
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 舞台芸術領域 私立大学
次世代の舞台芸術のプロを育成
舞台芸術を創るためには、実は舞台上の出演者だけでなく、さまざまな専門的な仕事が必要です。たとえば、舞台上の大道具や小道具を創る舞台美術家、光で舞台を演出する舞台照明家、音の演出や音響空間の設計を担う舞台音響家、そして舞台芸術全般をゼロから企画制作していく舞台プロデューサーやディレクターなど、多くの専門家たちの力が集結してはじめて舞台は幕を開けることができます。
舞台芸術領域では、1年次の基礎期間を経て2年次に3コース(舞台美術コース、演出空間コース、舞台プロデュースコース)から1コースを選択し、 専門性を高めます。
「舞台美術コース」は、舞台美術デザインから⼤道具、⼩道具の製作、劇場での作業全般まで、舞台美術に関するスキルと実践⼒を⾝に付けます。「演出空間コース」は、舞台⾳響、舞台照明などのテクニックや感性、スキルを磨きます。「舞台プロデュースコース」は、企画制作、経営、広報マーケティングなど、時代が求める舞台を企画・提案できる能⼒を養います。
豊富な現場経験を持つ教員陣による丁寧な指導で、舞台芸術に関する専門的なスキルと総合的な知識を身に付けたプロフェッショナルを養成します。





トピックス
2023.03.01
舞台芸術を理論と実践の両側面から学ぶ
1年次では、まず「舞台美術コース」「演出空間コース」「舞台プロデュースコース」の3コースすべての内容に触れるほか、舞台芸術の歴史や背景、著名な作品から業界常識まで、舞台芸術全般に関する基礎を幅広く学びます。2年次以降は、自分の興味や関心、適性に応じて3コースの中から選択し、将来の進路を見据えながら自身の専門性を深めていきます。
学年進行に伴い、演出家との共同作業やインターンシップなど、実際の舞台現場における経験も増えていき、より実践的になっていきます。なお、学内には本格的なホールや国内屈指の⾼度な機材ほか、さまざまな形で学びをバックアップするための設備や施設も充実しています。

2023.03.01
卒業後のキャリアはこんな感じ!
|舞台プロデューサー|
どんな舞台にするかという大元のアイデアを考え、それを現実の形にしていく、舞台芸術に不可欠な存在。企画・立案から予算・演出・キャスティングまでを総合的に携わる舞台の総責任者です。芸術への造詣はもちろん、ビジネスに関する能力も求められます。
|舞台美術家|
舞台で使用する大道具・小道具の設計やデザイン、制作を担います。脚本家や演出家などの意向をもとに、作品のイメージを観客により伝えるための舞台装置や衣裳をデザインしたり、美術関係の制作のマネジメントを行います。
|舞台音響プランナー|
舞台における音楽や音響効果を扱います。音に関する演出のほか、観客に届けるための音響空間の設計などを担います。音響に関する深い知識やセンス、そして舞台のコンセプトに合わせた音をデザインする能力が求められます。
|舞台照明デザイナー|
舞台において照明を用いた演出を行う、光のアーティスト。舞台監督やディレクターなどと打ち合わせながら、使用する照明機材や内容を考え、場の雰囲気や出演者の魅力を引き出すためのライティングをデザインします。

