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家具職人
建築・土木・インテリア系の仕事
どんな
職種?デザイナーの設計図を基に手作りを中心に家具を製作する
家具職人は家具デザイナーの設計図を基に木製の家具を製造する。近年は機械での大量生産が中心になっているが、機能性とデザイン性にこだわったオーダーメードを求める顧客も増えているため、熟練した職人が今後も必要だ。また、以前はデザインから製造までを一任していたケースが多く、少数ではあるが現在でもデザイナーを兼ねている職人もいる。家具職人には技能を測る国家資格「家具製作技能士」の1級と2級があり、必須資格ではないが、取得しておくと知識と技術の証明になるだろう。
こんな人に
おすすめ!手先の器用さと誤差を感じ取る感覚の鋭さが求められる。
木材を傷つけずに工具や機器を扱う手先の器用さや、木材や家具の誤差や変化を感じ取る感覚の鋭さが求められる。家具を作る技術だけでなく、依頼主がどのような家具を求めているのかを聞き出し、くみ取る力も必要だ。家具職人と家具デザイナーを兼務する場合には、インテリアデザインに関する知識やCADの操作技術があるといい。
この職種の収入は?
平均月収17.31万円 [平成27年賃金構造基本統計調査(厚生労働省)家具工 参照]
家具職人を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:インテリア、工芸学、住居学、デザインなど
- 採用試験 就職先:住宅メーカー、家具製作工場、工房など
- 家具職人
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Point1
木材加工の基礎を訓練校や学校で学んだ後、製造会社に就職するのが一般的だ。
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Point2
就職後、国家資格である「家具製作技能士」を取得することで、技術の証明をすることができる。