宮崎大学 国立大学
農学部植物生産環境科学科
植物生産環境科学科では,植物生産分野におけるDX化を推進するために様々なDX機器を導入しており,以下のような最先端のスマート農業やDX・データサイエンスを学ぶことができます。
1.最新のスマート農機の利用や活用方法
温室環境制御機器,農薬散布ドローン,直線アシストトラクター,無人田植え機,リモコン草刈り機などを導入しており,最新のスマート農業を学ぶだけでなく,実物を見ることができます。無人田植え機は,はじめに人が乗って水田の外周を回ってGPSの位置情報から圃場マップを作成すると,あとはその内側に無人で苗を植え付けていきます。必修科目「農場実習」では,無人田植え機と従来の有人田植え機の両方を使って田植えを行い,両方を同時に比較することで無人田植え機の特徴(すごさ?,速さ?,賢さ?)を理解します。
2.環境IoTセンサーなどを用いたデータ取得および取得データの処理・活用
マイクロコントローラーや環境IoTセンサーを学生が自ら組立て,プログラミングを行い,実際に大学内農場でデータの取得を行います。また,環境IoTセンサーで得られた環境ビッグデータの解析手法を学びます。そして,これらの学んだ知識を活かし,得られたデータから品質予測や生育診断を行う最先端の研究も行われています。
このように植物生産環境科学科では,最先端の技術を使うスマート農業やDX・データサイエンスを学び,将来の植物生産を考えるとともに,次世代の植物生産イノベーションにつながる最先端の研究を行っています(https://www.miyazaki-u.ac.jp/agrenv/about/)。
こんな学問が学べます。
- 農学
- 農業工学
- 農業経済学
- 生物学
- 生物工学
- 生物生産学
こんな職種が目指せます。
- 植物園職員
- 農業従事者
- 農業系研究・技術者
- そのほかの動物・植物系の職業
- そのほかの環境・自然・バイオ系の職業
- 高校教師
- 大学教授・准教授・講師
- 国家公務員
- 都道府県職員
- 市町村職員
- 学校No.2919