キャリア関連科目
カリキュラムに科目として組み込まれ、単位認定されるもの。働くことの意味を考え、職業に対する理解を深めて自分のキャリアプランを考えたりする場合から、具体的に就職活動に役立つ知識やスキルを教わる場合までさまざまです。「キャリアデザイン」や「キャリア開発」といった科目では、卒業直後の就職だけでなく自分の人生全体を考えどう歩むのか計画を立ててみることもあります。また、コミュニケーション力や問題解決力といった社会で必要とされる力を養う実践的な科目が設けられている場合もあります。
大学のことをもっと知る
就職
ほとんどの大学では、学生の就職活動やキャリア形成を支援する体制を整えています。大学選びの際は、こうしたキャリアサポートの充実度を参考の一つにしてもいいかもしれません。また、キャリアサポートやキャリア教育の中には、1~2年次生を対象にしたものもあります。キャリア教育やキャリアサポートにはどのようなものがあるのか理解すると同時に、就職活動の時期や流れを大まかに知っておくと、入学後に一足早いスタートが切れるはずです!
大学のキャリア教育・キャリアサポートを理解し、
かしこく活用しよう!
多くの大学で、学生の就職活動やその先の将来を支援するキャリア教育やキャリアサポートを整えています。内容は大学によってさまざまですが、代表的なものを3種類紹介します。
キャリア関連科目
カリキュラムに科目として組み込まれ、単位認定されるもの。働くことの意味を考え、職業に対する理解を深めて自分のキャリアプランを考えたりする場合から、具体的に就職活動に役立つ知識やスキルを教わる場合までさまざまです。「キャリアデザイン」や「キャリア開発」といった科目では、卒業直後の就職だけでなく自分の人生全体を考えどう歩むのか計画を立ててみることもあります。また、コミュニケーション力や問題解決力といった社会で必要とされる力を養う実践的な科目が設けられている場合もあります。
インターンシップ
インターンシップとは、一定期間企業で就業体験をさせてもらうことです。社員のサポートをしたり打ち合わせに参加したりするほか、他のインターンシップ生とともにワークショップをする場合もあり、内容は多彩です。その企業の雰囲気を知ることができ、社会人として働くイメージをつかむことができるため、インターンシップを通して、自分のやりたい仕事が何なのかが見えてくるケースもあるでしょう。また、大学によっては特定の企業のインターンシップへの参加を単位認定していることもあります。
キャリアセンター
大学にはキャリアセンターという施設があり、学生はそこでさまざまなサポートを受けることができます。ここで紹介した上記3種類のほか、大学によっては志望する企業で働く卒業生を紹介したり、参考図書や問題集を貸し出したりといった多様なサポートを用意しています。
大学案内やWebサイトで、
キャリアサポートの内容を確認しておこう
大学により支援の内容はさまざまです。自分が志望する大学ではどういったサポートが受けられるのか、大学案内やWebサイトで確認してみてください。
事前準備(自己分析、業界・企業研究)
就職先について考える前に、自分がどんな人間でどんなことに興味があるのかを改めて自己分析します。また、どんな業界や職種、企業があるのか調べることも重要です。「自分」と「仕事」の研究を通して、自分自身の関心や希望に合った業界を見つけ、目指したい企業を選びます。
企業説明会参加・エントリー
それぞれの企業は、学生のために企業説明会を開催します。企業の雰囲気を知ることができるほか、パンフレットやWebサイトには書いていない情報を教えてもらえることもあります。説明会に参加して就職試験を受けたいと思ったら、エントリー(申し込み)を行います。
エントリーシート応募
エントリーシートとは、自分の情報を企業に伝え、就職試験を受けたいという意思を表明する書類のこと。志望動機や自分の長所、学生時代に頑張ったことなどを記入して企業に提出し、最初の選考が行われます。
筆記試験
エントリーシート選考を通過したら、次は筆記試験です。一般教養や時事問題を答えるテストや基礎的な学力を問われるSPIテストなど、試験の種類はさまざまです。テーマを与えられ、小論文や作文を書く場合もあります。
面接
一対一の面接やグループ面接、グループディスカッションなどがあります。ほとんどの場合、内定が決まるまでに2~5回程度行われます。
内定!
最終面接を突破すると、企業から内定通知が届き、晴れて入社が決定します!
就職活動は1~2年から始まっている?!
4年間の大まかな流れを把握しておこう
就職活動が本格化するのは3年次以降で、大半の学生が4年次半ば頃までに就職先を決定します。とはいえ自己分析や企業分析、インターンシップなど1~2年次のうちから積極的に行動を始めている人も。まだまだ先のことと思っていたら、気づかぬうちに後れを取ってしまっていた、なんてこともあるかもしれません。就職活動のスケジュールは今後変わる可能性がありますが、ここでは4年間の大まかなスケジュールを確認してみましょう。