北海道医療大学のセンパイ紹介

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患者さんに寄り添える薬剤師に

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高校生活での勉学が今に活きています

医療系・理系の大学をめざす高校に通っていたため、めざしている場所が同じクラスメイトとは、大切な仲間であり、よきライバルでした。加えて、私は高校寮で生活していたので、最初はすべてが新鮮で新しい環境に慣れることに精一杯だったのを覚えています。授業に関しては、理系の大学をめざすカリキュラムだったので、理科、とくに生物は隅々まで勉強しました。薬学部は化学のイメージが強かったので、高校で頑張った生物が活躍する機会は少ないかと思っていましたが、薬学部では人間の身体や臓器についても勉強するので、今でも高校時代に学んだことが役に立っています。
医療の分野にはもともと興味がありましたが、高校生のときに母親が脳出血したことから、薬剤師という仕事に興味を持つようになりました。
この大学を志望した理由は、たくさんの医療系学部があり、同じ医療者をめざす仲間と一緒に充実した大学生活を送れると思ったからです。また、自宅から電車一本で通学できるという点も魅力で、電車に乗って移動している間も授業の資料を見ることができ、登校中も時間を有効活用できます。入学試験については、数学、理科、英語の3つなので、私はこの中で一番苦手な英語をとくに勉強しました。入試対策には、各教科の基礎の土台をつくることと、過去の入試問題を解く事が一番の近道だと思います。

研究室の雰囲気を味わう事ができる「薬学基礎研究」

薬学部は忙しいという話を入学前から聞いていたので不安に思っていましたが、北海道医療大学は先生との距離が近く、気軽に質問に行くことのできる環境なので、授業で分からないところをすぐに解決することができます。また、2年生から「薬学基礎研究」という授業をとることができます。この授業では、自分の気になる研究をしている先生のもとで1年間研究をして、成果をレポートにまとめるという授業です。学年の若いうちから研究室の雰囲気を味わう事のできるとても興味をそそられる授業です。実際に私はこの授業で、植物の中を通る水などの粒子の速度を測定する実験をしており、今後このような実験が医療に役立つ日が来ることを願って、日々実験を繰り返しています。
また、この授業の良い所は、自分の興味のある実験に参加できるだけでなく、同じ実験をする仲間や先輩方に出会えるところだと思います。
同じ研究室に所属している同級生とは、一緒にテスト勉強をしたり遊びに行ったりする仲になりました。

患者さんにとって身近な存在で、寄り添うことのできる薬剤師に

今求められている薬剤師は、薬の知識だけでなく患者さんに寄り添えるような薬剤師だと思います。
とくに薬局は薬の疑問や不安について気軽に相談できる存在となっています。
近年はかかりつけ薬局も重要視されており、ますます薬局は患者さんの身近な存在になっていると思います。
今後は、日々の復習と学んだところを定着させることを大切にしながら、薬剤師を目指して邁進していきたいと思います。

作業療法士と音楽療法士のダブルライセンスを持つセラピストを目指して

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大学の決め手は「多職種連携」

高校では、中学からしていたバドミントンを続けていたので、授業に追いつくことに必死でしたが、進学を考え大学を調べていく中で、作業療法士にとても興味を持ちました。作業療法士とは、心身機能の一部に疾患を抱えている方が、その方らしく生活できるようにサポートしていく仕事です。中でも、北海道医療大学は、作業療法学科に音楽療法士コースもあり、ダブルライセンス取得をめざせること、そして医療系総合大学で「多職種連携」に力を入れているため、他の学科との関わりが多いことを知り、これは将来的にもとても役に立つのではと考え、入学を希望するようになりました。入試対策としては、過去問を繰り返し解き、完全に正解となるまで何度も反復しました。その甲斐あって、入試当日も気持ちに余裕を持って挑むことができました。最後まであきらめず、最善を尽くせば結果はついてくるものです。この経験を生かして、これからどんなに辛いことがあっても、打ちのめされることなく、日々の積み重ねを大切にしていきたいと思います。

