神戸芸術工科大学 私立大学
分野を越えて新たな価値を創造する4学科・12コースの学び
建築・環境デザインに関わる専門領域を総合的に学ぶ

■建築・環境デザイン学科
地球環境のサスティナビリティが問われる時代において、人々が暮らす環境を点検し、自然と共生しつつ多様な生き方を受け止める空間へと再生・再構築することが求められています。建築・環境デザイン学科では、こうした社会の変化を捉え、生活空間が成り立っている仕組みを理解しながら、都市・地域空間や生活環境などの質を持続的に向上させ、時代が求める新しい空間をデザインする方法を学びます。
建築士受験資格取得に必要なカリキュラムを提供し、現実的で柔軟な思考力を養い、課題解決能力を備えたデザイナーを養成することを目標とします。
【特徴1】住まいや商業環境から都市・地域スケールまで、多様な空間(環境)を学ぶ
ランドスケープと建築の分野に、商空間、住居・インテリアや空間演出に関する分野が加わります。住まいや商業環境から都市・地域スケールまで、多様な空間(環境)の創出・再生デザインのための知識を身につけます。
【特徴2】建築・環境デザインに関わる専門領域を総合的に学ぶ
各コースに共通する基礎知識、専門的知見を横断的・総合的に学びます。自らの関心に基づいた進路選択が可能となるよう、求める学びを自ら設計できるカリキュラムを編成。デザインを行うためのリサーチや企画・ブランディング手法に関する教育も取り入れ、実際のデザイン現場で必要とされる理論と応用力を備えた柔軟な思考力を養います。
【まちづくり・ランドスケープコース】
まちづくりは都市を計画するだけでなく、使い方やマネジメントを含めた生活環境をデザインすることができます。
ランドスケープは都市と建築を活かす外部空間の創出をすることができ、緑地や公園、広場、庭園などの屋外空間が対象となります。その両方の構想力・デザイン力を学ぶことで、都市計画やランドスケープデザインなどの大きな視点からの都市の未来や空間のあり方について設計・考究・提案できる能力を身につけます。
【建築・リノベーションコース】
建築では建築設計の基礎技術を学ぶとともに、空間をデザインする構成力・分析力、建築文化の創造に繋がる歴史や社会への理解を深めます。リノベーションとは古くなった建築物を改修して未来に繋ぐ技法です。
この両方の技術・デザイン力を総合的に学ぶことで、これからの未来に即した新たな建築物の提案と既存の建築物を現在に即した新しい価値を生み出すことが可能になります。
【商空間・インテリアコース】
今後の建築・環境分野の特徴、かつ社会の現実的な課題として重要となっている商空間やインテリア、空間演出を対象とし、商空間では企画・デザイン、ブランディング能力を身につけます。
従来のランドスケープと建築の分野に、商空間、住居・インテリアや空間演出に関するカリキュラムが加わり、従来よりも広い視野から建築・環境デザインを追及することが可能となります。
こんな学問が学べます。
- デザイン工学
- 建築学・意匠
- インテリア
- 工芸学
- 住居学
- デザイン
こんな職種が目指せます。
- CADデザイナー
- CADオペレーター・CAD技術者
- 建築士
- 商業施設士
- 建築模型アーティスト
- 大工
- インテリアコーディネーター
- インテリアデザイナー
- インテリアプランナー
- インテリアスタイリスト
- ライフスタイルプランナー
- エクステリアコーディネーター
- エクステリアデザイナー
- ディスプレイデザイナー
- 空間デザイナー
- ショップデザイナー
- 住宅デザイナー
- リフォームデザイナー
- DIYアドバイザー
- 住まい方アドバイザー
- そのほかの建築・インテリア系の職業
- ランドスケープアーキテクト
- ガーデンデザイナー
- 高校教師
- 学芸員
分野を越えて新たな価値を創造する4学科・12コースの学び
プロダクトデザイン、ファッション・テキスタイル、クラフトなど生活を豊かに彩るモノづくりの力を養う

■生産・工芸デザイン学科
社会状況に伴う人々のライフスタイルの変化により、今まで以上に生活の質や豊かさが求められるようになりました。さらに、近年のデジタルや情報技術の発達は、生活の質を高めるデザインやアートにも浸透しつつあり、人々の生活環境に大きな変革をもたらしています。
生産・工芸デザイン学科では、時代や社会状況を察知する力を備えた「プロダクトデザイン」「ファッション・テキスタイル」「クラフト」に関わる生活デザインやアートを通じて、人々のライフスタイルを豊かに彩るモノ・コトを総合的に創造できるデザイナーやクリエイターを養成することを目標とします。
【特徴1】生活から産業までのモノ・コトづくりをテーマとした学びを展開
