姫路獨協大学 私立大学
医療保健学部
医療福祉の立場から、⼈の心身の健康に貢献できるスペシャリストを養成

対象児・者の健康や生きがいをチームで支える医療において欠かせない存在である、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と臨床工学技士を目指す学部です。
本学部は、人間力の育成に力を入れています。人間力は、「知的能力」、「社会・対人関係能力」、「自己制御能力」の3要素からなります。
7階建ての医療保健学部棟は、それぞれの専門職を目指すに必要な「知的能力(知識や技術)」を習得するに十分な環境が整っています。また、医療系学部と人間社会学群が日々同じキャンパスで一緒に学ぶことのできる文理融合した教育環境では、「社会・対人関係能力」を養うことができます。入学早々から始まる「多職種連携教育」は本学だからできる教育活動の一つです。そして、大学生活は自由な時間が多いことも特徴です。この自由な時間を自分らしく使いながらも国家資格の取得を目指すことで「自己制御能力」が身につきます。大学生活での貴重な経験は、医療や福祉の現場で困難に直面している対象児・者に役立つ大きな力となります。学生一人ひとりが様々な経験を積んで、「人間力」をしっかり身につけることができるようサポートしていきます。
<国家試験合格にむけて全力でサポート>
最終学年での国家試験対策は総合臨床実習後から本格的に始まります。夏季休暇中の集中講義や特別講義、個別指導などで基礎学力から見直し、教員作成によるオリジナル模試や業者模試などで到達度を確認していきます。模試は何回も繰り返し実施し、結果を振り返って次に生かすよう指導します。国家試験に合格するためには勉強時間と規則正しい生活が重要なので、一人ひとりの学生をしっかり全力でサポートしていきます。
<チーム医療を支える高い専門性を育む4学科>
医療保健学部は「理学療法学科」「作業療法学科」「語聴覚療法学科」「臨床工学科」の4学科からなり、機能回復及び社会復帰・社会福祉をサポートする医療・保健福祉のスペシャリストを育成します。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士は運動機能の回復だけでなく、社会復帰及び福祉の領域まで支えています。医療機器のエキスパートである臨床工学技士を含め、チーム医療の中で患者さん一人ひとりの生活をしっかり支えていく仕事です。担任制やゼミなどのチューター制により、学生一人ひとりに合った指導法で医療人に必要な「人間力」を身につけ、医療や福祉の現場で活躍できる人材を育成します。
■理学療法学科
人間の基本的な動作能力に支障がある方に、医師の指示に基づいて、身体機能の回復を図るのが理学療法士です。最新の設備と充実した講師陣で理学療法士を養成します。
■作業療法学科
身体や精神、認知に障がいがある方に対して、あらゆる作業を通じて身体機能の回復を目指し、患者さまの社会復帰の手助けを行うのが作業療法士です。作業療法学科では4年間のなかで、そうしたリハビリテーション技術を磨く数多くの実習を実施、実践的な臨床力を備えた作業療法士を育成します。
■言語聴覚療法学科
失語症や構音障がい、摂食嚥下(えんげ)障がい、ことばの遅れ、聴覚障がいのリハビリテーションを行うのが言語聴覚士です。現代の社会情勢を背景に、こうした障がいが年々増加し、言語聴覚士に対する必要度が高まっています。
■臨床工学科
人工心肺装置や人工透析装置をはじめとする、生命に直結する機器の操作や管理、メンテナンスを行うなど、チーム医療の中核で活躍するのが臨床工学技士です。患者さまの心身の状態を把握し、コミュニケーションを通じたケアまでを行う高度な能力を備えた人材を育成します。
こんな学問が学べます。
リハビリテーション・理学療法・作業療法・言語聴覚療法・臨床工学
こんな学問が学べます。
- 医療技術学
- リハビリテーション・作業療法・理学療法
- 言語聴覚学
看護学部
地域医療のニーズに的確に応えられる幅広い専門知識と視野を持つ看護職者を育てる

