TCA東京ECO動物海洋専門学校の学部・学科紹介

4年制では、学士と同等の資格「高度専門士」を得る事ができます。大学院への進学が可能になったり、就職時の採用・給与等待遇面での評価の向上を見込めます。

■愛玩動物看護師＆高度医療専攻■
日々進化する動物医療。総合的な知識・技術を身に付け、さらに、これまでの動物看護師の枠組みにとらわれず、高度医療にも対応ができ、より多くの動物の命を救う手助けができる人材を目指して行きます。
【カリキュラム例】
〇動物看護実習
学内にあるオペ室で犬や猫の避妊去勢手術を行います。学生が動物看護士業務を行います。
〇動物臨床検査学実習
血液検査、尿検査、糞便検査など、動物病院における検査の方法を実践で学びます。
〇動物感染症学
犬猫に感染する内部・外部寄生虫及び微生物について理解をし、予防と看護に活かします
〇動物薬理学
動物病院で使用される動物薬について、その作用や代謝、管理方法などを学びます。

※動物看護師の国家資格化について
2022年5月1日より、動物病院で獣医師を補助する動物看護師を国家資格とする愛玩動物看護師法が施行されました。
国家資格化により、採血やマイクロチップの埋め込みといった、従来できなかった幅広い補助業務が検討されているほか、飼い主様へのしつけ指導やペットの栄養管理も担います。資格を得るには国家試験に合格し、免許を取得しなければならず、受験には大学や専門学校での専門知識・技能の習得が必要です。診療の補助は愛玩動物看護師の資格を有する者のみ（獣医師を除く）が行うことのできる独占業務となっています。

■動物園・水族館＆テクノロジー専攻■
従来の枠を超えた、音・光・映像と生き物が融合する新しい形の都市型エンターテインメント施設としてオープンする動物園や水族館が増える昨今。これからの飼育員に求められるのは、これまでの「癒し」に加え、観る者に「驚き」と「感動」を与える演出力です。本専攻では動物に関する知識・技術だけでなく、人を感動させるためのアイデア、創造力とともに、それを表現するための技術などを総合的に学びます。
【カリキュラム例】
〇動物飼育演習
動物の調餌・給餌・掃除など、飼育員の基礎となる知識・技術を実習形式で学びます。
〇生物多様性・次世代のための環境教育
生物の多様性を理解すると共に、これからの世界のために自然環境に配慮しながら動物の魅力と情報を人に伝えることができる技術を身につけます。
〇水族館・展示と運営のデザイン論
お客様視点で、水の癒しや行動展示など、人に感動を与える展示方法を学びます。
〇海外語学留学
3年次よりオーストラリアへ約6か月間の語学留学に参加します。世界を舞台に活躍する人材へ成長するために、実践的な語学力を身につけます。

■博物館・恐竜自然史専攻■
恐竜に関わるお仕事に就くことを目指して学びます。目指せる職種は博物館だけではなく、恐竜・古生物に関わるイベント企画、化石などのバイヤー、化石のクリーニング、レプリカ作成、恐竜映像制作などのお仕事です。過去の生き物の仕事を人に幅広く伝え魅力を感じてもらう、やりがいのある仕事です。
【カリキュラム例】
〇恐竜・古生物学
恐竜・古生物の生態や、誕生から絶滅に至るまでの道程を学び、基礎知識を身につけます。
〇地球科学概論
地層・岩石など地球を構成する物質について学び、地球の構造、地球に働く作用とそこに起こる諸現象、地球の歴史など、幅広い知識を学びます。
〇化石プレパレーション
化石の採掘からクリーニング、展示のための木工やアクリル加工、溶接に至るまで、全て実践と座学の両面から学びます。
〇生物復元テクニック／３Dプリンター
博物館に展示される骨格レプリカや、その他さまざまな用途での恐竜・古生物の復元を可能にする技術を学びます。

■野生動物＆自然環境クリエーター専攻■
動物行動学や生態学、進化生物学など、生き物に関する基本知識、日常英会話、そしてマーケティングや集客の知識、企画力を学び、動物や自然環境を守るプロを目指します。
【カリキュラム例】
○野生動物保護管理
生態系を考慮した生物と環境の管理、生物多様性の存続と回復、自然資源の持続可能な利用を学び、人間社会における保護活動や管理方法について考えます。
○アウトドアスポーツ
いま注目を集めているアウトドアスポーツについて、まずは自分自身が経験し、その楽しさを理解します。バードウォッチングなどの専門的な知識も学ぶことができます。
○海洋保全
人間活動が海洋環境に及ぼす影響について学ぶとともに、自然環境の保全のありかたについて学びます。
○環境教育（SDGs）
１７の目標の中で特に自然環境と人間社会に関わる内容を深く学ぶ。自然と人が共生できる社会づくりの基礎となる知識を身につけ「今、自分たちは何ができるのか？」を実例の社会問題を通じて考えていく力を養います。