山形調理師専門学校 専修学校(専門学校) / 山形県 認可 / 学校法人 羽陽学園
「誰かのおいしい! を創りたい」人を全力で応援します
山形調理師専門学校は創立より50年を越え、「YAMACHO」の名で親しまれてきました。
これまで2,400人を超える卒業生を輩出し、県内外の様々な方面で活躍しています。充実した施設設備の中で行う実習は、ホテルの総料理長経験者や現役で飲食店を経営する方など、一流の方々を講師としてお迎えし、経験に裏付けされた技術を余すことなく教わっています。講師の先生方は技術の伝承を大切にされ、それぞれの分野で次の世代に技術を引き継いでもらおうと実習に臨まれています。そのため、学生にとっては習得した技術と知識が即戦力になり得るほどとなり、進路希望実現の大きな武器になっていきます。
ところで、私たちが調理を行うときにもっとも大切にしていることは、「食べる人へのおもいやり」です。食べていただく人に「おいしい」と、味わってもらえるためには、「心を尽くす」ことが大事です。その「心を尽くす」を支えているのが、日々習得していく「技術」と「知識」です。
毎日の実習と授業を通して鍛錬することから培う「力」が、やがて「技術」へと変わり、「学び」と「経験」を重ねてこそ、調理に活かすことのできる「知識」が身に付きます。
実習時間は、1年間の学びで調理師免許を習得する調理師科は400時間を、調理高度技術科は2年間で1200時間を超えて、この鍛錬に励んでいきます。この教育課程を経て、『誰かのおいしい! を創る』人として社会に貢献できる人材へと成長していきます。
「SDGs」と誰もが口ずさむ今は、食の安心安全の確保が叫ばれ、食料自給率向上が課題と言われ、何よりも人材不足の問題など、「食」を取り巻く環境は大きく変化しています。そんな時代であっても、YAMACHOはたくさんの学びを通して、食べる人の健康を考え、食べる人を思いやり、「おいしい」と笑顔になれる、そんな至福の一品を提供できる「調理師」になれるよう全力であなたを応援します。
写真は上から、実習は、班毎に(西洋料理)。困った時には、先生の力も借りて(中国料理)。何度も練習を重ねて技術を磨く(日本料理)



トピックス
2025.03.01
『オープンキャンパス』で学校の特長をつかもう
年間7回のオープンキャンパスは、毎回メニューを変えながら、日本料理、西洋料理、中国料理の3分野を2回ずつ、そして製菓のお菓子作りを体験してもらいます。
実習体験は現役の学生に手伝ってもらいながら進めています。調理に自信がなくても、包丁を握った回数が数えるほどでも、学生の力を借りていくことで成功体験に繋がるはずです。2回以上の参加で調理高度技術科のAO入学S型の第一条件をクリアすることにもなります。
一人での参加が不安だったら、お友達を誘って来校するのもあり。保護者の方には、実習室の近くでお子さんの様子を見守っていただいています。そして、保護者の方には、本校教員お手製の昼食を準備して来校をお待ちしています。
写真は、オープンキャンパスに参加の高校生をサポートする学生の様子です。

2025.03.01
思いを料理に込める「作品コンクール」
一年に一度、日頃の実習班毎に学生同士でメニューから考えて「覇」を競う行事が作品コンクールです。料理の材料の一部として、JA全農山形さんから山形県産品の提供を受け、実施しています。
2024年は、誕生からちょうど10年の節目にあたる「山形県産ブランド米 雪若丸」と「りんご」でした。作品コンクールは深まり行く秋の開催ですから「りんご」と言えば、山形県内外に広く流通している品種は「ふじ」です。学生にとっても馴染み深いのは「ふじ」ですが、この度の「りんご」は『幻の品種』との呼び声高い『高徳』という品種で、学生も教員も初めて聞く名前に驚きです。『幻』だけに試作時点でも手に入らず、甘みも色見も熱の通りやすさも何もかも、ぶっつけ本番となりました。
そのような中で、最優秀賞に輝いた作品が左の写真です。雪若丸は「ポタージュ」に仕上げ、メインディッシュには、高徳をあしらった「鴨のロースト」(高徳のシャルロット風)、そして前菜仕立ての「スモークサーモンのチコリボート、3種のチーズオードブル」に、最後のデザートは「秋のプチガトー」と銘打って3品も揃える、2年生ならでは技術を織り込んだものでした。

