湘南工科大学 私立大学
実習が多く、手を動かすことでさらに理解が深まることを実感!かけがえのない友だちにも出会えました

工学部 機械工学科 2年
比田 徹 さん
KEYWORD
- #工学
- #理系
- #合格
- #オンライン授業
- #学食
- #部活動
私は高校時代、趣味の自転車やアルバイトに精を出す日々を過ごしていました。学習面では、数学はあまり得意ではなく、むしろ英語と社会が得意でした。そんな私がなぜ工学部に進んだのかというと、大好きだった自転車がきっかけです。自転車をより快適に速く走らせるためには自転車のパーツやメンテナンスについて理解する必要がありました。いろいろ調べていくうちに、その自転車の仕組みが機械工学と密接に関係していることが分かり、志望学科を機械工学科に決めました。機械工学科はさまざまな大学にありますが、湘南工科大学では高校までの学習に対してのサポート体制もあるので、数学が得意ではなかった自分にとってはとても心強く感じました。
とはいえ、入試では理系科目で得点できなければ機械工学科の合格はありえません。そこで、私は個別指導塾に数カ月通い、主に大学の試験対策を中心に解いていき、その後、赤本に取り組みました。また、得意だった英語においても、しっかりと英文法を復習し、基礎を固めてから受験に臨んだことが良かったと思います。

入学する前まで大学の授業に対するイメージは、「大きな教室で先生の授業を一生懸命ノートにとる」というものでした。しかし、湘南工科大学ではそんなことはなく、高校の教室より少し広いくらいの教室で、授業はスライドや配布資料をもとに進むことが多いです。また、機械工学科は、体験型科目も多く、コロナ禍でもしっかりと対策をしたうえで実験・実習などを行うことができました。
体験と講義を繰り返すことで、学んだ知識や技術が現代の技術とどう結びついているのかを実感しながら学べるので、「もっと知りたい」という意欲や「これがこうなっていたんだ!」という発見につながり、モチベーション高く学べています。もちろん私が最初に抱いていたイメージのような、知識を身につけるための座学の授業もありますが、想像以上に手を動かす機会が多く、楽しく学ぶことができています。また、習熟度別のカリキュラムで確実に知識が身につく手応えを感じることができ、数学が苦手だった私でもスムーズに理解ができています。
大学は高校までと比べものにならないほどたくさんの人がいるので、友だちづくりもスムーズにいくか不安でした。しかし、むしろたくさん人がいることのメリットの方が多いと感じています。仲が良い人とはとことん仲良くなることができますし、同じ授業を取っている人同士で一つの問題について語り合うなど、いい友人関係が築けたのも、私にとっては「この大学に来て良かったな」と思ったことの一つです。
将来の夢はまだ具体的には決まっていませんが、「どんな職業に就きたいのか」「どんな自分になりたいのか」をしっかりと考え、納得のいく進路が選べたらと思っています。そのためにも、さらに大学生活を充実したものにしていきたいと考えています。
志望理由
高校生の時に自転車が好きで、自転車をより快適に速く走らせるためには自転車のパーツやメンテナンスについて理解する必要がありました。いろいろ調べていくうちに機械工学と密接に関係していることが分かり、機械工学科を志望しました。
文系科目が得意だったにも関わらず、自分の興味がある自転車から学問分野を選択したため、数学や物理に関する科目が多い機械工学科は、入学したあと、授業についていけるか不安でした。でも、湘南工科大学は学習に対してのサポート体制が充実していたこともあり入学を決めました。

志望理由の GOOD POINT!
進路を決めるにあたって、自分の興味があることから学びたい分野や大学を選択していくことは、進路を決定するうえでとても有効的な方法です。
それでも「何を勉強したいのか」「どんな仕事に就きたいのか」、自分一人で考えることができない場合が大半です。その場合は、身近な大人に相談して、いろいろな意見を聞くのも一つの手です。高校卒業後の進路選択は大きなターニングポイントになることが多いので、他者の意見を参考にしながら、まずは自分を見つめ直し、自己分析するとよいと思います。
この大学にしかないプログラムや国際大会への参加チャンスが豊富。将来はVRに携わる仕事を目指しています

