広島経済大学 私立大学
経済学部[経済学科]
人々の行動を予測して、豊かな社会を目指していく。経済学は、未来を創る若者の力になる。

経済学は「日常生活を営む人々についての研究」だと、19世紀の経済学者マーシャルは述べています。今日何を食べようか、週末はどこへ行こうか。生活は選択の連続です。そのとき、人はどのような動機で選択肢を選ぶのでしょう。それがわかれば、人々の行動が読めてくる。行動が読めれば、人々が作り出す複雑な社会の変化や、この先の未来だって見えてきます。経済学は、日々の選択のヒントにもなるし、豊かな未来のために人々は今どう選択するべきか、そのヒントにもなるのです。さらに面白いことに、そのヒントは世界のどこの国でも役立ちます。その証拠に、経済学のスタンダードな教科書は世界共通。みなさんが学ぶ経済学を、外国の若者も学んでいます。グローバルな時代だから、外国の人と仕事して、豊かな未来への選択肢について語り合う日は、いつ来たっておかしくない。そのとき、経済学は共通の“言語”として、大きな武器になるはずです。
経済学部
●経済学科 【「ひろしま国際平和文化祭」と「エディオンピースウイング広島」の経済効果を推計】<得津ゼミの事例>
統計学を研究する経済学科の得津ゼミの学生が、広島市内でのイベントに係わる経済効果を検証し、関係者を招いて報告しました。題材に取り上げたのは、広島市が2年に1度開催している国際イベント「第2回ひろしま国際平和文化祭」と、開業から1年になるサンフレッチェ広島のまちなかスタジアム「エディオンピースウイング広島」。この取り組みは広島市(広島市市民局文化スポーツ部文化振興課)と株式会社サンフレッチェ広島から、それぞれ経済効果算出の依頼を受け、得津教授を中心に経済学科の教員で算出したことがきっかけで実施され、教員の監修のもと、算出されたデータを基に学生がさらに推計し、アンケートなどの情報も含めて考察したうえで、気づきや改善案を報告しました。
●経済学科 【公正取引委員会から競争政策の現実を学ぶ】<授業での取組み事例>
経済学科の授業「産業組織論」において、公正取引委員会の方をお招きし特別講義「独占禁止法教室」を行いました。本授業では、産業組織と操業する企業の行動を分析しており、今回は「独占禁止法・下請法・景品表示法」に関わる競争政策の現実について解説していただきました。学生からは、「独占禁止法が消費者の利益を守ることが究極の目標だと知り、身近な法律だと実感した」「独占禁止法に関わるニュースを見るときの新しい視点を得ることができた」などの感想があり、実際の経済活動の場でも消費者側、企業側の両方で関わっていること、公正な競争とは何か理解を深めるきっかけとなりました。
こんな学問が学べます。
- 経済学
- 経営学
- 金融学
- ビジネス学
こんな職種が目指せます。
- 中学校教師
- 高校教師
- 経営コンサルタント・アナリスト
- 経理・財務担当者(経理スタッフ)
- 営業
- 販売
- ショップ・店オーナー(経営者)
- 総務・業務
- 広報・宣伝
- 経営企画
- 人事・労務
- 企画業務
- 販売促進
- 営業事務・サポート
- 税理士
- 証券アナリスト
- 証券外務員
- テラー(金融機関窓口業務)
- 金融業界で働く人
- ファイナンシャル・プランナー
- ファンドマネジャー
- 宅地建物取引士
- そのほかのビジネス・経営系の職業
- 国家公務員
- 公務員(一般行政職)
- 都道府県職員
- 市町村職員
- 警察官
- 消防官
経営学部[経営学科/スポーツ経営学科]
仲間とつながり、助け合い、大きなことを成し遂げる。経営学は、未来を培う若者の挑戦を支える。