2025.03.01
食べることからも学びます
両学科ともに、5月・12月・2月の年3回、ホテルや料亭に出向いてコース料理をいただいてきます。
写真は、調理高度技術科2年生の2月のテーブルマナーの様子です。日本料理をコース仕立てで提供してもらっています。卒業を間直にして、日本料理の作法とおもてなしの心を学びます。この時期であっても、割り箸の持ち方から始まり、料理を挟む時の作法、椀物の蓋の開け方・置き方・食べ終わったあとの蓋の締め方などを丁寧に、そして細やかに教えていただくことで、礼儀作法を身に付けていきます。
5月は日本料理の基本マナーを中心に、12月は中国料理を円卓にて、1年生の2月は西洋料理をフルコースで頂戴し、作るだけではなく、食べることからも調理師としての土台を作っていきます。
2025.03.01
いろいろな団体の協力を得ながら、社会課題について学ぶ機会を創出しています
山形県産品を広く知ってもらう取り組みとして、山形県農林水産部畜産振興課から提供を受けた食材の美味しい調理法の研究も4年目となりました。これまで3年連続「やまがた地鶏」のメニュー開発を行ってきました。今年は「県産銘柄豚」の中から「最上川ポーク」で美味しものをつくろうと西洋料理で挑戦しました。ソテー・グリル・コンフィに赤ワイン煮と、豚肉の部位に応じ美味さを引き出し、生産者の方にも喜んでもらいました。
また、日本赤十字社山形支部とコラボレーションした「献血応援クッキーづくり」は、学校全体で取り組みました。製菓実習のある調理高度技術科2年生はクッキー生地を練って・焼く。そのバトンは調理師科と調理高度技術科1年生に渡され、2個ずつ袋詰めし乾燥材を加えて800袋をシーリングしていきます。これを献血に協力していただいた方々に配り、水分補給と一緒に造血作用があるナッツなどをふんだんに練り込んだクッキーで早く元気を取り戻す効果に一役買いました。
Yamachoでの学びを通して身近にある課題を知り、その解決について考察する機会を通して、SDGsの一翼を担える人材になっていくことを期待します。

2025.03.01
就職支援につなげるキャリアセミナー
調理師科・調理高度技術科の1年生は、「キャリアセミナー」と名付けたYAMACHO独自の学校設定科目で、就職に係るノウハウを身に付けていきます。求人票を比較することから始まり、会社の概要からいかにして会社の仕事を理解するか、就職試験にはどのように対応していくのか、そしてインターンシップ体験後や会社内定後のお礼状の書き方などを学んでいきます。
後半は、外部講師をお招きし、労働法を初め社会人として必要な基礎知識、成人として身に付けておくべき金融経済事情など、キャリア形成を図っています。
また、この「キャリアセミナー」の最初の8時間は、「フランス語講座」と銘打って、西洋料理を標記したり読んだりするのに必要な基礎知識を学ぶこともこの学校設定科目の大きな特徴です。
写真は、キャリアカウンセラーによる「自分を知る」を相手に伝えている様子です。

