海上保安大学校の学部・学科紹介

海上保安大学校では、将来の幹部海上保安官となる人材を育成しています。日本の海を守る海上保安庁の任務は年々複雑・多様化、国際化しています。幹部海上保安官にはこれらの任務を担うための総合力が求められ、在学中の４年間では組織運営論やリーダーシップ論、国際法・国内法をはじめとした法律系専門科目、船舶の運航のための海事系専門科目を中心に幅広い学問を学びます。また、国際化している海上保安業務に対応するため、国際海洋法や国際紛争論などの授業にも力を入れています。
海上保安大学校の訓練や全寮制の生活を通し、人格を磨き、生涯の仲間となる同期と切磋琢磨します。
卒業後は、世界一周の遠洋航海実習を経験して国際感覚を養い、海上保安業務に関する実務教育を受けます。海上保安大学校では、これら様々なカリキュラムで世界に通用する海上保安業務のリーダーを育成しており、他大学では決して経験することのできない充実した学生生活を送ることができます。