育英大学の学部・学科紹介

教育学部教育学科では、1年次から「教職体験実習」を取り入れ、くっつき実習(学習支援・行事支援・部活動支援)、「授業観察・実践演習」、「教育実習・保育実習・教職実践実習」の流れで、教育現場との繋がりを大切にしながら、実践力を養います。また、「社会的・職業的自立Ⅰ・Ⅱ」の授業では進路選択の能力や就職後の心構えやマナーなどを学びます。さらに本学では教員・公務員採用試験対策講座も開講し、教員・公務員を目指す学生へのサポートにも注力しています。2022年度卒業生も小学校・公立保育園・警察・消防・自衛隊などの採用を得ています。


●児童教育専攻
幼児教育から初等教育まで総合的に学べるのが強みです。小学校教諭を目指す学校教育コースでは、学問と教育という二つの視点から、主役となる子どもたちに、一斉授業という形で教えるためにはどんな指導法が最適かなどを考えていきます。勉強が得意な子も不得意な子もいる、多様な子どもたちを相手にどのように授業を展開するかを的確に判断し実践する力が求められるのが教員。責任は重大ですが、その分大きなやりがいも得られる魅力的な仕事です。幼児教育・初等教育の両方を見渡せる本専攻ならではの強みを生かし、現代の教育現場に対応した教員の育成を目指します。また、幼稚園教諭・保育士を目指す幼児教育コースでは、保育現場で求められる資質・能力を身につけるべく、1・2年次に「一般教養」「教職教養」をしっかりと学んだ上で、3・4年次に保育者としての専門的知識・技術を修得し、総合力を兼ね備えた保育者の養成に取り組んでいます。

●スポーツ教育専攻
スポーツ教育専攻では、学校教育の専門的な知識・技能を備え、運動やスポーツの楽しさを指導できる体育教員を養成します。「教員養成プログラム」「公務員養成プログラム」「一般企業養成プログラム」の3つのプログラムに分かれており、学生一人ひとりの未来の夢を叶えるサポート体制が整っています。部活動指導のできる保健体育教師を目指す学生のため、本学では高崎市の教育委員会と連携し、市内の中学校で運動部活動の補助を顧問の先生と一緒に行っています。現場で顧問の先生の指導を見たり、指導補助を行ったりすることで、部活動指導についての理解や指導力が身につきます。また、スポーツの経験を活かして公務員（警察官・消防士・自衛隊員など）を目指す学生に対しても、公務員として必要とされる幅広い教養的知識や、体力の増進を図り職業現場で必要な能力や技術が修得できるカリキュラムとなっています。すべての養成プログラムで、中学校教諭一種免許状(保健体育)、高等学校教諭一種免許状(保健体育)、認定心理士資格の取得が目指せます。