募集内容・学費【2025年4月実績】
山形調理師専門学校の募集内容や学費をチェックしておこう
衛生専門課程 調理師科
1年で即戦力を目指そう
概要 | 1年間の短期間で、日本料理・西洋料理・中国料理・総合調理(前期:給食を提供する集団調理、後期:町の洋食屋さんのメニューを再現)、すし・そば(前期のみ)を実習で学びます。調理の知識と技術の基礎基本を習得します。前期の総合調理実習では、給食を提供するための厨房設備を用いて、他の実習とは全く異なるシステムで料理を仕上げる体験を積んでいきます。教室では、栄養学・衛生学や食文化に加え、レストランでの接客サービスや食卓の演出の在り方とクレーム対応なども実体験から得られた指導を受けていきます。授業は、毎日9時から、16時までの7コマ(1コマ50分、金曜日だけ6コマ)で、卒業と同時に免許を取得し、社会へと巣立っていきます。 |
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定員 | 16名 |
年限 | 1年 |
学費 |
初年度納入金 1,223,000円(入学金20万円を含む) ※このほか教科書、実習着、庖丁セットで106,000円、保護者会費35,000円等が入学手続時に必要です。 |
目指せる資格 |
調理師免許(国家試験免除) 食育インストラクター(R)資格(公益社団法人 全国調理師養成施設協会 認定) 食品衛生責任者 専門調理師・調理技能士(6年後、受験資格あり) |
衛生専門課程 調理高度技術科
2年の学びで多くのレシピを自分のものにしよう
概要 |
<1年次> 日本料理・西洋料理・中国料理・総合調理(前期:給食を提供する集団調理、後期:町の洋食屋さんのメニューを再現)、すしを実習で学びます。調理の知識と技術の基礎基本を習得します。前期の総合調理実習では、給食を提供するための厨房設備を用いて、他の実習とは全く異なるシステムで料理を仕上げる体験を積んでいきます。教室では、栄養学・衛生学や食文化に加え、レストランでの接客サービスや食卓の演出の在り方とクレーム対応なども実体験から得られた指導を受けていきます。また、国際コミュニケーションでは、英語での接客やメニュー紹介までを目標として、簡単な英会話も学ぶ機会を設けています。 <2年次> 1年次のすしに替わり、めんを。さらに製菓実習も1年をかけて季節に応じた和菓子(和菓子やの会長が講師)と洋菓子(手作り洋菓子屋の店主が講師)も学びます。さらに、フードサービスでは、店舗を開店する時から経営に必要な最小限の知識も学び、将来設計に役立てる学習も積んでいきます。 |
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定員 | 36名 |
年限 | 2年 |
学費 |
初年度納入金 1,182,000円(入学金20万円を含む) ※このほか教科書、実習着、庖丁セット106,000円、保護者会費等45,000円が入学手続時に必要です。 |
目指せる資格 |
調理師免許(国家試験免除) 専門士 食育インストラクター(R)資格(公益社団法人 全国調理師養成施設協会 認定) 食品衛生責任者 専門調理師・調理技能士(6年後、受験資格あり) 調理師養成施設助手 食品技術管理専門士 |
主な就職先・就職支援
先輩たちの就職先・学校の就職支援をご紹介!
主な就職先
2024年3月卒業生実績
- 日清医療食品(株)
- 医療法人社団 緑愛会
- 医療法人社団丹心会 吉岡病院
- 特別養護老人ホーム 眺葉園
- 保育所ちびっこランド嶋園
- 社会福祉法人朝日町福祉会 特別養護老人ホームふれあい荘
- (株)SHG.山形グランドホテル
- (株)タスパークホテル
- (株)村山市余暇開発公社
- 仙台ターミナルビル(株)
- (株)蔵王カンパニー
- 森トラストホテルズ&リゾーツ(株) ウェスティンホテル仙台
- (株)ミリアルリゾートホテルズ
- (有)山形五十番飯店
- (株)シャトレーゼ
- (株)シベール
- かわいい動物パンの店 Shau Shau
- 協同組合 山形給食センター
- (有)新杵屋
- (株)メフォス北日本 北東北事業所 山形支店
- 肉そば処 伍らい光
- 焼き鳥 天神
- すし心明
- …など
就職率95%(就職希望者38名/就職者数36名/2024年3月卒業生実績)
就職支援
50年の歴史の中で培ってきたノウハウを武器に、飲食・宿泊業に限らず、福祉施設、病院や給食センター、幼稚園・保育園などの集団調理施設への就職を希望する学生にも幅広く対応しています。どのクラスにも担任を置き、日々の生活や学業の悩み事の相談から、就職に対しての相談活動も行います。学生一人ひとりに目が届くような環境ですから、担任以外でも実習担当の外部講師も含めて就職相談に応じています。また、1年生対象のキャリアセミナーでは、履歴書指導から面接の受け方まできめ細かな授業を展開しています。
各種制度
山形調理師専門学校での学びを支援する各種制度のご紹介!
AO入学S型について
高校3年生を対象として、調理高度技術科を希望する方の「AO入学S型」を実施しています。
山形調理師専門学校の入学者受入方針 (アドミッションポリシー)
〇 料理が好きで、世界の料理に関心のある人
〇 安全な食材や食品に興味がある人
〇 食育に興味があり、人の健康を考えることが好きである人
〇 習得した知識や技術を生かして、社会で活躍したいと考えている人 に合致し、自分の目標を達成るために努力する人物を求めています。
受験条件は、次の3点を満たす方です
(1)2026年3月高等学校卒業見込みの方
(2)本校が開催するオープンキャンパスに2回以上参加していること
(3)高校3年間の評定平均値が3.0以上の方
受験時は、AO入学S型エントリーシートの提出で作文に代えるので、面接試験のみ。
入学後に、奨学費として30,000円を5月に支給します。
写真は、作品コンクールの入賞者です。

