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地域の課題解決に主体的に取り組むために必要な能力を身に付ける

福知山公立大学のある北近畿地域は、国内有数の有力メーカーや日本海側の国際拠点港である舞鶴港、日本三景の天橋立に代表される観光資源や農水産物など多くの資源を有する一方、人口減少や高齢化の進行、産業の衰退、雇用の減少、中心市街地の空洞化など、現在の日本の地域問題が集積されている地域です。
本学では、その地域性を活かし、フィールドワーク等を通じて地域住民・団体と協働して学び、研究を深める「地域協働型教育研究」を学びの特徴とし、実践的に地域課題の解決に向けた研究活動に取り組んでいます。

トピックス

2024.04.01

地域協働型教育研究 ─ 住民・団体と協働を通じて課題解決に挑む。フィールドワーク重視の実践的教育研究

●地域経営学部
1年次から地域住民・団体と一緒に地域の課題を調査・分析し、解決に向けて研究を進める演習を実施。持続可能な地域社会の構築に貢献する実践能力を養成します。地域の住民等をゲスト講師として講義に招くなど、地域との「協働」という手法を用いながらアクティブラーニングにより学びを深めます。正課のほか、地域に関する学生の自主活動をプロジェクトとして採択し、助成するなど学生に多様な学びの機会を提供。地域のさまざまなアクターと連携し、実際の活動を通して地域課題に目を向け、学びを深めるように支援しています。

●情報学部
地域での現地調査やワークショップを通して理論と実績の結びつきを理解し、先端情報技術を地域社会に応用するための学びを深めます。全学年に配置している地域情報PBL（課題解決型学習）では、学生自身が地域の課題を見つけ、さまざまな手段を用いて知識や技術を駆使し、地域での実践を通して主体的に課題を解決します。
3～4年次には実運用が可能となるITを活用した地域貢献のプロトタイプを提案、設計、実装、評価を行い、社会実装に取り組み試験運用までをめざします。

募集内容・学費

福知山公立大学の募集内容や学費をチェックしておこう！

地域経営学部

地域経営学科（2024年4月実績）

概要	地域経営学とは、「地域を経営する」ために必要な諸問題を実践的に考える新しい領域の学問のこと。地域経営学科では、公共経営、企業経営、交流観光の3つの専門領域別に取り組みます。まず「公共経営系」は、行政やＮＰＯ、そして地域のさまざまな活動を対象に、公的組織、非営利団体の社会的意義と役割、運営方法、経営手法を学び、官民協働による持続可能な社会のあり方を理解します。また、「企業経営系」では、企業の組織管理、経営戦略、生産管理や新製品の開発等に関わるさまざまな知識や手法を学び、社会の変化に企業はどのように対応しているかについて実践例を用いて理解します。最後に「交流観光系」は、観光に関わる資源を見直し、旅行商品化を通じて観光地域づくりをビジネスにつなげるため、地域の人々との連携、協働を現場で考えます。
系	公共経営系企業経営系交流観光系
定員	75名
対象	男女
年限	4年
学費	[初年度納入金] 入学料　　　　　282,000円授業料（年額）　535,800円実践・実習教育費　40,000円

医療福祉経営学科（2024年4月実績）

概要	医療福祉経営学科は、医療における情報のエキスパートである「診療情報管理士」（日本病院会等の認定資格）の資格取得を目標にした科目を重点的に配置、法学・経済学・心理学などの幅広い教養も学びます。さらに、財務・人事・労務など組織経営・地域経営の基本、課題解決のためのデータ収集・加工・分析の技術も身につけ、医療機関・福祉施設の経営に参画できる人材、医療福祉を通して地域に貢献できる人材をめざします。医学、栄養学などの基礎知識、地域医療機関等の経営に資する知識を広く学び、実践的対応力を高めることが本学科の強み。カリキュラム内外に資格取得授業の充実を図り、資格取得のきめ細やかなサポートにより、実務能力の向上にもつながります。
定員	25名
対象	男女
年限	4年
学費	[初年度納入金] 入学料　　　　　282,000円授業料（年額）　535,800円実践・実習教育費　40,000円