「プロダクトデザイン」「ファッション・テキスタイル」「クラフト」に関する専門的な知識や技能を横断的に学びます。時代や社会に生じている問題や課題を導き出すことができるよう、分野融合によって新たな視点を展開できる力、独創的な発想によってモノづくりができ、それを発信できる力、デジタルを活用しモノ・コトを創造できる力を育みます。
【特徴2】生産・工芸デザインに関わる専門領域を総合的に学ぶ
入学後、各分野(コース)に共通する専門基礎の学修からスタートします。専門技術に加えデジタルを用いた表現方法の展開に触れ、分野を超えた総合的かつ新たな視点を展開できる実践力を高めるため、高学年に横断型のプロジェクト科目を設定します。社会課題や今後考えられる課題をテーマとし、他コースの学生同士がグループを組み実施するプロジェクト形式を予定しています。
【プロダクトデザインコース】
プロダクトデザイン領域には、日用品などの製品を扱うプロダクトデザイン、機械・工業製品を扱うインダストリアルデザイン、乗り物を扱うカーデザイン、少子高齢化・減災・省資源などさまざまな社会課題に向き合うユニバーサルデザイン、インテリアの一部である家具インテリアデザインなど、広範囲にわたります。
これらの領域における専門的知識と制作技術、表現手法を身につけるとともに、デジタルファブリケーション技術に触れデジタルデータと工作機械の扱い方を学び、次世代のデザイン手法を創出する力を育みます。学修を通じて、社会の諸問題を解決・提案できる力を養成します。
【ファッション・テキスタイルコース】
ライフスタイルや価値観、さらに消費に対する考え方が次々と変化するファッション業界。トレンドを追うだけでなく、社会が抱える課題や多様なファッションのあり方などにもアンテナを張り巡らせ、新たなライフスタイルの提案ができるよう実践的なものづくりの力を育みます。
ファッションデザイン、テキスタイル、ファッション企画など、ファッションにまつわる知識・技能を総合的に身につけます。
【クラフトコース】
ガラス、陶磁器、ジュエリー、フィギュアの高度な表現技術による独創性とこれらの分野の融合を追求します。さまざまな表現方法や素材に触れることで、相互に新たな可能性を見出すことが可能となり、独自の観点や表現世界を開拓し、社会に貢献できる力を身につけます。自分らしさを見出すと同時にプロジェクトを通じて社会と繋がり、さまざまな経験と考察を積むことで技術力・表現力の向上を目指します。
こんな学問が学べます。
- デザイン工学
- 工芸学
- 生活科学
- 家政学
- 住居学
- 服飾・被服学
- デザイン
- 美術
こんな職種が目指せます。
- インダストリアルデザイナー
- カーデザイナー
- CADデザイナー
- CADオペレーター・CAD技術者
- インテリアコーディネーター
- インテリアデザイナー
- インテリアプランナー
- インテリアスタイリスト
- ライフスタイルプランナー
- ディスプレイデザイナー
- DIYアドバイザー
- 住まい方アドバイザー
- 雑貨コーディネーター
- 家具職人
- 椅子職人
- そのほかの建築・インテリア系の職業
- 中学校教師
- 高校教師
- ファッションデザイナー
- テキスタイルデザイナー
- 衣装・ワードローブ・コスチュームデザイナー
- パタンナー
- テーラー[注文紳士服製造]
- ソーイングスタッフ
- リフォーマー
- 染織家
- 洋裁師
- 帽子デザイナー
- バッグデザイナー
- 靴デザイナー
- ジュエリーデザイナー
- ジュエリーコーディネーター
- アクセサリーデザイナー
- ランジェリーデザイナー
- ファッションアドバイザー
- ファッションコーディネーター
- ファッションショープランナー
- スタイリスト
- カラーコーディネーター
- マーチャンダイザー
- バイヤー
- プレス
- ショップスタッフ
- アパレルメーカーで働く人
- 古着屋
- 彫刻家
- 彫金師
- 学芸員
- 美術造形家
- ギャラリスト
- 美術教師
- 陶芸家
- ガラス工芸家
- 木工芸家
- 金工家
- 染織作家・テキスタイル作家
- 雑貨デザイナー
- プロダクトデザイナー
- パッケージデザイナー
- 文房具デザイナー
- プラモデル製造
- 鍵の職人
- 照明デザイナー・照明コンサルタント
- 美術デザイナー
分野を越えて新たな価値を創造する4学科・12コースの学び
絵・文字・動きをはじめとするビジュアルデザインの多様な要素についてデジタル・アナログ両方面から養う

■ビジュアルデザイン学科
現代の技術の著しい発展を背景として、情報伝達メディアがこれまでに想像できなかったほど変化しています。その流れの中で、視覚的に情報を伝えるビジュアルデザインが社会や文化に果たす役割はますます大きくなってきています。ビジュアルデザイン学科では、最新のデジタル技術と手作業による表現技術の両方を修得します。
