福岡こども短期大学 私立短期大学
こども教育学科 2024年3月卒業
北村 雛乃 さん
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高校では演劇部の活動に取り組みながら、勉強にもしっかりと打ち込みました。わからないことはわからないままにしておかないよう心掛け、休み時間には先生によく質問していました。
幼稚園教諭など、“子どもの教育に携わる仕事がしたい!”と目標ができたのは中学時代でした。そうした学部・学科で学べる四年制大学への進学を考えていましたが、進路について考えるうちに、短期間で専門的な知識を習得でき、いち早く現場に出て実践経験を積むことができる短期大学に魅力を感じるようになりました。
幼児教育系の短期大学を探していたところ、幼稚園教諭二種免許状、保育士免許、養護教諭二種免許状もしくは小学校教諭二種免許状を取得できる*福岡こども短期大学をホームページで知りました。このトリプルライセンスを取得できる*ことに魅力を感じたのが、本学を志望した大きな理由です。
さっそく資料請求を行うと、願書とともに受験生の“保育者像”を書く「保育ノート」が届きました。両親や高校の先生に相談しながら自分なりの保育に対する考え方を見つめなおしてノートを作成。入試の面接ではこのノートに書いたことをもとに自分の伝えたいことを事前に決めて臨みました。
*文部科学省 令和5年4月1日現在の教員免許状を取得できる大学一覧より
学生生活で一番印象に残っているのは、幼児教育研究会での学びです。
これは、「習字あそび研究会」「手話研究会」「歌あそび研究会」「こども英語あそび研究会」など多種多様なジャンルの研究会の中から自分が学びたいものを選択して2年間所属し、将来の保育者として研究と実践に取り組むものです。短大では「幼研」と呼んできます。
まるでサークル活動のように楽しめる本学独自のユニークなカリキュラムですが、これは授業のひとつで、幼児教育の現場で役立つ実践的な学びを経験することができます。
私は高校時代に演劇部に所属していたことから、「劇あそび研究会」に所属し、2コマ連続の授業で、着ぐるみやパペットを使った劇を作っていました。台本から衣装、小道具などをすべて学生が手作りしながら、「どうすれば子どもたちに楽しんでもらえるか」研究会のみんなで考えるので、学年を超えて学生同士の交流を深めることができました。
そして、短大の行事や地域のイベント、附属幼稚園・保育園などでの訪問でこれらの成果を披露しました。この経験は教育・保育の現場に出たあと、子どもたちの発表会などの行事運営等で役立ちます。とても貴重な時間でした。
卒業後は小学校に講師として勤務することが決まり、教育現場で子どもたちと関わっていくことになります。
いまの段階では、自分がどれだけ現場で力を発揮することができるのかはわかりませんが、子どもたちと誠心誠意関わっていきます。
子どもたちにとって小学生時代の環境はとても大切です。その時期に「頼ることができる大人がいること」が、心の発達に大きな影響を与えます。とても多感な時期だからこそ、その心に寄り添うことができる教師になりたいと思っています。
そんな目標を叶えるためには、すでに現場で活躍されている先輩の先生や、同僚の子どもへの関わり方をよく観察しながら、良いところを学びつつ吸収していくことが大切だと考えています。教師生活が始まる春からは、自分の目標に向かって積極的な姿勢で頑張ります。
- 学校No.4431