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いのちの電話相談員
福祉・介護系の仕事

どんな
職種?最後のとりでであるという誇りを胸に月2回、無報酬で悩みに寄り添う
自殺を考えている人からの電話を匿名で受け、悩みを聞いて心の支えとなる仕事。活動は原則として月2回。相談員に認定されるには、書類審査や面接などの手続きを経て、所定の養成課程を修了する必要がある。養成期間は各地域のいのちの電話団体で異なるが、基本的には2年間。1年目は座学とロールプレイング、2年目はインターン実習で共感力や聴く力を訓練する。完全無報酬のボランティアで、交通費および数万円の研修費用も全て自己負担だが、尊い人命を水際で救っているという誇りと使命感を持つことができる。
こんな人に
おすすめ!使命感が強く、相手の立場に立って本心をくみ取る傾聴力がある
相手の立場に立って本心をくみ取り、理解を示す姿勢が望まれる。相談者の話を冷静に傾聴する力に加えて、強い精神力が必要だ。また、丁寧な言葉遣いや、聞き取りやすい声のトーン、相談しやすさといった人柄も大事なポイントだ。困っている人の命を救う使命感とホスピタリティー精神が求められる。
いのちの電話相談員を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:心理学、福祉学、介護福祉、社会福祉、コミュニケーション学など
- 採用試験 就職先:各地域いのちの電話団体など
- いのちの電話相談員
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Point1
心理学や「臨床心理士」「学校心理士」などの資格や知識を持っておくと相談してきた方に対し、的確に相談に応じることができるだろう。
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Point2
地域別で電話団体の養成講座を1年半~2年受ける必要がある。その内容は電話研修、グループ研修、インターン実習などが行われる。