
京都美術工芸大学 私立大学 / 学校法人二本松学院
建築・デザイン・美術工芸という複数の視点から学びを深め、新しいデザインを創造する。
京都美術工芸大学(KYOBI)のキャンパスは、歴史的価値をもつ「京都」の中心地にあり、京都駅からも徒歩圏内で近くには世界遺産の清水寺や三十三間堂をはじめとする数々の有名な神社仏閣や京都国立博物館などの文化施設にも恵まれた理想的な教育環境にあります。
京都は古い建造物が多く建ち並ぶ歴史と文化の街であると同時に国内屈指の芸術やアート、デザインが集い発信する最先端の街です。KYOBIでは、その恵まれた立地を生かしたフィールドワークや学外の企業や自治体と連携したプロジェクトを多数実施するなど、京都にある大学だからできる学びを実践しています。
KYOBIの学びの特色は、さまざまな分野や領域を横断して学ぶことができる点です。建築学部建築学科には「建築デザイン領域」「伝統建築領域」「融合領域」の3領域があり、芸術学部デザイン・工芸学科には「デザイン領域」「工芸領域」の2領域があります。建築学部はすべての領域、芸術学部はそれぞれの専門領域で学びながら他の領域を融合させて学ぶことができます。さらに、学科を超えて学ぶことで、複数の視点から学びを深める、新しいデザインを創造できる力を身につけます。
また、資格取得サポートも充実しており、建築・デザイン系への就職にも有利な建築士資格やインテリアプランナー資格の在学中取得をめざすことが可能で、他にも本学独自の緻密なプログラムで学びの充実や進路の幅を広げる資格取得を支援しています。






トピックス
2025.04.01
「一級建築士」試験の在学中合格者が誕生
2024年度は、本学初となる「一級建築士」試験の在学中合格者が誕生しました。本学では、学部4年生での一級建築士(学科試験)合格、大学院進学後の一級建築士(設計製図試験)合格を推奨していますが、今年度は建築学部4年生の希望者が大学院と合同の対策講座を受講し、見事2名の学生が学部在学中に合格しました。大学独自の講座受講だけでの在学中の総合合格は全国でも非常にまれなことです!

2025.04.01
京都工芸繊維大学および京都市立芸術大学と連携協定を締結
2024年1月、京都工芸繊維大学および京都市立芸術大学と、伝統工芸、伝統建築・文化等を通したアート及びデザインに関する教育研究の連携に関する協定を締結しました。
本協定は、京都の国公私立3大学(国立:京都工芸繊維大学、公立:京都市立芸術大学、私立:京都美術工芸大学)が各々の強み・特色を活かしつつ、学生、教員等の交流や協働を通じ、緊密な連携ネットワークを構築することにより、伝統工芸及び伝統建築・文化等を通してアート及びデザインに関する教育研究、成果発信、地域貢献を推進することを目的に締結するものであり、今後、3大学で連携し、国際的な視野をもってアート及びデザインに関する教育研究を推進するとともに、成果の共同発表・展示などを行う予定です。2024年3月には、3大学協定記念展「ビビビ工・芸・美」を開催し、「工芸」をキーワードに各大学の特色を活かした学生作品を展示しました。

2025.04.01
「文化財情報デザインコース」を開設
2023年4月に芸術学部デザイン・工芸学科デザイン領域の4つ目のコースとして「文化財情報デザインコース」を開設しました。
従来の学芸員系の学習に加えて、キュレーション、編集、展示デザインなど、企画からデザインによるアウトプットまで幅広く学び、文化財を広く世界に発信する力を身につけます。卒業後は、文化財の知見とデザインの発信力をもって、観光業界や旅行業界、出版業界、博物館や美術館、などへの就職をめざします。

2025.04.01
今年度も「二級建築士・木造建築士」資格の在学中取得者を多数輩出!
KYOBIでは、学部の学びと並行してグループ校とのWスクールシステムにより開講する資格講座を受講することで、「二級建築士・木造建築士」資格の在学中取得をめざすことができます。
2024年度は、KYOBI生から二級建築士47名、木造建築士62名が見事合格を勝ち取りました。

