港湾職業能力開発短期大学校神戸校 文部科学省以外の省庁所管の学校
世界をつなぐ貿易・港湾物流を担う人材を育成します
皆さんの暮らしを支える貿易の99%以上が海運による輸送と言われており、その最前線を担っているのが貿易・港湾物流業界です。現在、貿易・港湾物流業界では、国際競争力の強化、地域の活性化等のための施設設備の高度化とそれらに対応できる人材の育成が求められています。
その人材育成機関として「港湾職業能力開発短期大学校神戸校」があります。厚生労働省所管の短期大学校で、平成10(1998)年4月の設立から今年で26年目を迎えます。これまでに貿易・港湾物流業界に必要とされる人材を輩出し、 貿易立国日本の経済発展に寄与してきました。
設置科としては、高卒者等を対象とした4月入校で貿易事務を学ぶ「港湾流通科」及び港湾物流を学ぶ「港湾技術科」に加え、10月入校で就労実習を取り入れ、若者のチャレンジを応援する「港湾ロジスティクス科」があり、少人数制の実学指導により、9年連続100%の⾼い就職率を誇っています。*令和4(2022)年3⽉31⽇現在:就職希望者数34名/就職者数34名(2022年3月・9月修了生実績)
◆港湾職業能力開発短期大学校は厚生労働省が所管し、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構が設置、運営している大学校で当神戸校のほか、横浜校があります。



トピックス
2023.04.01
企業のニーズに即応した実践技能者を目指す「港湾ロジスティクス科」10月開講
輸送・荷役・通関等、港湾を取り巻く環境を的確にとらえ、物流システム技術や荷役機械運転技術を習得します。さらに企業での就労型実習において、港湾企業の実務を学び、企業ニーズに即応した実践技術を習得します。
★教育訓練期間★
2023年10月から2年間(内6ヶ月間、給与を得ながらの企業実習)
【応募資格】高卒以上、概ね55歳未満
【選考方法】面接・書類審査
★入校料★
不要(授業料が別途必要となります)

2023.04.01
“貿易業務ソフト”での実習
貨物を運ぶ仕事は、船会社や倉庫会社、通関業者、税関などと連携していかなければなりません。そのため、いろいろな手続きや準備、書類作成が必要であり、情報共有や効率化のために専門の業務ソフトが使われています。港湾流通科では、実際に企業で使用されているこれらの業務ソフトを使用した実習を実施しています。

2023.04.01
総合制作発表会
卒業研究にあたる「総合制作実習」において取り組んだ成果を発表します。総合制作実習は、各学科・実技の集大成となる科目であり、個人あるいは少人数グループで実施します。発表当日は、ご家族及び就職内定先企業の方も来られますので、学生達は緊張しながらも堂々と発表を行います。

2023.04.01
就職に向けてしっかりサポート
入校後、学生一人ひとりと個別でキャリアカウンセリングを実施。就職アドバイザーと担任が連携し、企業の選び方や履歴書の添削、面接試験の対応などを指導します。また社会人として必要なスキル(自己理解、ビジネスマナー、コミュニケーション能力)を身につけるカリキュラムを設けています。企業見学会や修了生による就職講話なども行い、現場での体験談など生の声を聞くこともできます。

2023.04.01
神戸まつり 神戸港カッターレースに参加
5月に神戸まつりのイベントの一つとして神戸港メリケンパーク東側海域で開催される「神戸港カッターレース」。当校からも男子チーム、女子チームが参加しています。仲間と呼吸を合わせ、力を合わせ漕ぐ体験は、学生時代の楽しい想い出として記憶に残る1日となるでしょう(2021・2022年は中止)。

