桐蔭横浜大学の学部・学科紹介

教育、福祉、ビジネスなど、様々な課題に対して、「スポーツ」と「からだ」を軸にした多彩なアプローチを展開。スポーツや健康、身体に関する専門的な知識・技能のみならず、社会人として活躍する際に必要な幅広い知識や教養を身につけ、教員やスポーツ指導者、スポーツイベントなどを企画・運営できる人材を育成する学科です。
スポーツ教育学科では、スポーツを中心とした教育方法を学び、小学校教員及び中学校、高等学校保健体育科教員を目指します。教職課程履修により小学校及び中学校・高等学校教諭免許の取得が可能です。都道府県などが実現する教員養成事業への参加等を通じて、実践的なスキルを身に着けた教育者を目指します。
スポーツ健康科学科では、からだを軸に科学・健康・文化を学び、スポーツで社会に貢献できる人材を目指します。トレーニングの知識・技能だけでなく、戦術や心理についても学習します。さらにスポーツ科学、情報学、スポーツデータの解析方法など幅広い分野のテクノロジーも学習します。

桐蔭横浜大学の法学部の特徴は、裁判官、弁護士、検察官などの法曹だけでなく、警察官や司法書士、国家公務員、起業家など、法律に関わり、法律を活かしながら活動していく職を含めた、多様な進路を想定している点です。

本学部では、教員と学生のコミュニケーションを密にすることに重点を置き、議論を通して法的な思考プロセスを育成するカリキュラムを用意しています。
１年次は、憲法、民法、刑法など、大学に入って初めて学ぶ法律専門科目について基礎から学修。さらに演習（ゼミ）科目を用意し、少人数ゼミ（担任制）の下、コミュニケーション能力を身につけていきます。
2年次は、身につけた基礎力を活用し、実践的学習を深めていく学年。社会が抱えている課題、実際に起こった事件など、身近なテーマを題材に、それらを解決するための考え方をトレーニングします。
続いて3年次は、コースやプログラムごとに専門性の高い学習を実施していきます。公務員試験や資格試験などを見据えた科目も用意し、法的思考を磨くと同時に、将来に向けて学習を進めていきます。
4年次の法律演習では、各自専門分野の成果をまとめ、学びの集大成とします。
職業教育を軸とした5つのコース（①法律専門職コース、②地方公務員コース、③警察官・消防官コース、④ビジネスキャリアコース、⑤スポーツ法学コース）を設定し多様なニーズに応え、幅広い業界・業種で活きる知識と、そこで活躍できる実践力を養う。

まず現代教養学環は、「統合された知をもって、現代社会の課題解決に貢献できる人材の育成」を目指します。

法学部、医用工学部、スポーツ科学部といった、それぞれの専門分野の教育に特化した３つの学部が連携協力し、未来社会の構築に貢献できる人材を育成する新しい教育プログラムを設置します。
社会科学，工学の複合的視点から現代社会の諸課題を読み解くカリキュラムとし，５つの専門コース（地域社会学、マーケティング学、国際コミュニケーション学、心理学、サスティナブル工学）を設置し、理論と実践を往還しながら学修することで、課題解決能力を養います。

現代教養学環という名称には、「学生の学びを中心に、教職員、大学全体が環になって支えていく、学びの環」という思いが込められています。
現代教養学環は、令和元年8月に学校教育法施行規則及び大学設置基準等の一部が改正になったことにより新たに設けられた学部等連携課程制度に基づく学士課程です。
学環は学部相当の教育プログラムであり、卒業時に「学士」の学位が授与されます。

1年次に5つの専門コースを学び、２年次に進学する前に希望するコースを提出し、１年次の成績を参考に仮配属されます。２年次では配属されたコースの専門科目を中心に学びますが、３年次に上がる前に研究室をローテーションで回ったあとで、最終的に進むコースを決定します。
幅広い教養と確かな専門知識を身につけて、現代社会の課題を解決できる力を養うので、卒業後はそうした力を生かして、地域社会の発展を支えるNPOなどの非営利団体や社会起業家、観光協会、旅行会社などを想定しています。
また変わりゆく社会のなかで、新たな価値を生み出し提供する広告代理店や商社、出版業界などへの就職も支援します。

現代医療においては、医師を中心に看護師、薬剤師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士などさまざまな専門家がチームを組んで、いのちを守っています。桐蔭横浜大学の医用工学部では、そのチーム医療の一員として現代医療の現場で活躍できるスタッフを養成しています。

本学部の「生命医工学科」は、医学と理工学をベースとする２つの専攻で臨床検査学と生命工学をきめ細かく指導してくことが特徴です。実験・実習施設が整備された環境で１年次から臨床検査の知識と技術を身につけるほか、病院や検査センターなどで4カ月間の臨地実習（病院実習）に参加。実践的な能力を有した「臨床検査技師」の養成に努めていきます。

「臨床工学科」は、座学と実習のバランスの取れたカリキュラムで医学＋工学を修得し、国家資格「臨床工学技士」の取得を目指す学科です。大学病院や総合病院などでの臨床実習に参加して臨床工学技士の実務を体験。さらには学会や国際会議などにも参加し、最前線の医用工学技術に触れながら、医療の現場に欠かせない医療機器操作のスペシャリストを目指します。