工学部 情報工学科 1年
佐藤 光流 さん
KEYWORD
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高校時代は部活動に打ち込んでいました。週に6日、部活動があったので、土・日もほとんど休みがありませんでしたが、とても充実していました。また、行事ごとが好きだったので積極的に参加しました。体育祭では、部活動と両立しながら許される限り競技に参加し、文化祭では、準備期間に下校時刻ギリギリまで残って作業していたことはいい思い出として残っています。
私は当初、大学は情報系の学部へ進学をしようと考えていました。その中でもVRやARといった分野に特に興味があったので、それらの研究室がある大学を調べていた時に、たまたま湘南工科大学の工学部情報工学科を知りました。ほかにもVR・ARについて学べる大学はあったのですが、「横断型学修プログラム」という、2年次から、いま注目の技術をテーマに、学科を越えて発展的に学ぶことができるプログラムは、他大学ではなかなか見かけない取り組みだったので、進学の決め手の一つになりました。
湘南工科大学の入試は難問・奇問よりも基礎的な問題が多く出ると知ったので、教科書に載っている問題を確実に解けるようにしました。また、私が受験した時は、理系の大学では珍しく現代文が試験科目になっていました。そしてその中の設問には、「図が2つ用意されていて、それを指定された文字数で説明する」というものがありました。この問題の対策として、自分が書いた説明文を友だちに読んでもらって、それをもとに図を描いてもらいました。それが問題の図と違ったら、私の説明が不十分だったということです。その違った部分を正しく伝えられるように再度説明文を書き直すといった練習を繰り返し行いました。
入学前は、学校名に“工科大学”とついているので、とにかく専門的なことをたくさん学ぶのだろうと思っていました。しかし、全学科の学生が受ける「共通基盤ワークショップ」というグループワーク形式の授業もあり、自分とは別の分野を学んでいる人の考え方に触れる機会がありました。想像していた以上に専門外のことに触れるチャンスが多く、視野が広がったと感じています。

毎年、情報工学科では、横断型学修プログラム「AIコース」を履修する学生を中心として「ICPC国際大学対抗プログラミングコンテスト」に参加しています。私も自分の知識を確認し、これから目指していくレベルを知る良い機会になると思い、1年生でありながら参加させていただきました。週に1回、コンテストに向けて先生が対策や指導をしてくださるのですが、コンテストのための勉強は授業で触れないような問題を解くことがほとんどなので、一筋縄ではいかず、自分の実力不足を痛感。しかし、問題が解けるたびに新しい知識が身についていくことを実感できました。
将来はVRを用いた商品の開発に携わりたいと思っています。そのために、横断型学修プログラムに所属するだけでなく、自ら進んで勉強し、一緒に学んでいる人たちと切磋琢磨していきたいと思っています。大学の授業で学べることは限られていますので、空いている時間を利用し、授業で学んだことを応用した勉強にも取り組みたいと思います。
志望理由
私は大学では情報系の学部へ進学をしようと考えていたのですが、その中でも特にVRやARといった分野への興味を持っていたので、それらの研究室がある大学を調べていた際に湘南工科大学を知りました。ほかにもVR・ARの研究室がある大学はあったのですが、湘南工科大学は研究室のほかに「横断型学修プログラム」という、2年次から特定のテーマに沿って研究ができ、所属学科だけでなく、その担当教員から指導を受けられるプログラムが用意されています。私はその横断型学修プログラムという制度に惹かれてこの大学を志望しました。

志望理由の GOOD POINT!
世の中の新しい技術やそれらを用いた製品にはさまざまな分野の専門性が複合的に活用されています。そこで期待されているのは、1つの専門領域にとどまらない発想や複合的な技術です。
湘南工科大学には、学生の意欲に応える特別なプログラムとして、横断型学修プログラムが用意されています。学びたいことや将来の目標が定まっている人は、進学したい大学でどのようなカリキュラムが用意されているのか、どんな研究をしている先生がいるのかなど、いろいろな角度から大学選びをするとよいでしょう。
将来の夢が分からない。そんな私が「先端技術と地球環境保護の両立を促進する」という夢を見つけられました