募集内容・学費
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 舞台芸術領域の募集内容や学費をチェックしておこう!
舞台芸術領域(2023年4月実績)
舞台美術コース
概要 | 1年次は、3コースの全ての基礎知識を身に付けます。2年次からは、実際に模型や舞台美術セットを制作。空間設計するための専門知識や図面化したものを形にする技術、さらに劇場での作業まで、トータルで学びます。また、演出家などのコンセプトをしっかりと理解したうえで、より芸術性の高いものを考案し、観る人の心を揺さぶることのできる舞台を創り出せる美的センスも磨きます。 |
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定員 |
50名 *舞台芸術領域の総定員数 |
年限 | 4年 |
学費 |
|初年度納入金| 1,740,000円 |
取得を目指せる資格 |
・劇場管理運営技術者技能検定3級 ・学芸員資格 ・レクリエーション・インストラクター資格 ・社会福祉主事任用資格 |
将来の就職分野 |
・舞台美術家 ・美術・美術監督・デザイナー ・大道具に関する職業 ・小道具に関する職業 ・舞台美術 ・美術デザイナー …など |
演出空間コース
概要 | 3コースの全ての基礎知識を1年次に養い、2年次からは音響と照明に関する基礎を修得。舞台に求められる音と光による演出のプランニング技術や音響と照明のオペレーション技術を磨きます。また、「舞台」という空間の中で、演出家の意図にそった美的センスが光る世界観を実現させるために、さまざまな舞台の規模にあわせた演出方法などを、理論と実践の両側面から深く学びます。 |
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定員 |
50名 *舞台芸術領域の総定員数 |
年限 | 4年 |
学費 |
|初年度納入金| 1,740,000円 |
取得を目指せる資格 |
・舞台機構調整(音響機構調整作業)2級・3級 ・公益社団法人日本照明家協会 照明技術者技能認定2級 ・劇場管理運営技術者技能検定3級 ・学芸員資格 ・レクリエーション・インストラクター資格 ・社会福祉主事任用資格 |
将来の就職分野 |
・音響プランナー ・照明デザイナー ・照明スタッフ ・音響スタッフ ・音響効果に関する職業 ・舞台照明 ・舞台音響 ・舞台機構調整技能士 …など |
舞台プロデュースコース
概要 | 1年次で3コースの全ての基礎知識を修得し、2年次からは実際に公演を企画制作します。社会情勢やニーズが今、何を求めているかを深く読み解きながら、企画を提案。企画した舞台を実現するために必要な資金の調達方法から起用したい企業やスタッフ、アーテイストなどの選別法までを学びます。また、集客力アップに結び付ける効率的な宣伝の在り方やチケットの販売戦略などの能力も培い、舞台やイベントをトータルでプロデュースできるスペシャリストを目指します。 |
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定員 |
50名 *舞台芸術領域の総定員数 |
年限 | 4年 |
学費 |
|初年度納入金| 1,740,000円 |
取得を目指せる資格 |
・劇場管理運営技術者技能検定3級 ・学芸員資格 ・レクリエーション・インストラクター資格 ・社会福祉主事任用資格 |
将来の就職分野 |
・舞台プロデューサー ・舞台監督 ・コンサート・ステージスタッフ ・コンサートプロデューサー ・コンサートプロモーター ・イベントスタッフ ・イベントプランナー ・イベントプロデューサー …など |
きめ細かなキャリアサポート
先輩たちの就職先・学校の就職支援をご紹介!
きめ細かなキャリアサポート
キャリアサポート室によるきめ細かなサポートを展開。徹底した指導により学生各自の希望や特性に合った進路選択(就職・進学など)をバックアップします。
1年次から4年次までの全学生を対象にしたキャリアガイダンスなどを定期的に実施し、キャリアデザインの動機付けや、業界研究及び職種研究などに役立てています。
また、スキルアップを図るための就職支援・資格取得講座(TOEIC® LISTENING AND READING TEST対策、MOS(Word、Excel®、PowerPoint®)対策講座、Illustrator・Photoshop講座、秘書技能検定2級対策講座など)も全学年を対象に開講しています。
◇[目指せる進路・就職先]
|舞台制作会社|興行会社|テレビ制作会社|ウエディング関連企業|実演団体|地方文化財団|マスコミ事業部|新聞社|広告代理店|…など
各種制度
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 舞台芸術領域での学びを支援する各種制度のご紹介!
国際交流センターによる留学サポート
国際交流センターでは、海外に興味・関心を持ち、留学を希望する学生に向けて、様々な取り組みやサポートを行っています。
たとえば「Virtual Study Abroad Fair」と題して、海外協定校のオンラインオープンキャンパスを開催したり、実際に留学中の学生や留学経験者とオンラインでつなぎ、留学中の様子や体験談を聞いたり直接相談したりすることができる「留学NOW!現地リポート」、「留学カフェ」といった催しも行っています。
なお、本学は音楽やアートの本場ヨーロッパを中心にアジア地域も含め、計16の海外大学と協定を結んでいます。
姉妹校のイギリス・ブライトン大学から優秀な卒業制作作品へ贈られる「ブライトン大学賞」の設置や、本学に在学しながらパリ・エコール・ノルマル音楽院のディプロマ(ピアノ)取得を目指せる制度なども整っており、海外大学との活発な学術交流が行われています。

