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データサイエンス教育

データサイエンス教育を全学で展開

社会のデジタル化が進み、電子マネーによるキャッシュレス決済サービスやSNSによるマーケティングなど、身近なところで様々な情報が生まれ、それがデータ化されています。そして、人工知能(AI)や統計学、科学的手法などを駆使してビッグデータの解析や分析を行う「データサイエンス」はデジタル社会の革新とともにその需要が急激に高まり、文部科学省や経済産業省もデータサイエンス教育を強く推進しています。

データサイエンスは、理系に特化したものではなく、人や社会をとりまく諸問題に対して「データに基づく・裏打ちされた」アプローチを加えることで、人文社会系分野においてこそ、より大きな成果を生み出すことが期待されます。
本学でも文理を問わず、すべての学生がデータサイエンス教育を受けられるようにすべく、青山スタンダード教育機構内に青山データサイエンス教育コンファレンス(aDSec)を立ち上げました。
本学ではこれまでも、リベラルアーツ教育の柱となる全学共通教育システム「青山スタンダード」の中で、情報リテラシー教育を20年にわたって実施してきました。その実績を、新たなリテラシー教育として、データサイエンス教育プログラムへと展開することにしています。従来から開講している「データサイエンス」科目に加え、一年生向けの「フレッシャーズ・セミナー」では「データサイエンスとは何か」「AIとその活用」「機械学習」「深層学習」などを基礎から学ぶことができ、当該科目は2023年度文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定(リテラシーレベル)」に認定されました。授業は講義とPC実習で構成され、ビッグデータの利活用やAIの活用領域の広がりに関する基礎知識をはじめ、AI倫理や情報セキュリティー、データ駆動型社会のリスク、ソフトウェアを用いたデータ解析などへの理解を深めていきます。また、データサイエンス分野における企業の最新の取り組みや成果に触れることのできる実務家データサイエンティストの講演も取り入れています。データ分析を通じた問題解決のプロセスと、そこで求められる知識や技術に関する基本的な知識とともに、今後もいっそうの発展が予想されるAI等最新の技術動向についてなど、関心を持って学び続けることができる素地を身に着けることが目標です。

まずは青山スタンダード科目としてのデータサイエンス入門プログラムを全学部の学生向けに提供し、そこからaDSecが支援・調整するかたちで各学部専門教育へと展開していく予定です。すべての学生にデータサイエンス教育を提供し、各学部の専門分野の橋渡しや各専門分野での多様な取り組みに、本学の持ち味を発揮していきます。

  • 学校No.124
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