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医療現場を専門スキルで支える検査技術とリハビリのプロを養成
検査やリハビリテーションについて専門的な知識と技術を学ぶ学問。具体的には検査分野では、心電図、組織、血液、尿などの検査技術を身に付けた「臨床検査技師」「細胞検査士」や、レントゲン検査、CTスキャン、放射線治療に携わる「診療放射線技師」をめざす学びが含まれる。リハビリ分野では、身体機能の回復を支援する「理学療法士」、心身の回復を支援する「作業療法士」のほか「言語聴覚士」など。学校によって看護学を含む場合もある。
学校により学べる技術分野はさまざまだが、初年次では医療に関わるために必要な考え方や概論を学び、人体の専門知識を身に付けて、さらに各分野の専門的知識、技術を学ぶことが多い。専門性を高めていくなかでは、講義に加えて実習を履修する。
心の健康を維持・回復するために相談を受けて援助する仕事。疾病などに苦しむ人の相談を受けて、心と身体との関係についての専門的な知識を用いて心のサインを特定し、これを解消するための方法を見つける。早い段階でこうした心のサインに気付くことは、疾病を未然に防ぐために重要となる。年齢、性別にかかわらず幅広い対象者の相談を受けて業務にあたり、医療機関だけでなく、企業や学校、行政機関、刑務所など活躍の場も幅広い。メンタルケア学術学会が認定する「メンタルケア心理士®」の資格を取得して就業する。
感情に流されずに客観的に物事を捉え、専門的な心理学の知識を持ってアドバイスできる能力が求められる。依頼主の悩みを聞き出すにあたり、人間の心理に関心を持ち、心の問題を解決するという責任感と慎重性が重要だ。また、依頼主の精神面だけでなく行動面の変化にも気付ける洞察力も必要とされる。