愛知学院大学短期大学部の学部・学科紹介

超高齢社会を迎える日本では、「健康長寿」の実現が急務となっています。そのなかで「口腔の健康」の大切さが認められ、「健口づくり」の担い手として活躍できる歯科衛生士が求められています。そこで歯科衛生学科では、歯科予防処置や口腔のケアなどの深い知識と高度な専門能力の修得を促すため、学生自身の「気づき」を尊重した「考える教育」を実施しています。また、歯学部附属病院や学外の医療機関での臨床実習を経て、豊かな人間性、教養、品位を磨くことも重視。人々に寄り添い、健康増進や幸せづくりに貢献できる医療人を育てます。




【歯科衛生学科が大切にしているポイント】
①教育環境
◆教員も、施設や設備も医療の最先端に触れる場所
全国屈指の教育環境が整っている本学科。歯学部附属病院で実際に治療に携わる歯科医師、歯科衛生士、言語聴覚士等の多職種が在籍。医学的な根拠に基づいて思考を深める機会になります。実習室には、歯学部附属病院での実習で触れる第一線の医療に対応できるよう、さまざまな症例の顎模型や豊富な医療機器がそろいます。

②臨床実習
◆多岐にわたる歯科衛生業務の実践を広く深く学ぶ
２年次後期から約１年間に及ぶ臨床実習では、本学ならではの教育環境を生かして豊富な経験を積み重ねます。歯学部附属病院での実習では9つの診療科を班に分かれてローテーション。さまざまな歯科医療に触れる機会に。歯科医院や介護老人福祉施設、保健所などに赴く臨地実習では、積極的に患者さんと関わる地域医療の現場で学びます。

③自発的な学び
◆自ら工夫し、学ぶ機会を。他学部との交流も刺激に。
学生が主体になって研究や発表、実習に使う資料の制作などを行います。３年次に行われる「多職種連携教育(IPE)」では歯学部・薬学部や歯科技工専門学校の学生と一緒に行うグループワークを実施。卒業研究は自ら課題を設定して能動的に行動し、自発的に学ぶ力を培います。

【充実の支援体制】
◆資格
3年次には、一人ひとりの成長に応じた個別指導を実施。着実な取り組みの成果は、歯科衛生士国家試験の合格実績に表れています。
<第32回 歯科衛生士国家試験実績>
合格率98.1%（全国平均93.0%）
※新卒のみ(受験者数103名/合格者数101名)

◆就職
目標や適性に応じた進路指導を早期から実施。
歯科医師として活躍中の卒業生のバックアップにより、毎年高い就職率を実現しています。
<就職率>
100％(就職希望者 91名/就職者 91名)　※2023年３月卒業生