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検察官
公務員・政治・法律系の仕事

どんな
職種?事件の被疑者を捜査・取り調べ起訴から刑罰執行までを全うする
警察から提供された犯罪情報に基づき被疑者を起訴するか否かを判断し、決定。被疑者の取り調べを通じて犯罪の重大性や本人の反省の度合い、更生の余地なども鑑みる。また、裁判の際は最初に事件のあらましを冒頭陳述にて明らかにし、訴追について意見を法廷で述べる。決定した刑罰の執行を主導するのも検察官の役割だ。法科大学院を修了した後に「司法試験」に合格し、約1年間の司法修習を受けてこの職に就くのが一般的だが、刑罰に関与する上で公正さや責任感が重要だ。
こんな人に
おすすめ!物事を客観的に捉え、感情に流されず冷静な判断ができる人
依頼者や自身の感情に流されず、客観的かつ公正な視点で物事を捉える力が求められる。人の人生を左右する判断を下すことになることもあるので、冷静かつ慎重な判断力も必要だ。裁判では、ディベートのスキルや論理的思考力、プレゼンテーション能力もあるといいだろう。被告人に対して適切な求刑を与えるため、強い責任感と正義感が必須といえる。
検察官を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:法学、政治学など
- 国家資格:検察官
- 採用試験 就職先:検察庁
- 検察官
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Point1
司法試験に合格してから検察官の道を選ぶことが一般的。司法試験を受験するためには法科大学院で3年間学ぶか、司法試験予備試験に合格し司法試験の受験資格を得るかのいずれかが必要。
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Point2
司法試験合格後、約1年間の司法修習を経て検察官になることができる。