2025.04.01
全国の美大で初*となる「建築学部」
2022年4月、日本文化の宝庫である「京都」に開設した「建築学部」では、建築分野と美術工芸分野を融合させた学びを継承しつつ、現代の建築を取り巻く社会環境に対応して、「建築デザイン領域」と「伝統建築領域」による総合教育を実践し、地域に密着した学びで新しい造形の可能性を追究しています。
これまでの工学部系の建築学科の学びとは異なり、意匠設計を中心に、豊かな感性や発想力、デザイン力、アイデアを具現化する建築スケッチや最先端のコンピュータスキルなどの表現力に加え、建築士資格の在学中取得を可能にするなど、次世代の建築士として活躍できる力を身につけます。
*大学プレスセンターのニュース及び、旺文社「入試実態データ」より

募集内容・学費
京都美術工芸大学の募集内容や学費をチェックしておこう!
建築学部
建築学科
概要 | 3年次前期までは、図面表現などの基礎的な技術から建築空間の課題解決能力を高める演習を通して建築を基礎から学び、「建築デザイン領域」と「伝統建築領域」を横断した新たな建築教育を実践します。さらに、これらの融合領域を学ぶことで、例えば歴史ある建物や街を現代の生活空間に再生・リノベーションするなど、新時代の建築の可能性を追究することもできます。また、ハイレベルな設計力だけではなく、CAD・BIMなど現代の建築設計に不可欠な最先端のコンピュータスキルを早期に身につけるとともに、建築士試験(一級・二級・木造)の在学中合格をめざします。3年次後期からは、いずれかの希望する領域を選択し、希望の研究室に所属しながら、少人数のゼミ形式で専門分野をより深く学び、より高度な研究と学びの集大成である卒業研究に取り組みます。 |
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◆建築デザイン領域 |
◇|学べる分野|建築設計/都市計画/インテリアデザイン/ランドスケープ/環境デザイン 工学分野と美術分野両方の学びのバランスを重視。建築に関する多様な知識と美術的な構成力を備えることで、人の感性により深く訴えかける魅力的な建築デザインを学びます。インテリアから都市計画まで幅広く扱いながら社会のニーズに応え、かつ美しく豊かなデザインを生み出せるような学びを展開します。 |
◆伝統建築領域 |
◇|学べる分野|社寺建築/町家・民家/数寄屋/茶室/文化財建造物 京都という歴史的にも最高の環境の中で、伝統建築に関わる知識や技術を一から学ぶことができます。神社仏閣のみならず、民家や町家などの古い住宅、茶室や書院、明治・大正時代に建てられた近代建築などの歴史的建造物、遺跡や町並みなどを保存、活用していくための学びを実践しています。 |
◆融合領域 |
◇|学べる分野|まちづくり/保存/再生・リノベーション/建築構造 建築デザインと伝統建築の各領域を専門的に学ぶだけでなく、それらを融合させた領域も深く学びます。歴史ある建物や街を現代の生活空間に再生・リノベーションするなど、持続可能性を求めるこれからの社会に対応した建築やまちづくりについて考えることもできます。 |
定員 | 150名(学科の総定員) |
対象 | 男女 |
年限 | 4年 |
学費 |
初年度納入金:1,765,160円 *入学金・授業料・教育充実費等の合計 |
めざせる資格 |
・一級建築士(在学中に受験し、学科合格をめざすことが可能) ・二級建築士(在学中に受験し、総合合格をめざすことが可能) ・木造建築士(在学中に受験し、総合合格をめざすことが可能) ・インテリアプランナー ・建築設備士 ・色彩検定Ⓡ ・宅地建物取引士 ・TOEICⓇLISTENING AND READING TEST ・博物館学芸員 など ※TOEIC®はETSの登録商標です。このウェブサイト(印刷物)はETSの検討を受けまたはその承認を得たものではありません。 |
備考
2025年4月実績
芸術学部
デザイン・工芸学科
概要 | これからの時代の文化を創り、発展させていくクリエイターを育むため、本学科では2つの領域で専門的な学びを用意しています。ビジュアルデザイン、インテリア・空間デザイン、立体造形デザイン、文化財情報デザインの各コースから新しいモノ・コトを生み出す「デザイン領域」、陶芸、木工・彫刻、漆芸という各コースで日本の伝統的なものづくりを進化させる「工芸領域」。2つの領域から新時代のプロフェッショナルを育んでいきます。最初は導入教育により、芸術の基礎を幅広く学んだうえで、それぞれの専門性を高めるカリキュラムのため未経験者でも不安なく学べます。充実したCG系授業やさまざまな資格取得をサポートし、さらには、地域の団体や企業と関わり、課題解決の手法を学ぶことができるプロジェクト演習など、就職につながる実践力を身につけることができます。 |
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◆デザイン領域 | 都市や産業の未来を切り拓くための課題を発見し、創造的なアイデアをもって具現化まで導く人を育みます。柔軟な発想力、コミュニケーション力、多様な表現力、フィニッシュワーク力という4つの力を伸ばす総合的なデザイン教育を行います。入学してから2年次までの1年間はデザインを基礎から学び、全員が共通のカリキュラムで平面・立体・空間デザインを横断的に学びながら幅広いデザイン力を習得。2年次より4つのコースに分かれて専門性を磨きます。 |
