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デバッガー
コンピュータ・Web・ゲーム系の仕事
どんな
職種?ゲームやアプリの不具合をいち早く見つけて、修正する
ゲームやアプリなどのバグ(不具合)をデバッグ(修正)する仕事。デバッグは開発プロセスの一つであり、デバッガーは設計内容とプログラマーが組んだプログラムを比較し、チェック項目にもとづいてテストを行う。そして、バグを見つけたら、バグが発生する原因を特定して修正する。リリース後にデバッグが見つかることもあるため、機能追加やアップデートなどのタイミングでデバッグを行う。なお、大規模なゲームやアプリになると、チームでデバッグを行うのが一般的だ。
こんな人に
おすすめ!コツコツとテストを重ねる粘り強さと、わずかなバグも見逃さない観察力
近年、ゲームやアプリは複雑化する傾向にあり、デバッガーがテストする項目も増加傾向にある。そのため、数多くのテスト項目を一つひとつこなしていく「粘り強さ」をもった人に適している。また、バグを見逃さない「観察力」に長けた人にも向いた仕事と言えるだろう。デバッグはゲームやアプリの開発に欠かせないプロセスで、「製品の品質を高める」という役割を持っている。開発チームの一員として自分の役目を果たしていく「専門性」と、プログラマーをはじめとする他のメンバーと協力して一つのゲームやアプリをつくっていく「チームワーク」に適応できる協調性が必要だ。
この職種は文系?理系?
デバッガーを目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:情報学、情報工学、システム・制御工学など
- 採用試験 就職先:ゲーム開発会社、アプリ開発会社など
- デバッガー
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Point1
関連する資格に一般社団法人IT検証産業協会の「IT検証技術者認定試験」がある。レベル7まであり、レベル1は「テスト実行者」を担うスキルがあることが証明される。
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Point2
テストのみを行う「テスター」という仕事もある。アルバイト募集が多いので、興味がある人は挑戦してみよう。テストやデバッグの現場を知る良い機会になるだろう。