岡山大学の学部・学科紹介

法学部の教育は，現代社会に対する広い視野と国際社会に関する理解，そして，そこで生起する法的問題の解決・判断に必要な法的思考能力（リーガル・マインド）を身につけることを目標としています。
　1年次に法学・政治学の基礎を学び，2年次から債権総論，刑法総論などの本格的な専門科目を学び始めます。そして，３年次からは，「公共法政コース」，「企業法務コース」，「法律専門職コース」に分かれ，卒業後の進路に即した知識を修得していきます。加えて，法曹を志望する学生は，2年次から「法曹プログラム」に所属し，法科大学院教員による高度な授業を受けることもできます。
　また，1年次の「法政基礎演習」を始めとして各学年できめ細かい指導に基づく少人数教育が実施されており，報告・討論等を通じて，法学・政治学への理解を深めることができます。更に，夏季休暇を利用して実施される民間企業・官公庁・弁護士事務所等での「就業体験実習」を正規の授業科目として位置付け，職業への認識を深める機会を提供しています。
　このように，法学部では，学生が自らの希望や進路にあわせて，学びを深めていくことができるように，選択肢の多い教育体制が組まれています。