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病気にならず、病気になったら少しでも早く改善する食事の実現

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臨床栄養学研究室

担当教員 清水 純教授
学部/学科/コース 薬学部 /医療栄養学科
所在地 <埼玉坂戸キャンパス> 埼玉県坂戸市けやき台1-1

このゼミ・研究室の研究テーマ

健康な生活の実現
  • 高齢化
  • 長寿社会
関連キーワード
  • 栄養管理
  • 栄養治療
  • 管理栄養士

臨床栄養学とは

年齢が若い時期にはあまり考えないことが多いと思いますが、誰しもが、病気にはなりたくない、いつまでも健康で元気でいたいと思っているのは間違いないでしょう。健康を支える重要な要素のひとつに「食事」があります。例えば、高血圧は減塩、糖尿病は甘いものを控える・・・食事のとり方が大切であり、良くも悪くも食事は私たちの健康に影響を与えます。
基礎となる栄養学において、摂取した栄養素の代謝について学び、さらに、病気を患っている人の病態、代謝とその食事療法を応用・実践する学問として、臨床栄養学があります。
※「臨床」とはベッドサイドの意味で、医療の現場で患者さんに接し、診察や治療を行うことで、「代謝」とは食べたものを消化・吸収して活動に必要な物質やエネルギーを生み出すとともに、体内の活動で不要になった老廃物を外に排泄するまでのことです
健康な人の代謝から、病気の人の代謝、薬物の作用の違いまでを学び、臨床で適切な食事管理を行うことが求められます。

健康を支える食事

ヒトの体や食事の栄養素は、よく車に例えられます。筋肉や皮膚はたんぱく質が主な構成成分で、車で例えるとボディやタイヤにあたります。しかし、車のボディがあっても、エネルギーとなるガソリンがないと動きません。ガソリンとなるのが、糖質や脂質。そして、車もメンテナンスをしないと、スムースに動きません。そのメンテナンスを行うのが、ビタミンやミネラルです。糖質を多く摂取している人は、ガソリンは沢山入っているが、たんぱく質が不足し、ボディがボロボロ、ビタミン・ミネラルの潤滑油も枯渇していて、エンジンや細かい部品周り不具合が生じる可能性があります。不調を抱えていたり、病気の人の体では、故障してしまった状態といえます。この、「故障」を未然に防ぎ、故障をしてしまったらどのようにして効率的に「修理」して健康状態を回復するかが重要です。
さらに薬物治療が加わると、食事よりも強力な作用を持つ「薬物」が入ってくるので、その作用や、薬物と食事の相互の影響も考慮する必要が出てきます。

これからの管理栄養士に求められること

管理栄養士というと、「食事を作る人」というイメージを持たれる方がほとんどではないでしょうか。また、その食事はカロリー計算された味気ない食事といったイメージも強いでしょう。しかし、単にカロリー計算だけで作られた食事ではありません。管理栄養士は対象者個々の栄養状態を把握し、各栄養素の必要量を考え、食事の設計(個人の栄養状態を把握し、食事内容を計画・実施し、その効果について評価をすること)をしています。献立を作成するためにも、まずは対象者の代謝の状態を理解する力が必要です。「食事がおいしい」というのは、対象者の食べる意欲、健康状態の改善などに必要な基本的要素です。
管理栄養士はどこにいるんだろう。病気になったときに病院でしか接する機会がない、と思われる方も多くいらっしゃいますが、最近では、予防医療やスポーツ栄養の分野で活躍する管理栄養士も様々です。
戦前・戦後の管理栄養士(栄養士)は主に栄養不足を解消する「栄養改善」を目的として主に活躍していました。しかし、現在では、栄養素の過剰・不足や偏り、生活スタイルの変化による「生活習慣病」の予防が重要となっています。すでに現在では、対象者の食事内容、健康状態から、その食事バランスの偏りを把握し、調整していくことが、高度の専門的知識を必要とされる管理栄養士として重要となっています。
また、例え同じ食事をして、同じ薬を飲んだとしても、個々人の体質によって、その作用、効果は異なります。城西大学薬学部医療栄養学科では、個人の遺伝子の違いや、体質に合わせた一人一人の食事設計をする「テーラーメイドの栄養管理・栄養治療・薬物作用」に対応できる管理栄養士の育成に努めています。薬学部に医療栄養学科がある城西大学だからこそ、栄養と薬をきちんと理解し、医薬品と食品の相互関係について学べます。
また、医療栄養学科では、管理栄養士国家試験でも毎年高い合格率を誇っています。食品学、生化学、病態解析学、薬物療法学など、さまざまな講義・実験を通して、健康を維持して病気を防ぎ、病気になれば患者さんの体のこと、薬が必要な患者さんの薬物動態も勉強し、薬学や医療の幅広い知識を持った管理栄養士を多く輩出したいと考えています。

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