やりたいことを見つける!
南極観測隊員
環境・自然・バイオ系の仕事
どんな
職種?南極の気象などの研究を通じて地球規模の環境問題に取り組む
南極大陸に一定期間駐在して気象・地質などを観測する仕事。国立極地研究所を中心的な機関として、気象庁、海上保安庁、国土地理院など複数の機関から選抜された隊員で構成される組織で、1年間駐在する越冬隊と夏季のみ駐在する夏隊がある。隊員は、基地の工事や隊員の現地での暮らしを支える「設営部門」と、観測と研究にあたる「観測部門」の2つに区分され、それぞれの役割を専門的に果たす。なお、隊員には公募もあり、観測、設営に活用できる技術や知識があれば、担当機関以外からも参加することもできる。
こんな人に
おすすめ!国の事業を担う使命感と共同生活を送る上での協調性がある
観測系隊員と設営系隊員ともに、高度な専門知識と隊員との協調性が求められる。また、厳しい寒さの中で活動できる体づくりも重要だ。国からの研究を要請されることが多く、使命感が強い人にはおすすめの職業だ。
南極観測隊員を目指すなら
- 高校
- 大学・大学院 必要な学び:地理学、体育学、語学(外国語)、環境学など
- 採用試験 就職先:文部科学省、国立極地研究所、昭和基地など
- 南極観測隊員
-
Point1
機械や調理、医療や観測支援などそれぞれの分野における南極観測隊員としてふさわしい資質が求められる。
-
Point2
南極観測隊員の募集は、「国立極地研究所」が行う。不定期でさまざまな職種を募集するので、希望する場合はホームページを確認しよう。