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公認会計士
ビジネス・経営系の仕事
どんな
職種?企業が正しい経営状況を公表しているかを公正に判定する
企業が経営状態について毎年公表する財務諸表に、正しい情報が記載されているかどうかを公平に判定するのが主な仕事。企業には、取引先や株主など利害関係者が複数存在する。例えば、業績が悪化しているにもかかわらず経営が安定していると、企業が虚偽の情報を公開することで、多くの関係者が損失を被る可能性がある。そのようなことがないように、第三者の立場から監査をすることが公認会計士には求められる。法律で公認会計士だけに認められた業務だ。
こんな人に
おすすめ!客観的に数字を見ることができ、試験に向けて勉強ができる努力家
経営状態を表す数字が記載された膨大な資料を読み解き、正しいかどうかを判定する力が求められる。数字に強く、客観的に物事を考えられる人に向いている仕事だ。また、非常に合格が難しいとされる国家資格のため、試験に向けて勉強を続けられる努力家が向いている。さらに、企業経営のアドバイスをする業務に携わることもあり、経営者と話ができるコミュニケーション能力も大切だ。
この職種は文系?理系?
公認会計士を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:金融学、法学、経済学など
- 国家資格:公認会計士 ※2年以上の実務経験が必要
- 採用試験 就職先:監査法人、会計士事務所など
- 公認会計士
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Point1
まずは数学の勉強を一生懸命することから始めてみる。また、日本や世界の経済について関心を持ち、新聞やニュースなどで情報を収集してみるとよいだろう。
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Point2
16歳で「公認会計士」の試験に合格した例もあり、資格の勉強を始めるのもよいだろう。会計について学ぶことができる大学や専門学校を目指すことも大切だ。