正確に把握し、地形データを正しく表記する技術が必要だ。加えて、どのデータが重要であるかを見極めて、分かりやすいレイアウトや色、大きさなどを選定する調整能力とデザイン力が求められる。手描きの地図作製業務は減少傾向にあるため、パソコンや専用ソフトが扱えるレベルのパソコンスキルも必須条件になる。
地図制作者を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:デザイン、地理学など
- 採用試験 就職先:地図制作会社、フリーランスなど
- 地図制作者
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Point1
国土交通省・国土地理院が実施する「測量士」「測量士補」試験での合格や、一般財団法人日本地図センターと公益財団法人国土地理協会が共同で実施する地図地理検定で「地図地理力博士」の資格取得をしていれば、就職に有利になる場合がある。
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Point2
関係する資格の取得が可能な大学や専門学校を修了し、地図制作会社へ就職するのが一般的。資格は就職後に実務を重ねながら獲得することも可能である。