秋田県立大学の学部・学科紹介

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アグリビジネス学科

イノベーションの推進と次世代型アグリビジネスの創成を目指して

秋田県立大学

学科が目指すアグリビジネスとは、農業生産を基幹としつつ、流通、消費までを見通し、時代の新たなニーズを読み取って実現する農業・農村にかかわる多様な社会的・経済的活動を意味します。こうした活動は、農業と関連産業が連携して、農産物やその他の地域資源を活用し、新商品提案や地域ブランド化を進めて、持続可能な地域の経済力を創り上げていくことにつながっていきます。

本学科の教育と研究は次の3つ領域で構成されています。
① 農畜産物生産の技術開発
② 新たな農業農村整備と地域環境の保全方策
③ 農業・農村・食産業の将来の姿

この3つの領域を6つの「プロジェクト」と呼ばれる地域の課題を多角的な視点から解決することを目指した専門教育を行うグループで行います。多くの大学では、学生は「ゼミ」や「研究室」に所属し、自分の専攻する専門分野を学んでいます。アグリビジネス学科では、「ゼミ」・「研究室」の名称を使わず「プロジェクト」と呼んでいます。
一つの「プロジェクト」には3~5名の教員が配属され、3年次では地域の課題を主体的に考え・発見するための総合的な教育メニューが用意されており、大学附属農場(アグリイノベーション教育研究センター)や地域を学びの場とします。4年次では、3年次の成果を踏まえ、地域の諸課題の中から、プロジェクトの目標に沿った個別の課題を設定し、卒業研究に取り組みます。

その学びの成果として、本学科の学生は次の3つの能力を身につけることができます。
① アグリテクノロジーと経営・経済の分野を分野横断的に理解できる能力
② 地域社会、地域資源の現状を把握しそれらの発展の可能性を提案できる現場応答力
③ 農業・食料関連産業に新たな価値を見出し、それらの発展に貢献できるビジネスを提案できる能力

このような課題解決型の学修をとおして、3つの能力を獲得し、社会人として成長していきます。

アグリイノベーション教育研究センター(AIC)は、Society 5.0時代のスマート農業に関する教育研究の拠点として設置され、地域に最適化されたスマート農業モデルの開発・実証が行われています。そのフィールドは総面積190 ha、東京ドームの建築面積の約40個分。そのうち圃場面積が164 haあり、大学附属農場の中で全国一の広さとなっています。水稲に加え、大豆や小麦などの畑作物、果樹や野菜、花きなどの園芸作物、牧草やトウモロコシなどの飼料作物が栽培されるとともに、肉用牛も飼養されています。この農業生産の大規模フィールドで、ロボットトラクターや自動運転コンバインなどの各種スマート農機を用いた演習や実習、卒業研究が行われています。

【こんな学生を待っています】
1.講義や実験で得る農業に関わる知識や技術をフィールドや地域という大きなスケールで実践し、農業農村を幅広い観点から学びたい人。
2.農業のもつ育てるよろこびと使命を身につけ、日本農業の未来を担う、創造力豊かな人材として社会に羽ばたきたい人。

こんな学問が学べます。

  • 農学
  • 農業工学
  • 農業経済学
  • 畜産学
  • 生物学
  • 生物工学
  • 生物生産学

こんな職種が目指せます。

  • 農業従事者
  • 農業系研究・技術者
  • 林業従事者
  • 家畜人工授精師
  • 畜産業従事者
  • そのほかの動物・植物系の職業
  • 環境アセスメント調査員
  • 環境計量士
  • 環境分析技術者
  • 環境保全エンジニア
  • ビオトープ管理士
  • そのほかの環境・自然・バイオ系の職業
  • 高校教師
  • 大学教授・准教授・講師

システム科学技術学部 機械工学科

地球資源・エネルギーの有効活用による人と環境にやさしい高度機械システムの実現

秋田県立大学

現代の機械システムには、機械としての高い性能だけでなく、人と環境への十分な配慮が求められます。秋田県立大学機械工学科では、地球資源・エネルギーの有効活用による、人と環境に優しい高度機械システムに関する教育と研究を行っています。
航空機や超電導リニアモーターカーのような高度な機械システムの実現にも機械工学の基礎知識が不可欠です。本学科では、安全で十分な耐久性を持つ機械の設計に必要な材料力学、熱エネルギーの安全で有効な活用に欠かせない熱力学、液体や気体の運動を理解し機械の設計や動作に活用する基礎となる流体力学、振動など機械の動きに伴う現象を考慮して効率と信頼性が高い機械を実現するために大切な機械力学、という機械工学の基礎となる「4つの力学」を重視したカリキュラムで、ものづくりに必要な知識と技術をしっかり修得できます。
そしてそれらの集大成として、再生可能エネルギーなどの「エネルギーシステム」、航空機・自動車・鉄道車両などの「輸送機械システム」、最先端のものづくりに関わる「生産システム」を対象に、社会における機械と人間の役割・責任分担と、個々の専門分野が有機的に結びつくことの大切さを理解する科目が用意されています。また、学習した知識をもとにグループでテーマを設定して問題解決に取り組む「プロジェクト型授業」により“機械屋”としてのセンス・実践力を養います。少人数教育を活かした教員とのコミュニケーションにより、単なる知識の蓄積に留まらない、さまざまな場面に応じた知識の活用や、機械工学と社会や環境との関わりについて深く学ぶことができます。
3年生の後期からは研究室に配属され、1年半にわたる指導のもとで研究に取り組み、卒業論文を完成させます。さらに専門性を高めたい学生には大学院が広く門戸を開いており、近年では半数以上の学生が進学しています。

【こんな学生を待っています】
1.機械工学を理解するのに必要な数学と物理学の基礎学力を有する人
2.ものづくりに興味を持ち、仲間と協力して問題解決に取り組める人

こんな学問が学べます。

  • 機械工学
  • 材料工学
  • 航空・船舶・自動車工学
  • エネルギー・資源工学
  • 生物工学

こんな職種が目指せます。

  • セールスエンジニア
  • インダストリアルエンジニア
  • 機械設計・技術者
  • そのほかの機械・電気・化学系の職業
  • エンジニア
  • 車輌開発エンジニア
  • そのほかの自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙系の職業
  • 学校No.1894
  •  

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