情報学部

情報学科（2024年4月実績）

概要	情報学科は、情報学の体系・知識・知見・技術を学びつつ、地域現場に応用・活用する「知」の総合化を図るカリキュラムを編成。AI技術やエンタテインメント技術を学ぶ「人間・社会情報学トラック」、データ解析やその活用について学ぶ「データサイエンストラック」、情報システム構築やアプリ開発について学ぶ「ICTトラック」の3つの専門領域を設け、それぞれに高度な知識や知見を修得し、現場対応力を高める科目を配置しています。また帰納的な学習プログラム※1により、本学独自の「地域協働型教育研究」を具体化した演習系科目「地域情報PBL」等を全学年で学修します。 ※1：具体的な事例から出発し、そこから段階的に原理に近づいていくことで専門性を高めていく方法のこと。
領域（トラック）	人間・社会情報学領域データサイエンス領域 ICT領域
定員	100名
対象	男女
年限	4年
学費	[初年度納入金] 入学料　　　　　282,000円授業料（年額）　535,800円実践・実習教育費　40,000円

主な就職先・就職支援

先輩たちの就職先・学校の就職支援をご紹介！

主な就職先

2023年3月卒業生実績

【地域経営学科】三協立山(株)
(株)近鉄ロジスティクス・システムズ
ヤマト運輸(株)
イオンモール(株)
井上(株)
菅公学生服(株)
(株)良品計画
(株)かんぽ生命保険
(株)京都銀行
京都北都信用金庫
(株)静岡銀行
(株)鳥取銀行
日本生命保険(相)
楽天銀行(株)
(大)富山大学
パナソニック健康保険組合
鹿児島商工会議所
(独)水資源機構
静岡県
大分県
富山県黒部市
福井県鯖江市
京都府福知山市
京都府綾部市
島根県飯南町役場
徳島県三好市
【医療福祉経営学科】(株)ソフトウェアサービス
徳洲会インフォメーションシステム(株)
(医)IMSグループ
(地独)加古川市民病院機構
京都大原記念病院
(独)国立病院機構東海北陸グループ
国家公務員共済組合大手前病院
(地独)静岡県立病院機構
社会保険診療報酬支払基金
市立砺波総合病院
(財)丹後中央病院
パナソニック健康保険組合
福井県小浜市
京都府福知山市
…など

就職支援

経験豊かなキャリアカウンセラーが学生一人ひとりの希望に沿った進路選択を支援しています。社会で主体的・長期的に活躍できるよう、就職率の向上だけでなく、将来の希望を丁寧に引き出すことで、就職後のミスマッチを防ぎ、進路選択の満足度向上に取り組んでいます。1年次から参加できるキャリア支援ガイダンスや公務員対策講座 (LEC東京リーガルマインドと提携)を開講。インターンシップや企業研究セミナーなどを活用し、充実した就職活動・進路決定ができるよう、一貫したサポートを行っています。

各種制度

本学独自の奨学金・授業料減免制度

福知山公立大学入学支援交付金

入学者または本人の配偶者もしくは本人の一親等の尊属が、入学の日の1年前から引き続き福知山市に住所を有する方は、入学金の1/3相当額（94,000円）を還付します※。
本制度は、対象期間に福知山に住所を有していた証明書（住民票等）の提出が必要となります。
※ただし、高等教育の修学支援新制度で授業料・入学金の減免対象となる方を除く

詳細は、下記URLよりご確認ください。
https://www.fukuchiyama.ac.jp/campus/expenses/expenses02/

公立大学法人福知山公立大学学生修学支援貸付金

災害等の緊急事態により経済的に窮迫している学生に対し、
本学が一時的に資金の貸し付けを行い、学生生活の安定と学業への専念を図ること目的としています。
年間を通じて申請の受け付けを行っています。

詳細は、下記URLよりご確認ください。
https://www.fukuchiyama.ac.jp/campus/expenses/expenses02/

株式会社大福機工商会奨学金（入学前給付奨学金）

北近畿地域（京都府北部・兵庫県北部）の高校に通う生徒を対象に、
経済的な理由で進学をあきらめることがないよう創設された給付型の奨学金です。

＜奨学金給付額＞
・自宅外通学となる者20万円
・自宅通学となる者10万円

＜申請資格＞
・本学の学校推薦型選抜(地域枠)に合格し、入学手続きを行った者
・日本学生支援機構給付奨学金の採用候補予定者(予約採用の申込みをした者)
・成績・人物ともに優秀である者

詳細は、下記URLよりご確認ください。
https://www.fukuchiyama.ac.jp/campus/expenses/expenses02/