東北生活文化大学短期大学部の学部・学科紹介

本学は宮城県内でも数少ない栄養士養成校で、食物栄養学専攻では、2年間の学びで栄養士免許取得が目指せます。管理栄養士としての実績を持つ講師陣が指導にあたり、将来、食の分野で活躍できる人材を育成。フードコーディネーター３級や情報処理士などの資格取得を目指すことも可能です。小・中学校での給食管理や、保育所・児童施設で発達段階に応じた食事の提供、病院・施設での介護食提供のほか、企業の食堂やスポーツ現場での栄養指導、外食産業でのメニュー開発、フードコーディネートなどを行える「食」のプロを目指します。
▼充実した２年間の学び
1年次では栄養士に必要な食と栄養に関する知識・技術を段階的に身につけます。また、校外実習に備えた学習も行います。2年次には、栄養士免許取得の学習に加え、介護施設や病院、食産業の現場などで体験や実習を実施します。実践的な学びを通して、社会と関わりながら仕事に取り組む姿勢や、レベルの高い調理技術、栄養士として人との和を大切にできる力、現場で必要な対応力などを身につけます。地域の食生活の向上や健康増進の問題にも取り組み、食空間演出についても学びます。
▼栄養士＋5つの資格の習得を目指せるカリキュラム
これまで、「情報処理士」、「フードコーディネーター3級」、「食生活アドバイザー」の資格習得を目指せましたが、2022年度から新たに「フードサイエンティスト」と「食空間コーディネーター3級」の資格も加わりました。
▼在学中～卒業後も続く学習支援
在学中は少人数教育を活かし、一人ひとりにきめ細やかな指導が行われ、キャリア支援も手厚く実施されます。また、卒業後も引き続き管理栄養士を目指す卒業生のために、大学と連携した学習支援が行われます。
▼東北生活文化大学健康栄養学専攻への編入をサポート
在学中に「管理栄養士」への意欲が高まり、さらに学びを深めたい場合は、東北生活文化大学健康栄養学専攻への編入も可能です。より幅広い知識・技能を修得「管理栄養士」を目指せます。

子ども生活専攻では、保育のこころを養い、高度な専門性と豊かな人間性を備えた保育者を育成します。２年間の学びで、保育士（国家資格）、幼稚園教諭二種免許、社会福祉主事の資格取得が目指せます。将来は保育園、幼稚園、児童福祉施設、乳児院、母子生活支援施設、障害児入所施設などへの就職を目指せます。少人数制での講義、演習、保育・教育実習を通して、保育者に必要な基礎から応用までの知識・技術を身につけ、生活文化を基盤とした教養や社会の様々な場面での課題解決力や、子どもの心に寄り添える人間性も育みます。
▼同短大附属「ますみ幼稚園」「ますみ保育園」と連携した実習
保育士資格取得のための「保育実習」は、1年次に保育所見学・施設見学、2年次には保育所や児童福祉施設で合計30日間にわたる実習を行います。幼稚園教諭二種免許状取得に必要な「教育実習」は、1年次に幼稚園見学、2年次に4週間の教育実習が行われます。実習後の指導も徹底します。
▼ピアノ初心者も安心
周りを気にせず弾けるピアノ練習室を完備しており、一人ひとりの習熟度に合わせて、基礎から丁寧に指導。ピアノが苦手な人や未経験の人も安心です。
▼ボランティア活動
毎年、地域の児童館や学内イベントなどで「虹色戦隊三島レンジャー」として公演を行ったり、“子どもたちと一緒に仲良く遊べる場”をテーマに学生が企画・構成・演出を手がける「ファンタジーランド」を実施。子どもの感性と触れ合う機会を多く設けています。
▼将来に向けて
「キャリアアップセミナー」を1年次から実施。マナー、一般教養、実習に向けての心構え、国語表現力などについても学ぶことで、社会人力を磨き、就職活動を多角的にサポートします。また、より高度な専門知識を身につけたいという人には他大学への編入学も支援。試験対策や入学金の免除などのサポート体制があります。
▼2022年度から「ピアヘルパー」の資格習得も目指せます
「ピアヘルパー」とは日本教育カウンセラー協会認定の資格。「仲間（ピア）を助ける人（ヘルパー）」という意味で、カウンセリングや関連する心理学の理論・方法について学習します。「人とかかわるために必要な基本的な力を身につけたものであること」が証明される資格といえるでしょう。