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医療現場を専門スキルで支える検査技術とリハビリのプロを養成
検査やリハビリテーションについて専門的な知識と技術を学ぶ学問。具体的には検査分野では、心電図、組織、血液、尿などの検査技術を身に付けた「臨床検査技師」「細胞検査士」や、レントゲン検査、CTスキャン、放射線治療に携わる「診療放射線技師」をめざす学びが含まれる。リハビリ分野では、身体機能の回復を支援する「理学療法士」、心身の回復を支援する「作業療法士」のほか「言語聴覚士」など。学校によって看護学を含む場合もある。
学校により学べる技術分野はさまざまだが、初年次では医療に関わるために必要な考え方や概論を学び、人体の専門知識を身に付けて、さらに各分野の専門的知識、技術を学ぶことが多い。専門性を高めていくなかでは、講義に加えて実習を履修する。
企業などで働く人たちが抱える悩みなどをヒアリングして、心理学的な観点から解決のためのアドバイスなどをする仕事。活動領域は大きく3つに区分され、リストラなどが原因となるストレスに対するための「メンタルヘルス対策への援助」、働く人の職業生活の質を向上させるための「キャリア開発への援助」、職場での人間関係を改善するための「職場における人間関係開発への援助」がある。就業のための必須資格はないが、一般社団法人日本産業カウンセラー協会の「産業カウンセラー」資格を取得して就業するのが一般的。
人の話をとことん聞き、カウンセリング力のある人に向いている。また、職種によっては社会問題とも対峙することになる。社会問題や産業問題など、普段から積極的に情報収集する姿勢も大切な要素といえる。