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衆議院・参議院事務局員
公務員・政治・法律系の仕事
どんな
職種?国会審議を裏方でサポートする国家公務員
衆議院・参議院での国会審議を裏方で支える国家公務員。仕事の内容は大きく3つに分かれ、会議のための資料作成や議事手続きの事務などを行う「会議運営」、議員からの依頼や議案の審査のために調査を行う「調査」、そして議員のさまざまな活動を事務面で補佐する「総務」といったもの。この他、会議の内容を速記したり、国会内の警務を担当する仕事もあり、業務内容によってそれぞれ異なる試験が設けられている。立法府の最前線の現場に立ち会うことができる稀有(けう)な職種だといえる。
こんな人に
おすすめ!繊細な仕事ぶりと集中力に加えてコミュニケーション能力も不可欠
裏方ではあるが、決してデスクワークばかりをしているわけではないのが衆議院・参議院事務局職員。むしろ国会審議をスムーズに進行させるために、さまざまな人々と積極的にコミュニケーションを図り、各々の意向を調整するのが実際の役割となる。同時に、法律の制定に関わる仕事だけに、決してミスが許されない場面も多々あり、繊細な仕事ぶりと集中力が求められる仕事でもある。
この職種は文系?理系?
衆議院・参議院事務局員を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:政治学、法学など
- 採用試験 就職先:衆議院事務局、参議院事務局
- 衆議院・参議院事務局員
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Point1
採用試験は衆・参それぞれの事務局で行われる。試験の難易度は業務内容によって異なるが、総合職の場合は国家公務員採用試験と同等レベル。
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Point2
例年の採用人数は、大卒総合職で10人弱、大卒一般職で20~30人といったところ。採用倍率が100倍を超えてしまうようなこともよくある。