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大学教授・准教授・講師
教育系の仕事

どんな
職種?担当する学問分野の研究と、学生への指導を行う専門家
大学教員の仕事は、実は学生への教育指導だけではない。担当する学問分野についての研究が第一の仕事とされ、その成果を社会に役立てることが使命といえる。学問分野によって方法は異なるが、調査、分析、実験、開発、創作などによって研究を進め、結果について学会などで発表する。こうして得られた成果を教材にしたり、一緒に研究活動に携わることで学生への指導を行う。知識や技能を身に付けさせ、その分野に貢献する人材を育成することも大学教員の指導者としての大切な役割の一つである。
こんな人に
おすすめ!さまざまなことに疑問を感じてじっくり調べる旺盛な探究心
当たり前と思っている出来事に疑問を感じて調べてみる探究心や好奇心の強い人に向いている。研究のための調査には、数年に及ぶ長い期間がかかる場合も多く、じっくりコツコツと続けられる根気や気長さもときには必要となるだろう。また、新発見や創作を担当分野としている場合には、誰もが気が付かないようなポイントに目を向ける柔軟さや発想力も求められる。
この職種は文系?理系?

大学教授・准教授・講師を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:教員養成、教育学など
- 採用試験 就職先:国公立大学、私立大学など
- 大学教授・准教授・講師
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Point1
必須の資格はなく、大学の決定機関や文部科学省の承認で誰でも就くことのできる仕事。大学卒業後に研究室に残って助教を務めるなどして機会を求める人も多い。
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Point2
一般的には助教、准教授、教授の順に昇任するが、同じ大学内では欠員状況などから昇任機会が少ない場合は、欠員の出た他大学へ移るケースも多い。