立正大学 私立大学
公認会計士の資格を大学在学中に取得!社会から必要とされる職業的専門家を目指して

経営学部 経営学科 2023年度 ※取材当時の内容です
S さん
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高校生の頃は実はこれといって思い出がないんです。自分が何になるのか、なりたいのか全く決まっていなかったので、大学は汎用性がありそうな「経営学部」を受験することにしました。
入試日程もタイミングが良かったのですが、立地の良さで立正大学を選択しました。合格後は大学入学後は限られた時間を将来の役に立つことに使いたい、何に挑戦をしようかと漠然と考えていた矢先、大学4年間の生活を大きく変える出来事が起きたんです。
必修科目の1つである簿記の授業で、公認会計士である近藤大輔准教授から公認会計士という仕事やその魅力についてたくさんのこと教えていただきました。気づけば公認会計士の仕事について調べ、自分も公認会計士の道を目指し勉強をスタートしました。
2年生からゼミに所属することになり、もちろん将来の夢のきっかけとなった近藤先生のゼミに入りました。
公認会計士は会計と監査の専門家であり、国家資格の一つです。公認会計士の独占業務に(会計)監査があります。監査とは、上場企業などが公開する財務諸表の信憑性を保証する業務です。
■公認会計士登録(正式な公認会計士)となるには
①短答式試験合格(1次試験、年2回)
②論文式試験合格(2次試験、年1回)→監査法人勤務(実務経験開始)
③実務経験+修了考査合格

公認会計士の試験に挑戦するため、大学の授業以外は予備校で勉強していました。
大学1年生の頃は講義が多く、必修科目の関係上、1年生の時は週6(平日と土曜日)で大学に行ってました。公認会計士の試験勉強との両立だったので、とても大変でしたね。幸い家族のバックアップもあり勉強に集中する環境ができていたので、大学の講義を受ける時間以外は朝から夜まで予備校で勉強をし、大学がない日の勉強時間は1日8〜10時間を費やしました。
公認会計士になるにはまず、「短答式試験」に合格し、その後「論文式試験」に合格する必要があります。論文式試験後に監査法人などでの実務経験に加えて、修了考査に合格することが必要です。
「短答式試験」は1回目で合格しましたが、「論文式試験」の1回目は不合格でした。
論文式試験は年1回しかなく、合否から次の論文式試験までの9ヶ月で約2,500時間勉強し、再チャレンジで合格を勝ち取りました。勉強を始めてから合格までの総勉強時間は約6,000時間にのぼりましたが、自分の未来への投資と考えて、踏ん張りましたね。
大学卒業後、大手監査法人に勤務することで公認会計士としてのキャリアをスタートしました。

将来の夢と今後の目標は、会計と監査の専門家である公認会計士として社会から必要とされる職業的専門家としての人材になることです。
公認会計士のキャリアの選択肢は非常に豊富であるため、現段階ではまだ将来のことについては決めることはできていません。公認会計士のキャリアの選択肢の具体例としては、独立開業(起業)、税理士登録して税務、一般企業の組織内会計士、コンサルティング、ベンチャー企業のCFOなどあり、選択肢が非常に豊富であるため、現時点では将来のキャリアの方向を決定していません。
今後、監査法人で勤務する中で、監査の経験を積みながら、英語やITなど今後より必要とされる会計と監査以外の能力を身につけていきたいと考えています。
確かな知見と技術を組み合わせてデータサイエンスの未来を切り拓く

データサイエンス学部 データサイエンス学科 2025年度 ※取材当時の内容です
S さん
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高校時代は野球に日々熱中していました。毎日、朝早くから学校に行って自習練習を積み、昼休みは図書館に駆け込んで野球の技術やその他スポーツに関する書籍を読み込み、部活の練習が終わると帰宅途中にある市民体育館へ行き、ウエイトトレーニング、帰宅後は帰ら素振りやビデオで動作を研究、また書籍やインターネットでパフォーマンスや野球に関する知識の習得をするなど、まさに野球漬けの日々でした。
高校2年生までは怪我もあってとても苦労しましたが、高校3年生にはレギュラーに定着することができ、好成績を収めることができました。打率.457、出塁率.518 ops(打撃指標数) 1.171を残すことができました。高校最後の夏の大会では県大会まで1歩届きませんでしたが、4番を務め15打数7安打と活躍できたのはとても良い思い出になっています。

野球漬けだった高校時代、「マネーボール」という映画を鑑賞したことがキッカケとなり、セイバーメトリクスという野球上の統計手法を知りました。データ分析の大切さ面白さに気づき、セイバーメトリクスに関する書籍を読んで実践しました。高校時代の野球経験にとても生きたこともあり、そこからデータ分析に興味を持つようになりました。
また、「シン・ニホン」という安宅和人氏の著書を拝見したこともきっかけの一つです。「今後の日本にはデータサイエンスの素養を持った人材によるデータとAIを活用した産業のアップデートが不可欠であり、若者が新たな価値を創出することが解決策である」ということを著書で知りデータサイエンスを学ぼうと思いました。
立正大学を選んだのは都内からも通うことができ、何よりデータサイエンス学部が新設され1期生として入学できるということがとても大きかったです。実際通い始めてみると、向上心のある人が多く、勉学に励む人もその他興味関心がある研究に取り組む人もいて一般的な大学のイメージとは違いましたね。切磋琢磨しあえる仲間がいて、先生もバックアップしてくれる環境があります。
AIの分野では近年、流行が激しく変化しています。それに合わせてゼミで研究する機会があり、自身の成長へ繋げられる機会があるのはこの大学ならではないかと思います。

将来は、データドリブンな意思決定、経営ができるデータサイエンティストになることを目標にしております。
データ×AIを用いて課題解決を行い、世のため、人のためになれるような人間になりたいです。
そのために大学生活ではプログラミングはもちろんのこと、AI、機械学習を学び、データ×AIを用いた課題解決が実践できるよう習得していきたいです。
今後も研究活動やインターンシップに励み様々な挑戦をしていきたいです。
データサイエンティストだけでなく、データリテラシーは今後の世の中に必須なスキルだと思います。データサイエンスを学び、確かな知見と技術を組み合わせてデータサイエンスの未来を切り拓いていきたいと思います。
- 学校No.254