┗ビジュアルデザインコース |
◇|学べる分野|グラフィックデザイン/写真・映像表現/イラストレーション/パッケージデザイン/ブランディングデザイン/エディトリアルデザイン/ファインアート 人や社会に「視覚的に何かを伝えること」を目的とするデザインを中心に扱います。広告・雑誌・ポスターなどのグラフィックデザインをはじめ、パッケージ、書籍、サイン、そしてWebなど、私たちに情報を訴えるさまざまなデザインを制作するスキルを身につけます。また、イラストやキャラクターデザイン、3DCGの技法も習得します。 |
┗インテリア・空間デザインコース |
◇|学べる分野|スペースデザイン/インテリアデザイン/店舗デザイン/ディスプレイデザイン/家具デザイン 人が心地よく過ごすには何が必要なのかを見つめ、具体的に空間を演出するインテリアや空間デザインのスキルを身につけます。扱うテーマは、住宅だけでなく、商業施設の店舗デザインやディスプレイデザインにも及びます。併せて、二級建築士をはじめ、インテリアプランナーやインテリア設計士などの実務的な資格取得をサポートします。 |
┗立体造形デザインコース |
◇|学べる分野|プロダクトデザイン/雑貨デザイン/工芸デザイン/イベントデザイン/プロモーションデザイン/ファインアート 日常生活と芸術の間に垣根が存在しない日本文化の豊かな精神性に着目。雑貨からアートまで、メインカルチャーからサブカルチャーまで、デザイン的アプローチにより現代の感性にマッチした商品開発、イベント企画、プロモーションなどを行い、次世代へ繋ぐ豊かで力強い日本文化を創造します。 |
┗文化財情報デザインコース |
◇|学べる分野|展示デザイン/キュレーション/フィールドワーク/保存・修復 美術、工芸、デザイン、建築にいたるまで、人類が生み出してきた有形・無形の文化的所産をデザインの視点から捉え、キュレーションや編集、展示デザイン、修復・保存など、企画からデザインによるアウトプットまで幅広く学び、文化財をはじめとした日本の文化資源を広く世界に発信する力を身につけます。 |
◆工芸領域 | 陶芸、木工・彫刻、漆芸の各分野について創作を通して基礎から技術を身につけると共に、新しい価値を生み出すためのデザイン力を磨き、さらに作品を市場に提案するプロデュース力も合わせて身につけることができます。陶芸、木工・彫刻、漆芸のそれぞれの分野で、優れた技能と実績を備えた教員から直接指導を受けることができ、卓越した技能を有する教員が一人ひとりを丁寧に指導する演習形式の授業を展開。技術面はもちろん、ものづくりに取り組む姿勢など、多くのスキルを「目で見ながら」習得できます。 |
┗陶芸コース | オブジェとしてのアート作品から伝統的な成形・加飾・釉薬・焼成の各技術を学びます。 |
┗木工・彫刻コース | 人が木を扱う中で磨いてきた木工・彫刻の各種技法を学び、自由自在に造形する力を身につけます。 |
┗漆芸コース | 漆芸の基礎を段階的に学び、漆塗り・蒔絵・螺鈿・乾漆などの高度な技法にも取り組みます。 |
定員 | 100名(学科の総定員数) |
対象 | 男女 |
年限 | 4年 |
学費 |
初年度納入金:1,765,160円 *入学金・授業料・教育充実費の合計 |
目指せる資格 |
●博物館学芸員 ●インテリアプランナー ●2級インテリア設計士 ●二級建築士(在学中に受験し、総合合格をめざすことが可能) ●木造建築士(在学中に受験し、総合合格をめざすことが可能) ●TOEICⓇLISTENING AND READING TEST ●色彩検定Ⓡ ●IllustratorⓇクリエイター能力認定 ●PhotoshopⓇクリエイター能力認定 など |
備考
2025年4月実績
主な就職先・キャリアサポート
先輩たちの就職先・学校の就職支援をご紹介!
主な就職先
2024年3月卒業生実績
- 清水建設
- 積水ハウス
- 大和ハウス工業
- 住友林業
- 一条工務店
- 池下設計
- 船場
- 文化財建造物保存技術協会
- サンデザインアソシエーツ
- ユニバーサル園芸社
- J.フロント建装
- ラクジン
- 俳優座劇場
- グラフィック
- 京都府庁
- 奈良県庁
- 京都市役所
- …など
就職率99.0(就職希望者数209名/就職者数207名 2024年3月卒業生実績)
キャリアサポート
キャリアサポートセンターが中心になって、学生一人ひとりが自分に適した職業的な自立を図れるように「キャリア開発プログラム」を企画・運営し、初年次から卒業までの一貫した支援を行っています。また、社会で必要な知識・能力を身につける「キャリア開発プログラム」、
さらに、「建築士」や「インテリアプランナー」資格などの就職に有利な資格取得をサポートする「資格取得支援講座」を開講しており、将来の夢の実現につながる力を確実に身につけることができます。
各種制度
京都美術工芸大学での学びを支援する各種制度のご紹介!
在学中の建築士試験(一級・二級・木造)合格をサポートする「資格取得支援奨励金」
グループ校とのWスクールシステムにより開講する資格講座を受講することで最短3年次に「二級建築士・木造建築士」資格の在学中取得をめざすことができます。
在学中に建築士の取得をめざす方には「資格取得支援奨励金」により、講座の授業料(3年間分)計160万円を奨励金として全額給付します(希望者全員に適用/返還不要)。また、4年次には一級建築士(学科)対策講座を開講し、学科試験の在学中最短合格もサポートしています。

