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職業訓練指導員
教育系の仕事
どんな
職種?就職・転職のための「手に職をつける」支援を行うテクノインストラクター
『技で未来を切り開く』というキャッチコピーのもと、就職や転職を望む人、企業でスキルアップを目指す人を支援するために、必要な知識や技能を指導する職業。国や都道府県などが設置する公共職業能力開発施設、または企業などが運営する認定職業訓練施設に勤務し、訓練生に対してトレーニングを行う。この仕事には、担当する訓練科に応じた職種の職業訓練指導員免許が必須。機械や建設、工芸、繊維、食品加工、サービスなど、幅広い分野で100を超える職種免許がある。業務内容は、指導だけにとどまらず、地域のニーズに基づいた職業訓練計画の策定や、教材などの手配、就職サポートなど、幅広い。
こんな人に
おすすめ!技術や知識のほか、訓練者のキャリア形成をサポートできるキャリア・コンサルティング力があることが望ましい
担当する訓練指導に必要となる、問題発見・解決能力が求められる。また、訓練の計画や訓練内容の改善、さらに就職支援などを含む一連の職業訓練コース運営を行うため、それぞれの地域や企業が必要とする人材を見極め、それに合った能力開発のための訓練内容を企画するコーディネート力も求められる。さらに、訓練者のキャリア形成をサポートできるようにキャリア・コンサルティング力を身に付けていることが望ましい。
職業訓練指導員を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:機械工学、電気工学、建築学・意匠、土木工学、工芸学など
- 国家資格:職業訓練指導員
- 採用試験 就職先:技術専門校、能力開発センター、ポリテクセンターなど
- 職業訓練指導員
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Point1
都道府県実施の「職業訓練指導員」試験に合格するか、指定の学校で指導員養成訓練を修了または短期養成課程の能力審査に合格すると、「職業訓練指導員」免許の取得が可能。
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Point2
職業訓練指導員免許を取得した後、都道府県や認定職業訓練施設等の採用試験に合格すれば、職業訓練指導員として働くことができる。採用情報などについては厚生労働省のホームページで確認できる。