実際に入学、そして充実した学修内容に満足

この大学には、作業療法学科としてはめずらしく、解剖学実習があります。実習の意義は「献体者の篤志を受け止め、ご遺族のご理解ご協力に感謝し、生や命への畏敬の念を育む」というものです。また、実際に教科書通りではない人体の構造があることも知り、そのような知識を身につけ理解を深めることができました。このような貴重な実習体験をさせていただいたことで、より「医療や患者様への道徳観の確立をめざす」という決意を胸に、感謝の気持ちを忘れず、対象者の心に寄り添えるセラピストになりたいと改めて感じました。作業療法学科には、「音楽療法士コース」もあり、音楽が持つ力で対象者の精神回復力やQOL(生活の質)の向上を計る、という目標があります。医療系でこのようなコースがあるのは全国的にもめずらしく、さらに幼い時からエレクトーンや合唱などの音楽に触れてきた私にはとても興味深いものでした。このコースは少人数制で、先生との距離が近く、すぐに質問もでき、アットホームな環境の中で楽しく学べることが特徴です。さらに、他の大学にはない科目もあり、実際にリハビリを受けている方の声を聞いたり質問をすることもでき、学生のうちから生の声を聞く機会があることにとても満足しています。

将来の夢はダブルライセンスと寄り添えるセラピストに

今後の目標としては、苦手意識のある科目を払拭できるよう日々の積み重ねを大切にし、友人と共に実技の練習等も繰り返し、着実に実力を伸ばしていきたいと思っています。将来は作業療法士と音楽療法士のダブルライセンスを取得し、対象者の方が自分らしく生活できるよう、さまざまな観点からアプローチし、寄り添えるセラピストになりたいと考えています。

志望理由

医療系の総合大学であり、作業療法学科である上、音楽療法士コースもあり、ダブルライセンスの取得が可能であること、そして大学が都市部ではなく、のどかで自然豊かな場所にあり、心が落ち着くと感じたためです。

困っている方々のサポートができる公認心理師になるために

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高校時代の様々な悩みが大学進学を決めるきっかけに

高校生になったころは、内容の難しい勉強についていくのが精一杯で、部活にもあまり力が入りませんでした。その上、体調も崩してしまい通院をするようになりました。そのような時に、友人や家族、先生方など、沢山の方々に助けていただき、大学受験を考え始めました。まずは勉強の楽しさを知るために、興味のある分野を生かし、例えば生物関連の英文をリーディングしてみたり、歴史の好きな友人とのおしゃべりの中から世界史の流れを覚えたりしました。また、体調が悪かった時に沢山の方に支えてもらった経験から、困っているときに周囲の人から助けてもらうことの重要性を知り、自分もそのような方たちを心理面からサポートし、支えていくことができるようになりたい、と考えるようになりました。そこで、自然豊かな北海道で、福祉や医療を学ぶ人たちと関わりながら学びを深めることができる北海道医療大学の臨床心理学科をめざすことにしました。

実際に大学を見学することでモチベーションを上げる

まずは、北海道医療大学の雰囲気を知るために、オープンキャンパスに参加し、実際に入学したときのことを思い描いてみることで、具体的な目標を決めることができました。入試対策として過去問から傾向をつかんで勉強に取り組みました。オープンキャンパスに参加することは、大学のイメージを固めやる気を高めることができ、試験対策にもつながり、私には大変役に立ちました。

公認心理師として社会貢献をめざす

特に、コミュニケーションに関するさまざまな授業が印象に残っています。話を聞く際に必要な傾聴の仕方や質問の技法、世代の違う方々との会話方法など、日常生活においても活かせるような充実した内容を多く学ぶことができました。また、大学生活の後半になると、心理学の実習もあり、実際に地域のサークルに参加するなどボランティア活動に力を入れました。地域の方々と接し、早いうちから経験を積み重ねることができるのも、医療大学やこの地域の大きな魅力です。今後は、公認心理師資格取得のための勉強や大学院への準備をしながら、サークルでの新しい活動やインターンシップの参加などに挑戦し、引き続きボランティア活動も行っていきたいと思っています。そして将来は地域医療や福祉関連の業界で、公認心理師の知識を活かしながら、困っている方々のサポートができれば、と考えています。

言語聴覚士として話す、聞く、食べる、のスペシャリストに

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北海道医療大学だから、学べること

私は高校時代、バドミントン部に所属していましたが、勉強と部活動の両立はとても大変でした。「応援歌練習」が伝統の高校で、とても鍛えられましたが、両立の大変さや入試のプレッシャーを乗り越える精神力を身につけることができ、私にとって人生の大きな糧となりました。もともと、医療系に大変興味があり、その中でも、いろいろな原因でことばによるコミュニケーションが取れなかったり、食べ物の飲み込みが悪い嚥下障害のある方への訓練や援助を行う「言語聴覚士」をめざしたいと思っていました。言語聴覚士は医師や歯科医師、薬剤師、看護師や理学療法士、作業療法士など医療専門職のほか、保健福祉専門職、教育心理専門職などの方々との連携が必要となります。北海道医療大学には同じキャンパス内にさまざまな学部があり、専門性の異なる医療職がチームとなって患者さんに対応する「多職種連携」を学べること、また、言語聴覚療法学科の先生方が病院勤務の方がほとんどで、臨床的な考え方も直接学ぶことができるということを知り、入学を希望するようになりました。

受験勉強での苦労の甲斐があって大学合格!

