高校生のための進学ガイド

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進学に関わるコトバをわかりやすく解説!

    • サークル

      同じ趣味のメンバーが集まって、イベントや研究などを行うグループ・団体。同好会と同じ。

      キャンパスライフ
    • 再履修

      現在受講している科目・講座を、次年度に再び履修すること。

    • サテライト(衛星)キャンパス

      主に大学、専門学校の本校から離れた場所に位置する比較的小規模なキャンパス。本校の授業を衛星回線やインターネットを通じて受けられる講座を開講しているキャンパスもある。社会人大学院などに多い。

    • 産学連携(産学協同研究)

      主に大学・大学院と民間企業が連携して、さまざまな産業分野の研究開発、技術開発を行い、地域の発展をはかる取り組み。さらに国や自治体が加わり、「産官学連携」の事業を推進するケースも増加している。

      特色ある学び
    • 資格(学校で取得できる各種資格)

      大学や専門学校など多くの教育機関では、能力や適性などを示す資格を取得することができる。資格の種類は国家資格、公的資格、民間資格の3種類。教育機関で取得が目指せる資格は、主に「卒業と同時に取得できる資格」(例:教員免許状、学芸員)と「受験資格が得られる資格」(例:医師、看護師)に分けられる。

      資格取得
    • 実技

      専門分野の技術、技能を体得するための授業または入学試験の一科目。スポーツ、美術、音楽系の大学・専門学校の授業・入試に多い。

      入試の種類
    • 実習

      専門的な技能を身につけるための実践的な授業。演習と同じ意味で使われる場合も多い。

      特色ある学び
    • 志望理由書(自己推薦書)

      主に学校推薦型選抜や総合型選抜の出願の時に提出する書類。志望理由や部活動、ボランティア活動などへの取り組みなどを文章にまとめ、入学者としてふさわしいことをアピールする。

    • 社会人入学(入試)

      企業・団体などでの実務経験を持つ社会人が入学すること。または社会人を対象にした入試のこと。試験では面接と小論文、英語が課される場合が多く、大学院の場合はさらに研究計画書の提出が必要である。

    • 修士課程(博士課程前期)

      大学院(専門職大学院を含む)の一課程。大学を卒業した者や指定された専修学校の専門課程を修了した者などが入学できる。標準修業期間は2年。修了すると「修士」(専門職大学院の場合は「専門職学位」)の学位を受ける。

    • 就職セミナー(就職ガイダンス)

      就職を志望する学生を対象に行われる就職活動に関する情報提供、対策を目的とした講座。就職活動の全体的な流れを知る講座から、業界・会社の仕組みや事情を知る講座、卒業生の体験談、エントリーシート(企業に提出するための自己紹介、志望理由をまとめた書類)の書き方、面接の受け方など、就職活動に必要な情報やスキルを身につけることを目的としている。

      就職
    • 受験科目の配点

      入試などの試験科目において配分された点数のこと。特定の科目に一定の割合をかけた点数配分を傾斜配点といい、学部学科の専門分野に関連が深い科目の点数配分が高くなる場合が多い。

    • 準学士

      高等専門学校を卒業した者に与えられる称号。

    • 准教授

      優れた知識、能力、実績を持ち、さらに学生を指導し研究に従事する教員のこと。

    • 奨学金制度

      一定の能力が認められた生徒や学生に、進学にかかる金銭を貸与または給付する制度。経済的理由で修学が難しい生徒・学生を対象にしている場合が多い。国内で最も代表的な制度は日本学生支援機構の奨学金であるが、学校独自の学費給付・貸与制度、自治体や企業独自の奨学制度、新聞奨学会の奨学生制度など、制度の種類や特徴は多種多様である。

    • 小論文

      大学入試の試験科目として課される小論文では、出題内容について正確な理解と解釈や言葉の正しい使い方のほか、論理的思考力、着眼力などが問われる。

    • 助教・助手

      助教は専門的な知識、能力を持ち、学生への指導、研究活動を行う職務。助手は所属する組織の教育、研究活動を円滑に行うための実務を行う職務。

    • 職業実践専門課程

      文部科学省が平成25年(2013年)より創設した専修学校の専門課程。企業と連携し、インターンよりさらに踏み込んだ実習などを行い、即戦力を育成することを目的としている。