経営学とは、ひとことで言うなら、組織運営の学問。どんなに優れた人でも、ひとりでできることには限りがあります。一 方、私たちが住んでいる社会は、ひとりでは解決できない大きな問題や、困難な仕事であふれています。ひとりでは無理、でもやらなければならない。解決のためのキーワードは「協働」です。仲間と力を合わせてやり遂げる。そのために人間が作り出した仕組みが組織です。周りを見てみてください。社会は組織だらけ。会社も、病院も、学校も、スポーツクラブもみんな組織。どんな人も組織と無縁で生きていくことはできません。将来就職する会社も、あなたが興す会社も、組織なのです。
“Getting Things done through and with People in Organization”
仲間と協働して大きなことを成し遂げる、そんな若者の挑戦を応援したい。経営学を学んで、これからのビジネス社会のリーダーを目指しましょう。
経営学部
●経営学科 【安芸太田町および美郷町と協力して、地域ブランド商品を共同開発】<藤原ゼミの事例>
藤原ゼミでは日頃から観光を切り口に、地域活性化に向けた取り組みに力を入れています。
今回は広島県山県郡安芸太田町および島根県邑智郡美郷町と協力し、地元の原材料を活用した「クラフトビール」の共同開発により地域活性化施策に取り組んでいます。美郷町の特産物である「またたび」や「緑茶」、「ほうじ茶」などに目を付けた学生がクラフトビールのレシピを考案。安芸太田町の酒造会社の協力を得て、原材料の収穫から製造販売まで一貫して学生が関わりました。
完成したクラフトビールは両町の道の駅と広島三越(期間限定)などで販売されており、2024年から安芸太田町の「ふるさと納税返礼品」としても取り扱われました。また、安芸太田町合併20周年記念式典の記念品でも採用されました。
●スポーツ経営学科【地域の小学生を対象としたスポーツイベントを企画・運営】<授業での取組み事例>
スポーツ経営学科では、経営学と体育・スポーツ科学を複合的に学び、企画力や行動力ある人材の育成に取り組んでいます。
本学科の授業の一つである、「スポーツマネジメント演習」を受講する学生が、地域の小学生を対象としたスポーツイベント「勝ちグセ キッズスポーツフェスタ」を開催。特別講師には元サンフレッチェ広島の中島浩司氏をお招きし、スポーツの原点となる「遊び」を通じて、子どもたちの身体のみならず、脳を育む基本的な運動動作を楽しみながら体験してもらいました。
学生たちは、企画立案から運営マニュアルの作成、チラシの素案作成や近隣への宣伝、リハーサルや役割分担など、一からイベントを作り上げました。
こんな学問が学べます。
- 経済学
- 経営学
- 金融学
- 体育学
- スポーツ学
こんな職種が目指せます。
- レクリエーションインストラクター
- スポーツのチームや組織で働く人
- スポーツ用品メーカーで働く人
- 経営コンサルタント・アナリスト
- 経理・財務担当者(経理スタッフ)
- 営業
- 販売
- ショップ・店オーナー(経営者)
- 総務・業務
- 広報・宣伝
- 経営企画
- 人事・労務
- 企画業務
- 販売促進
- 営業事務・サポート
- 税理士
- 証券アナリスト
- 証券外務員
- テラー(金融機関窓口業務)
- 金融業界で働く人
- ファイナンシャル・プランナー
- ファンドマネジャー
- 宅地建物取引士
- そのほかのビジネス・経営系の職業
メディアビジネス学部[ビジネス情報学科/メディアビジネス学科]
変化の早い時代の中で、最先端のビジネスを学ぶのは、未来を拓く若者の大切な役割だと思う。