工学部 人間環境学科 3年
武田 紗季 さん
KEYWORD
- #工学
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- #ボランティア
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高校時代は片道1時間半をかけて通学していました。部活動もあきらめたくなく、吹奏楽部に所属し、朝練がある日は5時に起き、帰宅は20時半を過ぎることも。練習が思うようにいかなかったり、スランプに陥ったりと苦労もたくさんありましたが、くじけず努力した結果、夢の全国大会に出場することができました。その経験の中で粘り強くチャレンジする力を手に入れられたと思います。
私は「現代文と英語が得意」という理由で、ギリギリまで文系にしようと考えていましたが、父から「これからの時代、理系のニーズは高まるぞ」とアドバイスをもらい、半ばしぶしぶ理系にしたというのが正直なところです。しかし今では、自分に合った正しい選択だったと思い、父に感謝しています。ただその時点では、パソコンが得意という理由で情報系の学部を志望していたものの、「情報系の学部に進んだあと、私はどうするんだろう」「将来がイメージできない」という不安が残っていました。
将来像が思い描けず、「なぜ大学進学をしなきゃいけないんだろう」とまでモチベーションが低下していた時、湘南工科大学を知りました。それまでは、「工学部」と聞くとひたすらモノづくりをしているイメージがあり、あまりポジティブな印象はありませんでした。しかし、詳しく調べてみるとそれだけではないことを知り、さらに人間環境学科は「環境科学」「スポーツ工学」「医療科学」という幅広い分野を工学的に学びつつ、将来の夢を見つけられると考え、「これって、私のための学科では?」と直感し、人間環境学科を目指すことにしました。
私は一般選抜で受験したため、ひたすら過去問題(赤本)を解きました。湘南工科大学のコンピュータ応用学科・総合デザイン学科・人間環境学科は文系2科目での受験が可能だったため、自信があった現代文と英語でチャレンジ。英語は単語を覚えるだけでもかなり解くことができましたが、現代文は読解問題の数をこなさないといけなかったと受験後に痛感しました。これから受験する皆さんは、得意科目に縛られず、可能性を広げるためにできるだけ多くの科目で受けてみてもよいかもしれません。

湘南工科大学では、講義形式の授業でもグループワークが取り入れられていたり、先生や先輩がきめ細かな指導をしてくれる実習があったりと、さまざまな授業スタイルがあり、どの授業も楽しく充実した学びができている手応えがあります。また、「分からない=恥ずかしい」という雰囲気がなく、分からないことは何でも聞ける環境なのも、私に合っていたと思います。
1~2年次に授業で社会貢献活動(社会人基礎科目)を履修し、神奈川県二宮町の葛川クリーンアップに参加しました。湘南工科大学の社会貢献活動は、50時間以上の実習を通じて、学外の世代や環境の違う人たちと協働し、目的を達成する科目です。授業の履修が終わってからも実習先のホームページの制作を行うなど、環境問題への関心から参加を継続し、インスタグラムやブログも手掛けるなど精力的に活動を行っています。
私の将来の夢は、先端技術と地球環境保護の両立を促進することです。大量生産・大量消費の現代、モノづくりにおける課題であるCO₂排出量の削減などに貢献していきたいと考えています。この学科で学んだからこそ、曖昧だった将来像が具体的になったと思います。
志望理由
部活に打ち込み続け、気づいたら受験シーズン。パソコンが得意だからというなんとなくの理由で情報系の学部を志望していました。将来の夢が分からない、なんで大学進学なんてしなきゃいけないんだろう…とモチベーションが低下していた中、湘南工科大学を知り、今までは「工学部」というひたすらモノづくりをしている単科大学のイメージでしたが、それだけではないと知り、「環境科学」「スポーツ工学」「医療科学」という幅広い分野を工学的に学びつつ将来の夢を見つけたいと考え、人間環境学科を受験しました。

志望理由の GOOD POINT!
大学選び・学部選びは受験生にとって将来を左右する大切な選択です。さまざまな観点から大学を調べ、比較することがとても重要になってきます。工学においても、これまでは、技術力を高め、先進的な製品を生み出すことを目指してきましたが、人々の暮らしが多様化し、どんなに先進的な製品であっても、個別のニーズを満たさなければ人々は「豊かさ」を実感できない時代になってきました。
文系だけど、新しいモノづくりに興味がある人って、きっといると思います。まずは正しい情報をしっかりと収集し、気になった大学のオープンキャンパスや進学イベントなどに参加してみてください。在学生や先生の話を聞くと、自分の将来像が見えてくると思います。
- 学校No.736