体系的なカリキュラム編成で、臨床現場を模擬的に再現した体験型授業を取り入れた学修支援により、チーム医療を理解し、地域医療の多様なニーズに的確に応える幅広い専門知識と視野を持った看護職者を育成します。(看護師国家試験受験資格取得)。
さらに、人間社会学群、医療保健学部の学生たちと全学共通科目を勉強することで、互いの専門性を理解して協働できるスキルを磨きます。
また、保健師課程(選抜制20名)では、指定の実習と単位を修得することで、看護師国家試験受験資格に加え、保健師国家試験受験資格が得られます。保健師国家試験に合格し保健師資格取得後は、医療機関のみならず、保健所や企業や学校の健康管理室といった場で活躍できます。
<看護学科 学びのサポート>
1年目のゼミナールでは教員1人に対して学生10名程度を担当する少人数教育の中で、 基礎学力を身に付けます。また、医療系学部と人間社会学群が、日々同じキャンパスで一緒に学ぶことのできる文理融合した教育環境は、本学だからこそ提供できる教育活動の強みです。入学早期から始まる所属学部を越えた「多職種連携教育」は他学部生との出会いの場でもあり、将来を見据えた実践的な取り組みの場にもなっています。
看護専門科目では、講義→演習→臨地実習の流れを繰り返し、より実践的な看護能力の習得を目指します。臨地実習前にはシミュレーション教育を実施し、より有意義な実習期間を過ごせるようにしています。
さらに、地域住民の健康づくりに貢献する「まちの保健室」の活動に参加するなど、学生が実際に地域の方々と関わる体験学習の機会も提供しています。
進路・就職サポートについても看護師・保健師の仕事に関するガイダンスや医療機関等による就職説明会、国家試験対策講座などを実施しています。
<保健師養成課程について>
保健師は、保健師助産師法に規定された国家資格です。人々が抱える様々な健康問題を解決するため、当事者である個人や家族を支援すると同時に、問題の原因や広がり、深刻さを見極めながら、地域社会全体に働きかけて支援する公衆衛生看護(地域保健)の専門家です。
本学では、2年次の後期に希望者を最大20名選抜。選抜された学生は、卒業時に看護師と保健師の両方の国家試験が受験できる教育カリキュラム(保健師課程)で学びます。
保健師は、人々の健康と豊かな地域づくりを目指して、多くの人々とのつながりを大切にしています。保健師を目指す意欲的な学生をお待ちしています。
2022年度 保健師国家試験 合格率100%(受験者7名/合格者7名)
2023年度 保健師国家試験 合格率100%(受験者8名/合格者8名)
こんな学問が学べます。
- 看護学
人間社会学群
興味ある学問を自由に選べる。複数分野を学び得られる「総合知」を武器に社会で輝く存在へ!

専門を一分野に絞る必要はありません、自分の興味ある複数の分野について学ぶことにより得られるものがあります。そんな新しいスタイルで学べるのが、人間社会学群です。言語・文化、法律・政治、経済・経営、という社会にとって基本的かつ重要な学問を、自分の夢や将来設計を考えながら幅広く学際的に学ぶことで、これからの社会でますます必要とされる「ジェネリックスキル」を養成。専門分野を越えた様々な舞台で活躍できる人材育成を目指します。
<プラスアルファな社会人を目指す3つのコース>
二年次以降のコースは「医療・スポーツコース」「経済経営コース」「会計・情報コース」の中から選択します。言語文化や法学についても各コースで学ぶことができます。今の時代のニーズに即した多種多彩なカリキュラムを用意しているほか、選択後も引き続き他のコースの講義を受講できるのも魅力です。また、医療系学部を擁する本学の特長を活かして、文系でありながら、医療の学びまで履修可能です。目標とする知識をしっかり学んだ人も、広い知識を得て新たな可能性に気づいた人も、社会に出るときにはプラスアルファのスキルを持つ人物に成長しています。
<推奨コースモデル>
■医療・スポーツコース
医学の素養を持つ本格的なスポーツトレーナーを目指したい方。また、将来的には自分で開業する事も視野に入れておきたい方。そのための会計や法律について学ぶことが可能です。
■経済経営コース
市役所や県庁などの行政公務員を目指したい方。また、警察官・消防官などの公安職公務員を目指したい方。そのための法律を学ぶことが可能です。
■会計・情報コース
プログラマー等のITに係わる仕事に興味がある方。また、学生時代に英検などの語学検定や簿記、情報処理技術者試験など多くの資格取得にむけて学ぶことが可能です。
こんな学問が学べます。
- 外国文学
- 比較文化学
- 法学
- 政治学
- 経済学
- 経営学
- 商学
- 金融学
- 社会学
- 地域社会
- コミュニケーション学
- ビジネス学
- 語学(外国語)
- 言語学
- 国際関係学
- 国際文化学
- 情報学
- システム・制御工学
- 保健衛生学
- 学校No.2294