メディアビジネス学部では、メディアとICT(情報通信技術)に関連した様々な事柄を学びます。現代社会のビジネスは、メディアやICTの急速な進化によって大きく変化しています。マスメディアとソーシャルメディアはWebサイトやSNSとの連動が進み、WebサービスやIoTが生み出すビッグデータを活用するAIは、コンピューターとネットワークの進化が支えています。これらの進化によって、ビジネスを取り巻く環境は激変しています。ChatGPTなどの生成AIを活用したサービスなどは、近未来のビジネスの方向性を示唆するものです。そのため、このような技術や環境、コンテンツやアプリケーションの理解と習熟は、これからのビジネスパーソンにとって不可欠です。これからの社会で活躍するのは、変化するメディア環境や最先端のICTを理解し、自ら考え、時代を切り拓いて行く人です。なお、本学のデータサイエンスプログラムは、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(リテラシーレベル)」の認定を受けています。
メディアビジネス学部
●ビジネス情報学科 【森永乳業株式会社と産学連携!マーケティングプランを提案】<関ゼミの事例>
ビジネス情報学科の関ゼミの学生たちに与えられたテーマは、「ビヒダスヨーグルト」の中四国エリアにおけるシェア拡大。地方の消費者に商品の魅力を伝えて指名買いを増やしたいという課題に対し、学生たちは3チームに分かれて4月から約9か月間、市場環境の分析やSWOT分析、4P分析といったマーケティング手法を用いて分析を重ね、得られた結果からターゲットの選定やコンセプトワークをおこない、議論を重ねて具体的なマーケティングプランを企画しました。
デジタルマーケティングを研究している関ゼミならではのアイデアに、森永乳業本社(東京)ヨーグルト・デザート事業マーケティング部のマネージャーを始め多くの方からアドバイスをいただき、活発な意見交換となりました。
中四国支店長からは「若い学生ならではの視点で我々では思いつかないターゲット設定など、気づきが多く参考になった。市場分析から具体的な運用方法まで練られていて、少しアレンジすれば現場で使える提案ばかり。早速取り組んでいきたい」と総評をいただきました。
●メディアビジネス学科 【産学連携プロジェクト!SDGsの視点から、新商品の企画開発から販売まで実践】<宮地ゼミの事例>
宮地ゼミでは、株式会社ポップジャパンと協同で産学連携プロジェクトに取り組んでいます。今回はSDGsの視点から、生産工程の中で出る様々な端材、廃材を利用した新商品の企画開発を目指しました。
まずは企業見学を行い、ポップジャパンの強みや技術について学びました。また、工場の見学では、生産過程の中で出る様々な廃材について、実際に手に取って確認。その後の中間発表では、SDGsについての調査を活かして、一人ひとりが新商品の企画案を発表。そこから4つの案に絞り込み、グループでより具体的な商品企画に取り組みました。講評会では、新製品の企画案だけでなく、モックアップ(模型)も準備して、ポップジャパンのマーケティング部長にプレゼンした結果、なんと4つの案全てが採用。その中から「身につけるポップな交通安全グッズ」を商品化。製造工程で出る端材の中から、蛍光色生地のポップなカラーに着目し、夜間に視認性の高さが発揮される商品のアイデアを企画。蛍光のマスクストラップやビブスなどを開発し、販促計画にも取り組み、店舗ブースのレイアウトもデザイン。期間限定で、ジ アウトレット広島のSAKKA ZAKKAで販売されました。
こんな学問が学べます。
- 経済学
- 経営学
- ビジネス学
- マスコミ学
- メディア学
こんな職種が目指せます。
- Webデザイナー
- 経営コンサルタント・アナリスト
- 経理・財務担当者(経理スタッフ)
- 営業
- 販売
- ショップ・店オーナー(経営者)
- 総務・業務
- 広報・宣伝
- 経営企画
- 人事・労務
- 企画業務
- 販売促進
- 営業事務・サポート
- 金融業界で働く人
- そのほかのビジネス・経営系の職業
- テレビディレクター
- アシスタントディレクター(AD)
- 映像編集者
- 放送記者
- テレビ業界で働く人
- ラジオ業界で働く人
- ライター
- 新聞記者
- 出版業界で働く人
- 広告業界で働く人
- イベントスタッフ
- イベントプランナー
- イベントプロデューサー
- 学校No.2637