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プレス工
機械・電気・化学系の仕事

どんな
職種?金属板を加工・成型し工業製品のパーツや部品をつくる
プレス機械を使って、金属板などを加工したり成型したりする仕事。資材は鋼板のほか、繊維やプラスチックなどさまざまで、大きいものだと自動車のパーツ、小さいものだとカメラや腕時計の部品などをつくる。この技術はプレス加工と呼ばれ、工業製品の製造に幅広く利用されている。機械の操作やパーツの点検は正確さが求められるため、地道な作業と向き合える人が向いているだろう。また、必須資格ではないが、「プレス機械作業主任者」の国家資格が実務経験と高い技術の証明となる。
こんな人に
おすすめ!安全面に対する配慮や向上心を持ち続けることが重要
安全に配慮する必要があり、一つひとつの作業を丁寧に行える正確性が求められる。仕事が単調にならないよう、自身で向上心や目標を持って取り組める人に向いている仕事だ。板金加工時にプログラミングの作成や座標の算出などの工程があるため、細かい計算も正確に行えるきちょうめんさがあることが望ましい。
この職種の収入は?
平均月収29.43万円 [平成27年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)金属プレス工 参照]
プレス工を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:金属工学、機械工学など
- 採用試験 就職先:溶接工、機械板金工、建築板金工など
- プレス工
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Point1
板金加工法が学べる学科を設置している理工系の大学か、専門学校など、 プレス加工実習を行っている学校で基礎を学ぶのが一般的である。
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Point2
プレス工として5年以上の実務経験を積んだ後「プレス機械作業主任者」の資格を取得することで高いプレス技術の証明になる。