ビジュアルデザインを構成する絵、文字、動きをはじめとするさまざまな要素をコントロールし、写真や動画、図形など視覚を利用したビジュアルコミュニケーションを通して社会に向けて創造的な貢献ができるデザイナーやクリエイターを養成することを目標とします。
【特徴1】「デジタル」と「アナログ」、両方の技術と表現を修得し、「絵」「文字」「動き」を統合的に扱える多彩なデザイン力を養成
絵・文字・動きをはじめとするビジュアルデザインの多様な構成要素を統合的に取り扱う技術・知識・感性・表現能力を、デジタルとアナログの両方向から身につけます。イラストレーション系、グラフィックデザイン系、デジタルを含む映像系の技術力・表現力を活かし、新たな創造に繋げます。
【特徴2】ビジュアルデザインに関わる専門領域を総合的に学ぶ
入学後、各分野(コース)に共通する専門基礎の学修からスタートし、コース選択後にはグラフィック・コミュニケーションデザイン、WEB・デジタルデザイン、エディトリアルデザイン・イラストレーションのいずれか、または複数の分野における専門的な能力を高めます。
各コースの学びを融合し、未来の社会で求められる新たなデザイン表現を創成できる力を育みます。
【グラフィック・コミュニケーションデザインコース】
グラフィックデザインは、平面上に文字や画像、配色などを用いて情報を伝達する手段です。デザインは見た目を綺麗にするだけでは成立しません。本コースではグラフィックデザインの分野に広告、企画、ブランディングなどのコミュニケーション面を強化することで、近年の広告分野の大きな変化を捉え、対応できる力を身につけます。
現代社会における多様な考えを受容しながら個人の考えを持ち、それを作品として表現することができるビジュアルコミュニケーションを学びます。
【WEB・デジタルデザインコース】
日々躍進・発展するデジタル技術。本コースでは、プロジェクションマッピング、ヴァーチャルリアリティ、インタラクションなど、多彩な分野を対象に「動き」のデザインを捉え、新たな造形や色彩、運動、インタラクションを探求します。
WEB分野とデジタルデザイン分野など、デジタルデザインの技術を総合的に学び視野を広げることで、デジタルデザイン技術の応用力を修得します。デジタルコンテンツの創造のほか、実写編集も学び、映画とは別発想で映像作品をディレクションできる能力を養成します。
【エディトリアルデザイン・イラストレーションコース】
絵を描くことを中心にビジュアルデザインの表現を磨く学生と、書籍のデザインを通して編集の発想・手法を学んでいく学生が共同で履修できるカリキュラムを編成。両分野の融合体でもある絵本創作は、ストーリー構成から製本までの全行程に必要な知識と技術を学びます。両分野における社会的な実践力を強化し、イラストレーションや絵本、出版物の編集などの創作力と社会を動かす企画力を身につけます。
こんな学問が学べます。
- デザイン工学
- 工芸学
- デザイン
- 美術
- 写真
こんな職種が目指せます。
- Webデザイナー
- ゲームグラフィックデザイナー
- 中学校教師
- 高校教師
- フォトグラファー
- 学芸員
- 美術造形家
- ギャラリスト
- 美術教師
- アートディレクター
- イラストレーター
- グラフィックデザイナー
- エディトリアルデザイナー
- キャラクターデザイナー
- そのほかのデザイン・アート・写真系の職業
- 絵本作家
- 童話作家
- コピーライター
- 新聞記者
- 編集者
- 出版業界で働く人
- 広告プランナー
- 広告デザイナー
- 広告業界で働く人
- 装丁家(ブックデザイナー)
- DTPオペレーター
- DTPディレクター
- DTPデザイナー
- 印刷技術者
- 美術デザイナー
分野を越えて新たな価値を創造する4学科・12コースの学び
メディア芸術に関わる幅広い表現力と技術力で、未来のカルチャー芸術を創造する力を身につける

■メディア芸術学科
20世紀に発展した「まんが・コミックイラスト」及び「映画・映像・アニメーション」に加えて、21世紀に大きく拡張した「CG・ゲーム」はカルチャーとサブカルチャーを横断する現代日本の特徴であり、世界を牽引する芸術・表現分野です。
近年のデジタル化及びネットワーク化の進展により、メディア表現間のコラボレーションが急速に進んでいます。メディア芸術学科ではコースを横断して学修を行うカリキュラムを構成し、各専門分野のメディア及び表現方法に関する基礎的な知識を学ぶとともに、いずれかの分野の技能を専門的に深め、メディアの多様化に即した提案や作品等を通じて、社会に貢献でき
る総合力を身につけます。
【特徴1】日本文化を代表するメディア芸術の魅力を理解し、未来の表現を創造する