高校で文系だった私は、入試科目に理系科目が多いため、とても戸惑い苦労しました。しかし、言語聴覚士になりたいという熱意は冷めることなく、高校の先生方にも協力していただき、受験に臨みました。特に、過去問の出題傾向を分析し、自分の得意科目で点数を伸ばせるよう勉強をしてきました。晴れてこの大学に入学し一番印象的な授業は、やはり「多職種連携」です。実際に臨床の場で行うように、同じ学部内の理学療法学科や作業療法学科、他学部の看護学科等の学生と一緒に、患者さんの情報を共有してカンファレンスを行い、今後の方針を決めていくという演習も行いました。この授業では、言語聴覚士としての役目が実際にどのようなものか再確認することができました。

将来の夢は患者さんが自分らしく生活できるように援助すること

ことばを介してのコミュニケーションが難しくなったり、食事が今まで通りにできなくなった患者さんが、周囲とのより良い関わりを持ち続け、自分らしさを生かせる生活が送れるように、チームの一員として援助することができる言語聴覚士になることが、私の将来の夢です。

「医療ソーシャルワーカー」をめざした学びを通して、福祉の大きな可能性を知りました

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進路を模索する中で出会った「医療ソーシャルワーカー」という職業

高校生活は部活一色で、中学時代から打ち込んでいた卓球を続けていました。中学とは比にならない練習量でしたが、とても楽しく充実した時間でした。その一方で、どんどん難しくなる勉強との両立や進路選択に悩み続けてもいました。担任の先生や顧問の先生、友達や両親に何度も相談して親身なアドバイスをもらいながら「将来何をしたいか」を模索し続ける日々。そんな中、家族の経験談から「医療ソーシャルワーカー」という職業を知り、その仕事と福祉業界に興味を持ちました。もともと病院で働きたいという気持ちがあったのですが、医師や看護師以外にも医療現場で活躍する職業があること、精神的な面から経済的な面まで多面的に支援ができることなどを知り、とても惹かれたのです。実際に医療ソーシャルワーカーの方からも話を聞いて、将来めざす職業になりました。

福祉だけでなく、他学部と共にチーム医療も学べる

北海道医療大学を志望した理由は、ここなら福祉だけでなく医療についても学べると思ったから。多職種連携を理解するため他学部と共同学習する機会があり、薬剤師・歯科医師・看護師・公認心理師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・臨床検査技師の職域についてや、それぞれの専門職の視点も学びます。多様な学生と交流しながら幅広い知識を得ることで、チーム医療で必要な力を発揮できる人材になれると考えました。また、奨学金制度が充実していたことも決め手の一つ。私は地方出身のため、大学進学するなら一人暮らしが決まっていました。学費だけでなく生活費なども必要になるので、できるだけ親の負担を減らしたいと思い、さまざまな奨学金制度が整っている北海道医療大学は魅力的でした。
入試に向けては、過去問を何度も解いて対策しました。一般選抜だけでなく共通テスト利用選抜も受けていたので、共通テストの指定科目でできるだけ点数を取れるよう意識しながら、模試や問題集などでできるだけ多くの問題に慣れ、経験値を少しでも上げられるような勉強法を取り入れていました。

実習で現場を知り、サークルで知見を広げた

在学中、印象的だった講義は「ソーシャルワーク実習」。2年生の時に居宅介護支援事業所に8日間、3年生の時に病院に24日間の実習に行き、講義で得た知識を実践しながら、現場で働く方々のリアルな姿からたくさんのことを学びました。同時に、自分自身について知る機会にもなった充実した時間でした。
また、入学後からずっと力を入れているボランティアサークルの活動では、子供から高齢者までさまざまな人と関わるきっかけになり、自然とコミュニケーション力が上がったように感じます。サークル活動を通して多くの他学部の友達を作ることができ、自分とは違う勉強内容や専門職について知ることで視野が広がったことも大きな収穫です。
医療ソーシャルワーカーをめざして大学で学び、交流の幅を広げていくうちに、福祉の道にはいろいろな活躍分野があることに気づきました。今後は、社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験に向けて今まで学んできたことをまとめながら準備を整えつつ、私にはどの福祉分野が合っているのかを見極めていきたいと考えています。

  • 学校No.3934
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