インテリアプランナーをはじめ、多様な資格・検定で実践力を養成
芸術学部では、学部の学びをさらに充実させるために、また進路の幅を広げる目的で、将来現場で必要となる資格や検定への挑戦をサポートしています。
デザインや工芸を学びながら資格取得もめざすことができ、住空間の設計やプランニングをトータルに手掛けるインテリアプランナーをはじめ、2級インテリア設計士や色彩検定、IllustratorⓇやPhotoshopⓇクリエイター能力認定試験など、各種の資格・検定合格をサポートしています。

デザインで問題解決を図る演習系授業が充実
社会に実際にある課題をテーマにした問題解決型の演習で、実社会とつながる産官学連携プロジェクトとしての側面をもち、地域の企業や団体と協力して取り組む学びの機会が豊富です。数テーマに分かれて実施する専門コースを問わない芸術学部内の横断的な演習授業であり、さまざまな専門分野で学ぶ学生が共同で取り組むことで、コミュニケーション力やプレゼンテーション力を身につけ、デザインによる問題解決に挑戦するなど社会で役立つ実践力を身につけることができます。

学びの分野/学校の特徴・特色
京都美術工芸大学で学べる学問
- 文学・歴史・地理
- 工学・建築
- 生活・服飾・美容
- 芸術・表現・音楽
京都美術工芸大学で目指せる職種
- コンピュータ・Web・ゲーム
- 建築・土木・インテリア
- 公務員・政治・法律
- デザイン・芸術・写真
- マスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画
- 音楽・イベント
京都美術工芸大学の特徴
- 地方入試
- 総合型選抜制度
- 大学入学共通テスト利用制度
- ネット出願
- 特待生制度
- 独自奨学金制度
- 資格取得支援制度
- 交換留学制度
- インターンシップ
- 納入期限延期制度
- 大学院
- 最寄駅より徒歩圏内
開く
0120-33-3372
- 学校No.5078
- 更新日: 2025.04.01