平成医療短期大学の学部・学科紹介

現在、医療技術の急速な発展・患者の多様化する価値観やニーズ・医療チームでの多職種連携など、視能訓練士が対応すべき課題がつぎつぎに生まれています。視能訓練士について学ぶ学生に求められるのは、こうした課題に対応できる主体性と論理的思考力です。そのためには豊かな教養や自己問題提起解決能力が必要であり、さらにコミュニケーションスキルも不可欠です。

視機能療法専攻では、「学生が自ら考え、行動し、学ぶための機会」を、学術業績と大学病院(特定機能病院)等での臨床経験を持つ専任の大学教員によってサポートします。科学的根拠や研究学会活動で得られた最新の知見を踏まえた専門教育は、眼科病院や眼科クリニックに就職した際も問題なく通用します。

1年次前期から3年次前期まで開講する演習科目では、視能訓練士の実務に必要な視機能検査矯正の技術と報告・質疑応答（議論）について学びます。演習科目は1限から5限まで連続的に実施されることが特徴です。1限から4限までは技術指導の時間とし、検査矯正技術を習得します。5限は学生による検査結果の報告・質疑応答（議論）の時間としており、コミュニケーションスキルや主体性、論理的思考力をのばす機会としています。

本校では優しい視能訓練士を目指す、たくさんの学生が学んでいます。

*文部学大臣指定（認定）医療関係技術者養成学校一覧（令和4年5月1日現在）視能訓練士学校 より