募集内容・学費(2023年4月実績)
港湾職業能力開発短期大学校神戸校の募集内容や学費をチェックしておこう!
港湾流通科
概要 | 貿易や通関における理論と実践技術、流通における情報処理技術等を習得し、国際間のモノの売買契約ルールや税関に関する輸出入の申告、港湾における貨物の流れをコントロールするための多様な能力を育成します。 |
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定員 | 20名 |
年限 | 2年 |
学費 |
初年度納入金 559,200円(入校料169,200円、授業料195,000円/半年※前期・後期の2回納入) ※上記以外に教科書代・作業服・学生保険等の費用が別途必要です。(2年間で約60,000円) ※就職活動や資格取得に係る費用が別途必要になる場合があります。 |
目指せる資格 | 通関士、貿易実務検定、STC Associate(安全保障輸出管理実務能力認定試験初級)、ビジネス・キャリア検定ロジスティクスオペレーション3級/ロジスティクス管理3級、Microsoft Office Specialist(Excel)、玉掛け技能講習、フォークリフト運転技能講習 |
港湾技術科
概要 | 港湾荷役機械の運転技術、港湾業務の知識、港湾荷役システムの構成と自動化についての技能・技術を習得し、高度化する施設設備や取扱貨物の多様化に対応できる現場管理技術者を育成します。 |
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定員 | 20名 |
年限 | 2年 |
学費 |
初年度納入金 559,200円(入校料169,200円、授業料195,000円/半年※前期・後期の2回納入) ※上記以外に教科書代・作業服・学生保険等の費用が別途必要です。(2年間で約80,000円) ※就職活動や資格取得に係る費用が別途必要になる場合があります。 |
目指せる資格 | 玉掛け技能講習、フォークリフト運転技能講習、移動式クレーン運転士免許、クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)、大型特殊自動車運転免許、揚貨装置運転士免許 |
【10月入校!】港湾ロジスティクス科(日本版デュアルシステム)
概要 |
<この訓練科は、10月入校9月修了です> 輸送、荷役・保管、通関等の技術を習得し、生産活動と消費活動を円滑に結ぶ「物流」に対応できる実践技能者を育成します。 |
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定員 | 12名 |
年限 | 2年 |
学費 |
初年度納入金 390,000円(入校料 不要、授業料195,000円/半年※前期・後期の2回納入) ※上記以外に教科書代・作業服・学生保険等の費用が別途必要です。(2年間で約80,000円) ※就職活動や資格取得に係る費用が別途必要になる場合があります。 |
目指せる資格 | 玉掛け技能講習、フォークリフト運転技能講習、移動式クレーン運転士免許、クレーン・デリック運転士免許(クレーン限定)、大型特殊自動車運転免許、貿易実務検定 |
主な就職先・就職支援
先輩たちの就職先・学校の就職支援をご紹介!
主な就職先
2022年3月・9月修了生実績
- (株)エス・ディ・ロジ
- F-LINE(株)
- 神戸サンソー港運(株)
- (株)神戸埠頭梱包センター
- 甲陽運輸(株)
- (株)後藤回漕店
- 是則運輸倉庫(株)
- 山九(株)
- 神港作業(株)
- 神菱港運(株)
- 住井運輸(株)
- 中央港運(株)
- (株)日新
- 日本港運(株)
- 日本通運(株)
- 日本物流センター(株)
- 日本梱包運輸倉庫(株)
- 兵機海運(株)
- (株)ヒラノ・スカイ・サポート
- 三井倉庫港運(株)
- 盛興業(株)
- 森本倉庫(株)
- (株)ユニエツクスNCT
- …など
就職率100%(就職希望者数34名/就職者数34名)
※2022年3月・9月修了生実績
就職支援
【丁寧な就職指導】
少人数制の教育訓練を特徴とする本校では、各企業の仕事内容と学生の資質を知り尽くした指導員たちが一丸となって個別で徹底的にサポートします。
1年次の早い段階から履歴書添削や面接指導、企業見学会のほかジョブ・カードの発行などを行い、就職に向けたビジョンの明確化や仕事のマッチングを図るなど、学生・企業の両者から喜ばれる就職指導を行っています。
【アドバイザーの設置】
就職試験を突破して職業現場で持てる力を100%発揮するには、職業知識やスキルだけでは不十分であり、仕事への意欲やコミュニケーション能力が大切な要素のひとつです。
本校では、キャリアカウンセラーや心理カウンセラーによるメンタル面でのアドバイスにも力を入れ、コミュニケーション能力のアップを図っています。就職だけでなく、人生全てのシーンで役立つよう、一人ひとりをバックアップしています。
各種制度
港湾職業能力開発短期大学校神戸校での学びを支援する各種制度のご紹介!
技能者育成資金融資制度
優れた技能者を育成するための一助として、成績が優秀であるにもかかわらず、
経済的な理由により教育訓練を受けることが困難な学生を対象とした融資制度です。
一定の要件を満たした学生に、労働金庫から有利子、無担保で一定限度額まで融資されます。
入校料・授業料減免制度
住民税非課税世帯及びそれに準ずる世帯の学生を対象にした制度です。成績要件及び経済状況等いくつかの要件を満たした場合に、入校料及び授業料の一部または全額が減免されます。
学びの分野/学校の特徴・特色
港湾職業能力開発短期大学校神戸校で学べる学問
- 国際・国際関係
- 工学・建築
- 情報学・通信
港湾職業能力開発短期大学校神戸校で目指せる職種
- 自動車・航空・船舶・鉄道・宇宙
- 建築・土木・インテリア
- ビジネス・経営
- 語学・国際
港湾職業能力開発短期大学校神戸校の特徴
- 資格取得支援制度
- インターンシップ
- 納入期限延期制度
- 最寄駅より徒歩圏内
- 学生用駐車場
開く
078-303-7326
- 学校No.5375
- 更新日: 2023.04.01