沖縄県立看護大学

沖縄の地理・歴史・文化をふまえた看護教育！多面的に健康を理解し地域の健康を守る看護師へ

沖縄県立看護大学は、沖縄の特長を最大限に活かし、看護を科学的に実践できる質の高い看護師を育てる大学です。この大学の使命は、沖縄の地理や歴史、文化をふまえ、地元の健康と福祉を守る看護職者を育成することです。また、沖縄の看護教育と研究の中心として、社会の期待に応える存在を目指しています。
本学では、看護に必要な知識や技術はもちろん、倫理観や豊かな人間性も重視しています。学生生活を通じて、看護の専門知識と技術をしっかり学び、問題解決力を養います。また、他の医療職種と協力して働く力や、それぞれの地域の特徴を理解して活動するとともに、グローバルな視野を持ちながら活動できる力も身につけます。沖縄の特性や文化を理解し、地域に根ざした看護を実践する力も大切にしています。
大学のカリキュラムは、看護職者として必要な知識や技術を学ぶための多様な科目が用意されています。例えば、看護師として必要な倫理観を学ぶ統合科目や、ライフステージごとの看護を学ぶ生涯発達看護科目、地域社会に根ざした看護の実践力を高める広域基盤看護科目があります。さらに、研究的な態度を育むための専門教養科目では、探究心を持って学ぶことができます。
看護の専門知識だけでなく、沖縄の歴史や文化を学び、地域社会の健康を理解するための科目も用意されています。これにより、幅広い知識や技術を身につけ、多面的に人間の健康を理解する力を養います。

トピックス

2025.04.01

令和5年度国家試験合格率100％！

2024年2月に実施された令和5年度の看護師国家試験・助産師国家試験で本学は合格率100％を達成しました。
　
■第113回看護師国家試験：合格率100％（受験者数74名全員合格）
■第110回保健師国家試験：合格率98.6％（受験者数74名／合格者数73名）
■第107回助産師国家試験：合格率100％（受験者看護学部5名・別科助産専攻19名全員合格）
※新卒のみ

2025.04.01

公式Instagramで大学の取り組みや学生の活躍を配信中！

学生のボランティア活動や授業の内容、受験生への説明会、公開講座など様々な内容を配信しています。
最新情報は、下記リンクよりご確認ください。

▼公式Instagram
https://www.instagram.com/opcn_pr/

募集内容・学費（2025年4月実績）

沖縄県立看護大学の募集内容や学費をチェックしておこう！

看護学部

年限	4年
定員	80名
学費	【入学料】 ■県内居住者　282,000円 ■その他の者　512,000円【授業料】年額　535,800円 ※後援会費・同窓会費・テキスト購入費など別途必要です。また、離島実習を含め実習の際の交通費・宿泊費は自己負担になります。

主な就職先・就職支援

先輩たちの就職先・学校の就職支援をご紹介！

主な就職先

2024年3月卒業生実績

沖縄県病院事務局
沖縄県職員（保健師）
那覇市立病院
琉球大学病院
那覇ゆい病院
友愛医療センター
ハートライフ病院
南部徳洲会病院
中頭病院
沖縄協同病院
浦添総合病院
大浜第一病院
那覇市役所
浦添市役所
うるま市役所
北大東村役場
久米島町役場
座間味村役場
国立がん研究センター　東病院
神戸大学医学部附属病院
千葉大学医学部附属病院
名古屋大学医学部附属病院
宮崎県病院事務局　宮崎県立宮崎病院
JA徳島厚生連吉野川医療センター
学校法人　杏林学園　杏林大学医学部附属病院
医療法人鉄会亀田総合病院
昭和大学病院
医療法人大慈会　三原病院
横浜市役所
神戸市保健所
…など

就職率100％（就職希望者数70名／就職者数70名）※2024年3月卒業生実績

就職支援

■個別進路相談：各学年の担当教員が学生のキャリアに関する相談に応じます。個別に相談できるので、自分の進路についてじっくり話すことができます。
■情報交換会：3年次生と4年次生が集まり、就職活動や進学に関する情報を交換する会が設定されています。国家試験終了後から卒業式までの期間に開催予定です。
■進路意向調査：4年次生を対象に進路に関する意向調査を行います。4月の就職・進学ガイダンス時に実施され、自分の進路について最終方針をまとめ、提出します。
■就職セミナー：4年次生を対象に、小論文の書き方や面接の受け方など実践的なスキルを学ぶセミナーが開催されます。4～5月頃に予定されています。
■試験内容のファイリング：卒業生が体験した就職・進学試験の内容をファイル化しています。
■卒業前交流会：卒業生と同窓生が集う交流会が開催されます。情報交換を通じてつながりを深め、就職に向けた準備や卒後のサポート体制が整えられます。

各種制度

沖縄県立看護大学での学びを支援する各種制度のご紹介！

卒業生や地域住民と協働することで成長！充実した地域連携の取り組み

沖縄県立看護大学では、地域社会と幅広く連携し、地域への貢献を推進しています。例えば、実習先との協働事業や卒業生との連携、地域のまちづくりに積極的に関わっています。さらに、定期的または単発的に地域でのボランティア活動も行っており、学生はピア・サポーターとして与儀小学校で生徒との交流や読み聞かせを行うほか、寄宮中学校での宿題のサポートや神原小学校での朝食提供などを行っています。
また、年に1回、与儀小学校の6年生と大学の学生が大学の体育館に集まり、保健に関するテーマをゲーム形式で話し合うイベントも開催されています。地域協働連携センターの教員を中心に、与儀小学校区のまちづくり協議会に参加し、祭りの救護班や赤ちゃん抱っこ体験コーナー、地域清掃など様々な活動も展開しています。
加えて、大学の花壇整備には、地域の高齢者が土づくりから苗木の植え付けまでボランティアとして参加しており、地域とのつながりを深めています。沖縄県内の全大学が参加する大学コンソーシアム沖縄による「子どもの居場所ボランティア」では、子ども食堂や学童クラブでの活動にも参加しており、宮古・八重山を含む広範囲で活動しています。

海外の看護から学ぶ！台湾での研修プログラム

沖縄県立看護大学では、国際交流に力を入れています。台北医学大学ならびに国立台北護理健康大学と国際交流協定を結んでおり、互いに学生を派遣し合っています。2024年度は両校の学生合わせて12人を受け入れての初の合同沖縄研修を実施しました。本学学生はサークル活動の紹介などを通して台湾の学生と親交を深めました。また、国立台北護理健康大学で夏に実施される研修ならびに台北医学大学で春に実施される研修に本学学生が参加しました。このような国際交流を通じて、学生たちは海外の医療や看護の現状について理解を深めるとともに、自身の国際的視野を広げることができます。