1年次では各メディアの作品の魅力や制作現場の実態を学ぶとともに、各コースを横断する基礎力を身につけ、個性を強化しながら表現力や企画力を高めていきます。
2年次には芸術的感性を磨きながら、実社会における作品制作過程を理解できるように演習・実習形式で学びを深めていきます。
3年次以降の専門領域では、最新技術及び構造的知識を学び、未来の表現の創造に寄与できる人材を養成します。
【特徴2】メディア芸術に関わる専門領域を総合的に学ぶ
クリエイティブなメディア表現を一つの学科で学ぶことができます。1年次には各分野(コース)の共通する表現を基盤とした知識や技能を修得し、3年次のコース選択後いずれかの分野の技能を専門的に深めます。
現場での適応力を重視する学びを通じ、各コースを横断する基礎力と独創的な表現力、企画力を身につけます。
芸術的感性をバックボーンとしながら、実社会における制作現場を理解できるように演習・実習形式で疑似体験することで学びを深めます。複数の分野の基礎の上に専門的な知識を得ることで創造的な表現活動の活性化を企画します。
【まんが・コミックイラストコース】
まんが・コミックイラストは日本だけにとどまらず海外でもポップカルチャーとして人気を博しています。日本のまんが表現の基盤的表現技法からストーリー展開、メディア上での作品発表方法等の幅広いまんが表現を学びます。
まんがとして表現するだけではなく、イラストの基礎的知識からデジタル環境に対応した動画などの応用的表現への展開など、メディア表現としてのコミックイラストの可能性を広げることができるクリエイターを養成します。
【映画・映像・アニメーションコース】
映像表現の基盤となる文化的知見と技術的基礎知識を教育し、ネットワークで結ばれた現在の社会に映画・映像作品のインパクトを見直し、発表していく力を身につけます。映像作品の手法には大きく分けて実写とアニメーションがあります。各手法で用いられる技術や機器、表現方法は異なり、技術と同じく重要となるのはストーリーや登場人物(キャラクター)などの企画・演出面の構成力です。これら映像表現の基盤となる文化的知見と技術的基礎知識を学び、幅広い映像制作を体験することで、複合的にかけ合わせられるような新たな表現を提案することのできる映画監督、映像作家、アニメーター等の養成を目指します。
【CG・ゲームコース】
近年、ゲームやCGなどのデジタルコンテンツの市場規模は一貫してプラス成長を維持しており、企業からのCGやゲームなどに対するニーズは高まる一方です。CGはゲームグラフィックスや映画、CMなどさまざまな表現に用いられる技術であり、現実をも超えるような臨場感のある世界をつくり出すことができます。
CG・ゲームコースではCGの制作技術とともに造形、色彩などの美術の基礎を学んだ上でゲームデザインへの展開を行います。それにより、CGの枠にとどまらない複合的な表現力・創造力を身につけることができます。
こんな学問が学べます。
- デザイン工学
- デザイン
- 美術
- 写真
- 映像
こんな職種が目指せます。
- ゲームプロデューサー
- ゲームディレクター
- ゲームデザイナー
- ゲームグラフィックデザイナー
- ゲームクリエーター
- ゲームプランナー
- ゲームプログラマー
- ゲームシナリオライター
- ゲームサウンドクリエーター
- CGエンジニア
- CGクリエーター・CGデザイナー
- 中学校教師
- 高校教師
- テーマパークスタッフ
- フォトグラファー
- 美術教師
- アートディレクター
- イラストレーター
- キャラクターデザイナー
- そのほかのデザイン・アート・写真系の職業
- 映画俳優
- テレビ俳優
- 映画監督
- 助監督
- 映画脚本家
- 映画プロデューサー
- 映画エディター[編集]
- 制作担当(映画)
- 制作助手
- 映画宣伝
- 予告編制作
- 技術系の助手
- テレビプロデューサー
- テレビディレクター
- アシスタントディレクター(AD)
- キャスティングディレクター(テレビ・CM)
- ロケコーディネーター
- 放送作家
- シナリオライター
- シナリオデベロッパー
- 映像編集者
- ムービーカメラクルー(撮影技師)
- 照明
- 音響スタッフ
- 美術・美術監督・デザイナー
- 特殊効果スタッフ
- 特撮監督(特殊撮影監督・SFXスーパーバイザー)
- 特殊造形に関する職業
- CMプランナー
- 大道具に関する職業
- 小道具に関する職業
- CMプロデューサー
- 作家
- 絵本作家
- 童話作家
- コピーライター
- 編集者
- アニメ監督
- 漫画家
- 漫画原作者
- アニメーター
- そのほかのマスコミ・芸能・アニメ・声優・漫画系の職業
- 舞台演出家
- 舞台照明
- 舞台美術
- 美術デザイナー
- 学校No.1704