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国税専門官
公務員・政治・法律系の仕事
どんな
職種?脱税をリサーチ、摘発、告発する国税局・税務署の国家公務員
税金が正しく納められているかどうかを調査する仕事で、大きく分けて3つの職種がある。個人宅や企業へ出向き、正しい税金額が申告されているかを調べる国税調査。次に滞納分の請求や、払えない場合に財産の差し押さえをする国税徴収。また、脱税の証拠を洗い出して刑事告発する国税査察がある。大学卒業後、「税務職員採用試験」か「国税専門官採用試験」を経て税務署や国税局に勤務。税金に関わる法律を詳しく知り、時には懐疑の視点を持って社会を見渡し、徹底的に問題を追及する粘り強さも必要。キャリアを積むと海外赴任の道もある。
こんな人に
おすすめ!根気強い交渉力と国家運営に携わる使命感
国税の納税に関する不正を取り締まり正すため、強い正義感が求められる。また、正しいことをしっかり相手に伝えて理解してもらう交渉力も重要とされる。国税専門官は人事異動が頻繁に行われるため、新しい業務にも柔軟に対応できるように、常に自分の業務だけでなく税務署全体の業務内容について情報収集していることが重要だ。
国税専門官を目指すなら
- 高校
- 大学 必要な学び:法学、経済学など
- 採用試験 就職先:国税局
- 国税専門官
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Point1
税を取り扱うため、簿記や税法などの知識を習得しているとスムーズに実務をこなすことができる。税法のみならず、刑事法や会計制度などさまざまな分野に興味を持つことが大事である。
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Point2
採用後、社会人マナーや税知識習得のため、3カ月間の専門官基礎研修を受講する。実務経験と研修を経て国税調査官へ任用される。