愛媛県の医療技術学が学べる、作業療法士を目指せる学校検索結果
1件
1-1件を表示
自立を支援する、心豊かなセラピストを養成
障がい者の心と体をケアし、社会生活への架け橋となるリハビリテーション。愛媛十全医療学院では、専門知識と技術、思いやりや慈しみの心を備えた、「生きる」を支えるセラピストを養成します。 <人体解剖実習を体験できる、全国でも希有な学校> 医学の基礎となる「解剖学」は、人体の構造・器官・機能を理解する上で欠かせない学問です。本学院では愛媛大学医学部の全面協力を得て、学生が実際に人体各部位を解剖し、その構造を立体的かつ総合的に理解しながら、生命倫理について学びます。 <1クラス2名の担任制による、きめ細やかな指導> 1クラスにつき2名の教員(担任・副担任)を配置し、学生一人ひとりに行き届く教育指導・生活支援を実施。さらに、専門のカウンセラーによる学生相談室を設けるなど、個々の特性に応じて勉学と生活の両面をしっかりサポートします。 <附属病院での院内実習> 臨床実習の準備段階では、県内最大規模のリハビリテーションエリアを誇る附属病院やグループ関連施設において臨床実習に近い形式で院内実習を実施。即戦力を育む、臨床を意識した実習機会を豊富に設けています。
医療現場を専門スキルで支える検査技術とリハビリのプロを養成
検査やリハビリテーションについて専門的な知識と技術を学ぶ学問。具体的には検査分野では、心電図、組織、血液、尿などの検査技術を身に付けた「臨床検査技師」「細胞検査士」や、レントゲン検査、CTスキャン、放射線治療に携わる「診療放射線技師」をめざす学びが含まれる。リハビリ分野では、身体機能の回復を支援する「理学療法士」、心身の回復を支援する「作業療法士」のほか「言語聴覚士」など。学校によって看護学を含む場合もある。
学校により学べる技術分野はさまざまだが、初年次では医療に関わるために必要な考え方や概論を学び、人体の専門知識を身に付けて、さらに各分野の専門的知識、技術を学ぶことが多い。専門性を高めていくなかでは、講義に加えて実習を履修する。
作業療法士は、病気やけが、高齢化などで身体に障がいがある人の社会復帰をサポートする仕事。工芸・手芸・玩具操作などの作業を通して、機能回復を目指す。医師の指示の下に、患者に適したプログラムを作成し、治療を進める。作業療法士がサポートする患者には、障がいが治りきらない人もいる。そのため、心理面や精神面での社会復帰のサポートも重要である。活躍する場は、総合病院やリハビリテーション施設、高齢者や障がい者向けの福祉施設などが多い。
リハビリテーションは家事、趣味の活動、運動など、さまざまな内容を取り入れて行うため、特定の分野に精通していることよりも、多くのことに幅広く関心を持っていることが重要。細部にこだわり過ぎず、広い視野で考えることができる人は、作業療法士に向いているといえる。理論と知識を蓄えておくことも重要だが、新しい発想や自由な発想が大切になる。