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入国警備官
公務員・政治・法律系の仕事

どんな
職種?法に違反した入国者を厳しく調査・監督
世界各国から多くの外国人が日本を訪れているが、中には犯罪を起こしたり不法就労を行うなど、法律に反する者も後を絶たない。このように、不法に入国・滞在している外国人を取り締まるのが、入国警備官の主な職務。仕事の内容は、入国審査官により違反者と認められた外国人の調査、摘発、収容、本国への送還まで広範囲にわたる。空港・港湾などに設置された各地方出入国在留管理局や各入国者収容所入国管理センターを拠点とし、数年単位で勤務先を異動するのが一般的。入国警備官には7つの階級があり、本人の努力次第で、上位の階級への昇進も可能だ。
こんな人に
おすすめ!日本の治安と秩序を守る強い意志や、外国人と向き合う体力・語学力が必要
法律の違反者を取り締まる仕事だけに、幅広い法の知識の他、正義感・責任感が求められる。外国人を相手に、英語以外にも中国語や韓国語など外国語の能力も求められる。早い段階から幅広い語学力を身に付けておくことも大切だ。さらに、早朝から深夜まで長時間勤務になることや、摘発の際に危険を伴うこともあるため、強靭な気力・体力を備えておくことが必要となる。
この職種は文系?理系?

入国警備官を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:語学(外国語)、法学、体育学、スポーツ学など
- 採用試験 就職先:法務省入国管理局
- 入国警備官
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Point1
入国警備官採用試験に合格後、地方入国管理官署で若干期間勤務したあと3カ月間の研修期間で武道や外国語、法律などを習得することになる。
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Point2
採用試験では、筋持久力や瞬発力が求められる上体起こしや立ち幅跳びなどの体力検査もある。日頃から、体を鍛えておくことが望ましい。