    • 初年度納入金

      学校納付金のうち、入学年度に納入する費用(入学金や授業料など)の総額のこと。

      大学の学費
    • シラバス

      履修科目の担当教員、授業のねらい、授業内容、授業計画、使用するテキスト、授業の評価方法(例:レポート提出、学課試験の実施)、履修にあたっての注意事項などをまとめた資料。webサイトで公開している大学・専門学校も多い。

    • 進学説明会(入試説明会)

      学校の教育内容や特色、入試情報、学費などを紹介するイベント。学内で開催するほか、学外(全国の都道府県の公共・民間施設、他校との合同説明会など)で行うことが多い。「入試説明会」という場合もある。

    • 新設学部・学科

      新年度から開設する学部・学科のこと。

      学部・学科
    • スカラシップ入試

      奨学金や学費免除を希望する受験生を対象に行われる入試で、成績次第で奨学金の支給や学費の一部免除(全額免除)などの援助を得られる入試。

    • 成績証明書

      高校、大学・専門学校の在学時の成績を記した書類で、主に卒業生に対して発行している証明書。

    • 世界の大学ランキング

      世界の高等教育機関(大学など)の教育研究水準をさまざまな観点から評価し、ランク付けしたもの。イギリスの高等教育専門誌『タイムズ・ハイアー・エデュケーション』が毎年秋に公表している世界の「大学ランキング」や、アメリカの『ニューズウィーク誌』による「トップ100グローバル大学ランキング」などがある。

      大学の評価
    • ゼミ(ゼミナール、セミナー)

      特定の分野に対して研究活動を行う少人数制のグループ。主に教授・准教授が所属学生に対して研究、教育の指導を行う。演習、実習の授業は、ゼミ単位で行われることが多い。

    • セメスター

      1年間の課程を、前期・後期の2学期に分ける制度。

    • 専願

      受験校の合格後、必ず入学することを条件とする入試。学校推薦型選抜や総合型選抜に多い。単願ともいう。

    • 専攻

      学科の中でもさらに専門分野に特化した研究、学習を行う課程。コースと同じ意味で使われる場合もある。

    • 専修学校

      職業に必要な専門技術、実務教育、教養を身につけるための教育機関。都道府県知事の認可を受けている。専修学校は「高等課程(中学卒業者対象)」「専門課程(高等学校卒業者対象)」「一般課程(入学資格規定なし)」の3つの課程に分かれる。よく「専門学校」と呼ばれる学校の多くは、専修学校のうちの「専門課程」を指す。令和2年度の専修学校の学校数は3,115校で、そのうち専門課程を置く学校数は2,779校である。

    • 専任講師

      特定の分野についての講義、実習を行う講師(教員)のこと。企業の職業人や専門家など、学外から招くことが多い。

    • 前納金返還制度

      入学前に納入した初年度納入金(入学金、授業料など)の一部を、入学辞退者に返還される制度。入学金以外の納入金(授業料、施設使用料など)が返還される場合が一般的。

    • 専門教育課程

      特定分野の専門知識、技術を習得するための教育課程。教養教育課程(一般教育課程)で学んだ幅広い知識や教養、専門分野を学ぶための基礎学習を土台にして、さらに高度な知識、技術を身につける。

    • 専門士

      文部科学大臣が認めた専門学校を修了した者に与えられる称号。

    • 専門職大学院

      社会的、国際的に活躍できる高度で専門的な職業能力を持つ人材を育成する大学院。平成15年度に創設された。企業や官公庁、団体に所属する職業人や弁護士、会計士などの専門分野の実務家を教員に迎え、専門知識・理論と実践能力を身につける。標準修業年数は2~3年。柔軟で実践的な教育と学びやすい仕組みが特徴的である。修了後は専門職学位を得ることができる。
      ★主な専門職大学院
      <国家資格、職業資格に関する大学院>
      法科大学院(ロースクール)、会計大学院、教職大学院
      <特定分野の職業能力の向上を目指す大学院>
      公共政策、ビジネス・MOT、公衆衛生等、臨床心理、情報システムなど

    • 総合型選抜

      入学希望者の個性や学習意欲を、実施校が独自に基準を設けて評価する入試。高等学校の校長の推薦や高校在学時の成績は問われない。他校の受験が認められない場合(専願)もあるが、併願できる学校もある。書類選考を経て面接・実技を行う試験もあれば、グループディスカッション、作品の提出など試験内容はさまざまである。

    • 卒業論文・卒業研究・卒業制作

      個人またはグループによる研究、学習の成果を、最終年次にまとめること。論文作成、実験およびデータ分析、制作・実技などを行うが、発表形態は専門分野によって異なる。