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穀物検査員
公務員・政治・法律系の仕事

どんな
職種?主食となる米、麦、大豆の品質を守る食の安全検査担当
私たちが日々、口にする米や麦、大豆などの品質検査をする仕事。産地、生産、銘柄などが申告内容と違っていないかをチェックするため、農林水産省が認める機関より資格を得てから職に就く。資格取得向けの研修を通じて食糧、農産物にまつわる法律、検査、分析・鑑定の技術を学ぶ。実際の仕事では、検査依頼のあった穀物のパッケージの重さ、中に虫などが混入していないかどうか、粒の各部位の水分量などを調べる。食品偽装が取り沙汰される昨今、国民の食の安全を守る仕事であり、良質な穀物生産に関心が高い人に適する。
こんな人に
おすすめ!穀物の分析や鑑定を通じて、食の安全を守る使命感のある人
法律と隣り合わせの仕事であるため、正しい法知識をもとに分析や鑑定を行うスキルが求められる。出荷される穀物に不要物が混入していないかを細かくチェックし、流通させないように抑止する注意喚起力と責任感が必要だ。日本の食卓を守る使命感のある人に向いているといえるだろう。
穀物検査員を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:農学、農業工学、農業経済学など
- 民間資格:穀物検査員
- 採用試験 就職先:登録検査機関、登録検査機関として登録を受けた機関、農林水産省など
- 穀物検査員
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Point1
穀物検査員になるために必須の農産物検査員育成研修は、農産物検査に1年以上従事の場合免除となる。就職してから資格を取得することも可能。
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Point2
育成研修では、関係法令や検査員の職務、分析実習などを行う。コースは「国内産農作物コース」と「外国産農作物検査コース」に分かれている。