キーワードは「⼆⼑流」 1年次から始まるキャリア支援
本学のキャリア支援は、正規授業科目を基盤とし、卒業後のキャリアを考えるうえで必要な知識の習得を目指しています。また、労務論、民法、簿記論など、働くうえで役に立つビジネス系科目を設置することで、キャリア関連科目との「キャリア二刀流」の実現を図っています。
キャリア関連科目として、1・2年⽣では学⽣から社会⼈へ橋渡しする位置付けで、働く上で必要なビジネススキルや、⾃⾝を守るための労働法や社会保障等のワークルールを学びます。
3・4年⽣では、弁護⼠や社会保険労務⼠、企業の管理職などの実務専⾨家によるリレー講義や、書類審査から筆記試験、グループディスカッション、⾯接について実践的に訓練する就職活動対策を⾏い、授業内容も社会情勢にあわせて柔軟に対応していきます。

NUA高度就業力養成講座「ハイパワー講座」
他の芸術系大学ではあまり例のない「就業力」の養成を目的とする、名芸大生のための特別講座です。
講師陣には、弁護士や企業の管理職、社会保険労務士といった、起業やビジネスなど各界の第一線で活躍する実務家を外部から招いて開講され、実社会の動向を知り、将来、社会で活躍するための知識や考え方を学びます。
なお、一定数以上の講座の受講を終了した方には、キャリアセンター長から就業に意欲的で優秀な学生であることを記した「NUAキャリア推薦書」が発行され、就職活動を力強く後押しします。
そのほか学内にて、官公庁や優良企業の人事担当者を招き、各業界の全体像や仕事内容を学生に直接伝える「官民学合同説明会」も開催し、在学中から積極的に社会や企業と交流できる取り組みを実施しています。
将来の可能性を広げる「就職支援・資格取得支援講座」
就職活動に役立つ、スキルアップのための資格取得講座や、キャリアアップを目指すための講座を多数開講しています。在学生の職業選択の幅や、就職後の活躍の場を広げられるように積極的にサポートしています。
【主な資格取得講座】
オンライン英会話、ヤマハ音楽教育システム講師採用試験対策講座、Illustrator・Photoshop講座、MOS対策講座(Word、Excel®、PowerPoint®)、秘書技能検定2級対策講座、TOEIC® LISTENING AND READING TEST対策講座 など
名古屋芸術大学 入学特待生制度
本学では、特待生を選出する入試制度を設けており、該当の入試を受験し、合格した上位者のうち、学長に推挙され、かつ入学の意思を表明した方に対し、第1学年次の授業料、教育充実費、実習費の全額を免除、または年間50万円に減免する制度を設けています。
◇その他制度の概要、詳細については、本学公式サイトにてご確認ください。

学びの分野/学校の特徴・特色
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 舞台芸術領域で学べる学問
- 文学・歴史・地理
- 社会学・マスコミ・観光
- 工学・建築
- 情報学・通信
- 生活・服飾・美容
- 芸術・表現・音楽
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 舞台芸術領域で目指せる職種
- コンピュータ・Web・ゲーム
- 機械・電気・化学
- 自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙
- 建築・土木・インテリア
- 教育
- ビジネス・経営
- デザイン・芸術・写真
- マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画
- 音楽・イベント
名古屋芸術大学 芸術学部 芸術学科 舞台芸術領域の特徴
- 総合型選抜制度
- 大学入学共通テスト利用制度
- ネット出願
- 特待生制度
- 社会人選抜
- 独自奨学金制度
- 交換留学制度
- インターンシップ
- 納入期限延期制度
- 大学院
- 最寄駅より徒歩圏内
- 学生用駐車場
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0568-24-0318
- 学校No.7226
- 更新日: 2023.03.29