山形調理師専門学校独自の修学支援制度
国の高等教育の修学支援新制度と同程度の内容で、山形調理師専門学校独自の修学支援を行います。
対 象 者:住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生
減免上限額:授業料59万円、入学金16万円
住民税非課税世帯に準ずる世帯は、その2/3又は1/3
ただし、国の高等教育の修学支援新制度とは異なり、給付型奨学金はありません。
手続きは、入学後の説明会にて提出書類等の詳細を連絡します。入学金・前期授業料は、修学支援制度活用の有無に関わらず、全員から納入していただきます。後期授業料請求の際に、減免額に応じて返金する場合と、請求額が減額する場合とがあります。
写真は、実習時のレシピづくりです。

奨学金制度
経済的な理由などにより就学が困難な学生は、日本学生支援機構の奨学金を活用することができます。家庭収入や高校までの成績に応じて、第一種・第二種の奨学金を受け取ることができます。返済は、卒業後6ケ月後からですので、安心して学ぶことができます。
入学後の説明会にて提出書類等の詳細を連絡します。
写真は、卒業式の一コマです。

<調理師科>教育訓練給付金制度による社会人学費サポート
厚生労働省が、中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職を促進することを目的に始めたのが、「教育訓練給付金制度」です。
1年で免許取得可能な調理師科がこの対象で、制度開始以来多くの社会人経験者が活用してきました。雇用保険に2年以上加入したことが要件になりますが、これまでのキャリアから食に関する仕事に転職したいという方には、最適な制度です。年齢等で給付金に差異があるようですので、詳しくはお近くのハローワークにお尋ねし、手続きは入学する前の2月までに済ませる必要があるようです。
なお、この制度を活用する場合は、入学式と卒業式の日程が必要となりますので、学校に問合せをしてください。
写真は、入学式の一コマです。
公益社団法人 全国調理師養成施設協会
https://www.jatcc.or.jp/for_students/school_list/
学びの分野/学校の特徴・特色
山形調理師専門学校で学べる学問
- 栄養・食物
山形調理師専門学校で目指せる職種
- 食・栄養・調理・製菓
山形調理師専門学校の特徴
- AO入試制度
- 社会人選抜
- 独自奨学金制度
- 学費返還制度
- 納入期限延期制度
- 最寄駅より徒歩圏内
本校
所在地
〒990-0054
山形県山形市六日町7-42
山形調理師専門学校
交通機関・最寄り駅
◆バス◆
「山形駅前」より「山形市役所前」行き乗車「山形市役所前」下車 徒歩4分
「山形駅西口」より「千歳公園待合所」行き乗車「新築西通り」下車すぐ
「センタービル前」より「山形市役所前」行き「山形市役所前」下車 徒歩4分
◆電車◆
JR「北山形」駅または、「山形」駅より徒歩25分
総合受付
023-641-8345
(受付時間 月~金 9:00~16:00)
FAX: 023-641-8344
Mail: yamacho@uyo.ac.jp
- 学校No.6298
- 更新日: 2025.03.01