山形厚生看護学校の学部・学科紹介

山形厚生看護学校の特徴として、実習が充実しています。全国的に産科病棟が少なく、母性看護学実習が難しいと言われていますが、本校は分娩数の多い横山病院という産婦人科病院を母体としているため母性看護学実習も充実しています。その他、地域医療支援病院では、急性期や周術期、老年期などの実習を行っています。

令和６年度からは、自分の希望領域を選択して行う実習も取り入れ、キャリア形成のイメージをふくらませることができるようにしています。

その他、精神科病院、こども医療療育センターや保育園、訪問看護ステーション、老健施設、助産施設など多岐にわたる施設での実習を行い、地域で暮らす人々を幅広く理解することができます。また、多くの卒業生が県内の様々な病院や施設で活躍しており、実習指導を通して後輩に看護を伝えてくれています。

本校の特徴的な実習のひとつに「学年横断実習」があり、1、2年生と3年生が同時に同じ病棟で実習を行っています。控室の使い方や病棟スタッフの方々に対する挨拶の仕方、患者さんへの関わり方などを上級生から指導してもらうため、安心して実習に入ることができます。